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うつ病を支える家族や、現在治療中の方へ。
突然ですが、タイトルどおり、質問をいたします。 家族にうつ病を2名(母、兄)を持つ人間です。 双方ともにカウンセリングに通っています。 しかし、家族としてどう向き合うべきか、 支えてはいるものの、釈然とせず、なかなか歯がゆくてしかたなく。 質問をさせていただきたいのです。 この内容を見て、現在、診療内科やカウンセリングで通院をされている方、気分を害してしまったら申し訳なく思います。 以下、家庭環境と、支えていこうとする家族の間に、同向き合って言いか、ご指摘、心理側面、病状、私と同じ立場にある方、ご意見を下さい。 兄は、母親に対し、異常なほど依存心を持っています。 兄は、父と母の口論の内容をそのまま受け入れ、母の言葉の一つ一つをきき、不安に感じています。 父は、母の病気が数年前から父親が原因で発病し、看病疲れで参っています。 そこで質問したいのです。 兄や母に共通するのは、アドバイスを求めたり、誰かに何かを後押ししてもらいたい、という強い真情が働いています。 そういうものでしょうか? 母は、家族の指示がなければ、何もせず、 兄は、幼少の頃から父にしかられ続け、トラウマになっていることから、誰かに認められていたい衝動が強いようです。 兄は、不安症なのか。変化を嫌います。 アルバイト先の変更や、勤務時間の延長など私が打診しても、一向に現状は変わりません。 新しい環境に慣れるには、始めるにはそれなりに慎重に、なるのはわかりますが、その精神的負担が、うつ病の方には、強く重苦しく受け止められるのでしょうか? 日々の記憶、行動に、記憶力が無い。 双方に共通するのは、自分が、過去、何をしたか記憶が定かではない、ということです。そのまま受け止めて話をしていくと、聞き手側が違う情報に振り回され、発言の内容と、真実がはっきりと食い違う場合があります。 私は事情を正確に理解しようとしているのですが、父の意見、母の意見、兄の意見、それぞれがことなっており、誰の言葉を信じてよいか、混乱する場合が多数あります。 喧嘩や、口論のときによくあるのですが、兄が母を怒り、父が兄を叱り、兄と母が喧嘩をし、言い合いになるときに、記憶がないがため、話が飛んでいきます。 こういうことがよくありますが、感情論になりますか? 記憶がしどろもどろになりますか? 接するには、どの程度のスタンスで、話を聞けばよいのでしょうか? 言葉に依存し、現在のおかれている状況が、周りが全く見えていない。 兄や母が行動をするための動機は、母が暇だから。 兄は、母親の面倒を見切れない、母親と接しないようにする時間をもうけるから、と、いいます。 自分が住みやすいいごこちのよい環境にいたいというのはわかります。 それでも、一歩踏み出してもらいたいのです。 母には余暇を有意義に、 兄には就職を。 それぞれに、もっと安心できると、理解してもらいたいのです。 ただし、日々の生活で、不安な材料が起こると、 それに向き合うとか自分で決断する力が、私から見ると、欠如しているように見えます。 判断の迷いのまま、言葉を発せず、自分の中に溜め込むか、 溜め込み続けて、何にも行動に動けず、時間だけが、経過していく様が 双方に見られます。 そして、考えない。理解しない。同じ事での喧嘩、口論の繰り返し。 阻害要因は多数あります。 それでも、心を強く、自分の意見を主張するのは、 それほど大きな力が必要と感じてしまうのでしょうか? また、周りの立場を見て、自分が劣っている、と卑下しまうように 見えます。 励まし続けるにも限度があり、 2名を支えるにも、向き合うにも限度がいります。 立ち直ってもらうしかありません。 怪我をしたら直るわけでもない、と理解しています。 私は、仕事をしている傍ら、24時間付きっ切りではいられません。 どうやって向き合うか、 どうやって接するか、 どうやって対処していくか。 正解は無いと思います。ただ、率直なご意見いただけると幸いです。
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長文になりますが・・・ ウチの母親の場合は、過去の出来事を自分に都合の良い内容に書き換えて覚えていますね。 自分が相手を怒らせるようなことをしておいて、相手がつい感情的になって吐いた暴言を記憶し、ことあるごとに「○○と言われた」「××と言われた」と繰り返します。 自分がどれだけ相手に酷いことをしたかはサッパリ覚えていません。 なので母の言い分は真に受けないで聞いてます。 何十年も似たようなことをされているので、だいたい事実はこうだろうと推測するしかありません。 現在、私は結婚して親とは離れて暮らしているのですが。 父も母も変わらない、変わろうとしませんよ。 もう何十年も似たようなことで大ゲンカを繰り返しています。 