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短歌の解釈

『やわ肌の熱き血汐に触れもめで寂しからずや道を説く君』に関する情報を戴きたいと思いまして投稿いたしました。 解釈の仕方、作者・・・些細な情報でも結構です。 教えてください。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • deutzia
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.6

この歌は解釈がいろいろあるみたいです。 一番有名なのは、前の方がおっしゃっていた、「道を説く君」=「道学者」に対する挑発の歌です。これは与謝野晶子自身が、自分の歌の解釈として挙げているものです。 その「道学者」が誰かについて諸説あります。 一つ目は、河野鉄南という、鉄幹に会う前に親しく文通などもしていた、同じくらいの年の坊さん(に将来なる人)です。 二つ目は鉄幹を指すといわれ、なぜなら、鉄幹が、坊さんの養子であったためと言われています。 三つ目は普通の、一般的な坊さんたちです。

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  • sugarball
  • ベストアンサー率37% (23/61)
回答No.5

こんばんは。 情報、ということはご自身が好きな歌を他の人がどう解釈しているか知りたい、という類のことではなくなにか研究に関してでしょうか。 だとするとお役には立てないのですが・・・。 歌の意味、ということでしたら、国語の時間に習った解釈は#2さんのものだったかと思います。 他の方の解釈・解説もそれぞれに興味深いですね。 断片的におもしろいと思う点を拾うと、(古い記憶です。正確ではないかもしれません) 晶子が生涯添い遂げた鉄幹が、愛国主義の力強い歌を多数残していること。対照的?でも、#3さんが紹介してくださっているサイトにも載っているように、晶子の「ああ弟よ君を泣く・・」だけを取り上げて反戦主義、と決め付けるのはどうでしょう。 時間を追って読んだことはないのですが、この二人の温度差がたんなる偶然なのか、どちらかが他方へ影響したものなのか(正負含めて)時代の流れの中で時間順にはどう進行したものなのだろうと思います。 それからまったく個人的なのですが、自由奔放で艶っぽい、と評された晶子が決して美人ではなかった、というのも同性としては興味深いですね。「わが肩に春の世界のものひとつ/崩れこしやと御手を思いし」(だったかな?)という静かで愛情あふれる楚々とした歌が、同じ晶子のものだったと知ったとき、新鮮な驚きがありました。 イメ-ジとしては恋を知り染めたときの初々しい少女の吐息とも、長年連れ添った夫に晩年ささげた恋歌ともとれます。彼女の世界はどんなふうに変わっていったのでしょうね。 回答とはずれてしまったかもしれませんが、「雑多な情報」でもよければお受け取りください。

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  • tera2002
  • ベストアンサー率17% (98/561)
回答No.4

渡辺淳一の『君もこくりこ我もこくりこ』という、晶子と鉄幹を徹底的に研究してかかれた小説があります。 (ちなみに「こくりこ」はけしの花のことです。漢字ですが出ないのでひらがなで。) 解釈としては#3のかたのでいいと思います。 10人以上の子供にあふれるような母性をそそぎ、生涯をかけて夫の鉄幹に惚れぬき、国家に対しても堂々と「ああ弟を君を泣く・・・」詠った晶子。 素晴らしいスケールの女性です。

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  • dorao
  • ベストアンサー率26% (4/15)
回答No.3

半端な記憶です。 確か、与謝野晶子が少女時代思いを寄せた人が出家した人だったので歌われた歌だったと思います。名前は忘れまたが、与謝野鉄幹のところに行く前の短歌の同人だったような気が…。 大変無責任な投稿です。ご勘弁を。 与謝野晶子本人については色々な文献があると思いますが、参考URLの「君死にたまふこ勿れ」考が真実をついているようでなかなか面白いですよ。

参考URL:
http://www5a.biglobe.ne.jp/~jinken/kochuroku.htm
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noname#118466
noname#118466
回答No.2

明治から昭和まで活躍した歌人与謝野晶子の処女作品集「みだれ髪」に収録されている有名な歌です。与謝野晶子は情熱の女流歌人として女性の自立と自由を追求した人です。この歌の大意は「あなたは女性の柔肌にふれてそこに流れる熱い血汐を感じる事もせず人の道はどうのこうのとばかり説いておられますが寂しくはないのですか」でしょう。女性を私と解釈すればもっと強烈な訴え方になると思います。 生意気な事ばかりいう若い男性に「あなた女性をしっているの」とやんわりと切り返したのかも知れません。乱れ髪の出版は1901年です。

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  • yoyoman
  • ベストアンサー率22% (153/683)
回答No.1

与謝野晶子の「みだれ髪」の一節です。 やわ肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君 で検索してみてください。

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