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アスコルビン酸のほとんどを製造しているのは中国なのですか?

最近友人に聞いたのですが、アスコルビン酸(ビタミンC)を製造して いるのはほとんどが中国で、日本にも流通しているのだというのです。 これは本当でしょうか? 最近、中国の様々な食品問題が報道されています。赤ちゃんのミルク まで混ぜ物を入れて死亡者まで出ているようです。白い粉末であるア スコルビン酸も、最近の状況を考えると残念ながら中国産は信用でき ません。 もし、分かれば、国産でアスコルビン酸を製造しているメーカを教え てください。そのメーカーのアスコルビン酸を買いたいです。ドイツ 産などでもいいです。今まで毎日ビタミンCを飲んでいましたが、国産 かどうかまでは意識していませんでした。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

はい、その通りです。 アスコルビン酸のほとんどは、中国で製造されています。 国内ではBASF(旧タケダビタミン)というメーカーが唯一残っていましたが、採算が全く採れないため国内唯一のヒカリ工場を閉鎖とし、現状品の売り切りを以って中国品に切り替わりました。 欧州(一部アメリカ)製のV.Cメーカーとしては、DSMという会社があります。これらは、あくまでV.C原体のメーカーですので、食品会社や、医薬品会社の輸入ディーラーでないと購入はできません。 (数百トン一括で買うというなら話は別ですが・・・) ですから、どこの医薬品メーカーがどこの製剤をしようしているかは、問い合わせないとわかりません。 ちなみにV.Cに注目されているようですが、各種ビタミンやアミノ酸、その他有機酸、糖類、要は食品添加物のほとんどは中国製です。中には100%中国品のものも少なくありません。 また、注意しなくてはいけないのは「国産」の定義ですが、例えば海外で製剤にまで加工されたものをメーカーが輸入し、日本国内で異物検品を行ったり別の包材に詰め替えたりすれば、それは「日本産」となります。また、原体製造が国内であっても、原材料はほぼ海外です。 ビタミンCの原料は、通常発酵法による製造では澱粉ですから、現在はトウモロコシや各種タピオカが使用されています。 さらに、ビタミン類や糖類は医薬品、栄養サプリとして認識されがちですが、食品添加物として加工、保存の目的でかなりの食品に使用されます。例をあげれば、ペットボトルのお茶をはじめ、市販ドリンク類には酸化防止剤としてV.Cはかかせません。ビタミンB、E群も同様です。 昨今の品質保証問題で中国が取り沙汰されているのは事実ですが、我々は中国が無くなると、スーパーの食品がほぼ無くなるという悲しい現実に直面しています。

bk50
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。 アスコルビン酸のほとんどが、やはり中国で製造されていると聞き、たいへん心配になってきました。また、食品添加物のほとんどが中国製だと聞き、さらに心配が倍増してきました。 今は問題になっていませんが、そのうちに食品添加物に粗悪な添加物が加わっていたなどというシャレにならないことが起こるような気がしてなりません。 一応、あるメーカーに電話で問い合わせてみますと、その会社のアスコルビン酸は英国で作っており、製造過程で中国は関係していないとお答えいただいたので、そこのアスコルビン酸を買いました。 医薬品のことまではわかりませんが、せめて医薬品は倫理観の高い、信頼できる先進国で作られていることを願います。 専門家の方にお聞きできて本当にためになりました。 ありがとうございました。

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