お互いを理解しあうなんておそらく無理なので、どちらかが思いつめて「相手を殺して自分も死ぬ」ようなことだけはしないでくれと、それだけを願っています。 ところで、私自身も結婚する前、一人暮らしで働いていた時にウツになりました。病状が悪化して仕事をクビになったので実家に転がり込みましたが、仕事ができるようになるまでに2年くらいかかりました。 その間、まず同居していた社会人の妹が根をあげました。 何を言っても私が変わらないので最後はずっと無視。 母親はもともと精神病ですから発狂してましたね。 毎日のように「何とかしろ~出て行け~」と泣き叫んで、無視どころじゃすない猛攻撃に会いました。 父親は見てみぬ振り。 母にさんざん「あなたが期待しすぎたからだ」と責められて。 確かに私は「父に認めて欲しい」「妹と同じように愛して欲しい」と、それだけのために頑張ってたんですよ。 小さい頃からムリして父親の期待に応えて、とうとう燃えつきたという感じですか・・・。 病気だった人間が言うのもなんですが「症状が酷い時は何を言ってもむだ」だと思います。 あなたがいくら冷静に分析しても、非難しても、正論を言われても、全く動じませんし何も感じません。 自分には何が必要なのか、どうすることが良いのか、実は頭では理解しているんです。でも行動できない。できれば苦労しないっていうか。 殻に閉じこもってるサナギのようだと自分で感じましたね。 エネルギーが外ではなく内に向かって流れていく、全てが自分の内側にあるブラックホールに吸い込まれていくんです。 それも周囲を巻き込んで、相手の精気を吸い取るとでも言うんでしょうか。 どうすればそこから立ち直れるのか。 これはね、経験した人ならみなさんおっしゃいますが、 「本人がどうにかするしかない」。 ほんとに歯がゆいでしょうけど、本人にしか治せない。 しばらくは充電というか、エネルギーがたまればまた動き出せるので。私は病院には行ったものの、出された薬は怖くて飲まなかったんですが、自分で「立ち直りたい」「何とかしたい」と強く思いました。 「とにかくつらい、生きていく自信がない、消えてなくなりたい」のも事実なんですが、一方でそれではダメだと声がするんです。 本能の叫びというのか何というのか、とにかく「このまま死ぬのは悔しい」 ここが正念場なんでしょうね、結果的に「死にたくない」という思いが勝てば少しずつですが歩き出せます。 というわけで、どこまでも自分との戦いなんですよ・・・ 周り、いっさい関係ないです。 ほんとに自分の中で勝手に闘ってるだけですから。すいません・・ なので、発病する前のお兄さんがしっかりした人であったのなら、 ここはだまって見守ってあげてください。 お気持ちはわかりますが、自分に必要なものは本人が知っています。 自覚はありませんが求めるものが必要なものなんです。 >自分が住みやすいいごこちのよい環境にいたいというのはわかります。 だったら協力してあげてください。 自分にとって居心地の良い環境があることがまず必要だと思います。 それが家庭になくてもいいんです。職場でもいいからあると違いますよ。
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- rin63
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こんばんは。 これから治療しに行く者からの感想です。 また、父親が同じ病気で20年くらい完全には治らない状態です。 私は今親と同居していませんが、もしこの状態で同居していたらと思うとぞっとします。 家がとても苦痛な空間になる事は間違いありません。 病気を早く治したいなら、2人一緒にいるのは出来れば避けたい事ですね。 >兄や母に共通するのは、アドバイスを求めたり、誰かに何かを後押ししてもらいたい、という強い真情が働いています。 そういうものでしょうか? 私も今同じ状態です。誰かに何か言って欲しいと強く思っています。 何かきっかけがあって、それが続いて、2人とも病気になったと思います。 そこから抜け出したくて苦しいのだと思います。 >兄は、不安症なのか。変化を嫌います。 自分から変化しようと思うようになるまで、見守ってください。 はげましは苦痛です。 例えば、私は今、これだけ回答が出来るのだから、病気はたいした事は無い、 病気でなくて甘えじゃないの、気のせいだと言われたらとても苦痛です。 >接するには、どの程度のスタンスで、話を聞けばよいのでしょうか? 病気でない家族は、喧嘩や口論は避けるスタンスで会話して、話を聞く時は、肯定するか受け流す。 くどくど言い始めたら、どこかでやんわり終わるように仕向けるといいと思います。 質問者様は、ご家族の事をとても心配されていて、しっかりした方ですね! でも少し焦っているし、疲れているようですね。 私が言うのも何ですが、あまり向き合おうとすると、持っていかれますので、 自分の生活は確保して、気長に構えた方がいいと思います。 薬もいろいろ種類があって、合う合わないもあるそうですから、 飲んだ感想などを本人から聞いたり、回復に向かっているのか様子を見て、 医者とご相談されるのがいいと思います。 何か参考になれば、幸いです。
- classicline
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うつ歴5年の者です。 いいアドバイスができるか分かりませんが、思ったことを正直に書きます。 うつ病の患者さんが家族に二人もいて、かつ喧嘩が絶えないような家庭環境で、 いい治療ができるように思いません。 とてもストレス(=負荷)の強い状況だと思います。 どちらかが入院するor二人とも入院するorお兄様は一人暮らしをする など、環境の改善を図るべきではないかと思いました。 >兄や母に共通するのは、アドバイスを求めたり、誰かに何かを後押ししてもらいたい、という強い真情が働いています。 >そういうものでしょうか 私の場合は、特にそういうことはありません。 もちろんお医者さまのことはとても信頼しており、治療をする上で色々アドバイスしてもらいたいです。 お兄様のお母様に対する"依存心"については、 "アダルトチルドレン"や"共依存"に関連している可能性があると思います。 たくさん本やHPもあるので、調べてみてください。 >兄は、不安症なのか。変化を嫌います。 >アルバイト先の変更や、勤務時間の延長など私が打診しても、一向に現状は変わりません。 >新しい環境に慣れるには、始めるにはそれなりに慎重に、なるのはわかりますが、その精神的負担が、うつ病の方には、強く重苦しく受け止められるのでしょうか? そうですね。うつ病(またはうつ病になった原因である患者さんの性格)から来るものだと思います。 そもそもうつ病の症状として気力の低下がありますので、 私から見ればアルバイトをなさっていることだって素晴らしい、尊敬します。 働こうとか、新しい環境にチャレンジしようなどといった気力が普通は湧いてこないのです。 また新しい環境への変化(=ストレス)はとてもとても大きな負担を伴います。 私の場合、退職・引越がすごく応えて、もう3年ほど前のことですが、 未だに症状は悪化したままです。 本当に死にそうなくらい辛かったです。 環境の変化に慎重であるということはむしろ、治療の点からみればいいことだと思いますよ。 よく、うつの方は調子がいいなという時に、のど元過ぎれば熱さを忘れるといった具合に、 仕事をしようとか、復職しようとか、子供を産もうとか、 ポジティブな変化に挑戦しようとしてしまうのですが、 実際にはまだ十分体調が回復していなくて、再発・再燃することがたくさんあります。 そういうチャレンジは事前によくよく主治医と相談することが必要だと思います。 >日々の記憶、行動に、記憶力が無い。 これはうつ病の症状です。 記憶力も集中力も思考力も低下します。 脳の病気ですから。 私は記憶力はだいぶん回復しましたが、一番悪かった時は、 たとえば、道を歩いていて、はっとし、 「今日、今まで何をして、どうやってここまで来たのか分からない」 ということもよくありました。 過去のことは、昨日起こったことなのか、1か月前なのか、1年なのか分からないくらいでした。 >兄は、母親の面倒を見切れない、母親と接しないようにする時間をもうけるから、と、いいます。 当然だと思います。 お母様のことが今一番ストレスになっているのだと思います。 人との接触はたとえ家族だったとしても、 患者さんの精神的なキャパシティを超えることがあります。 それを続けると間違いなく病状は悪化します。 質問者さんはお兄様・お母様に対して色々思うところがあるようですが、 病院・カウンセリングに同行されたことはありますか? 主治医の先生に相談するのが一番だと思いますよ。
- takas223
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家族やサポートに関わる人はとてもつらいのは分かります。 はがゆいですよね? 実は私も仕事の過労で鬱になったものです。 かなり重度でした。家族と意思疎通さえできず、一人ですべてをこなしていたこともあります。同じ屋根の下に住んでいるのにです。 とにかく重いときは、どんな近しい人でも関わるのは嫌でした。 すべてに対して懐疑心が秀でて、人間自体に嫌悪感を持ってました。 なので、一番近い家族にも交流できなかったのです。 それが約2年続き(仕事もしながらですが、、、つらかったです)、好転し人とのつながりが再び保てるようになりました。 1年仕事をしたのち再発しまた今、療養してますが今は普通に安定剤を飲みながら交流できています。 なのであなたのお兄さんやお母さんは、まだ交流できるだけいいと思ってください。 確かに歯がゆいのはわかるのです。 今から客観的にその頃の自分を考えるとおかしかったとしか思えない。 こんな自分なんてありえないと思います。 それに気づくのは本人が自分で立ち直るしかありません。 サポートする方は彼らに負担をかけず遠くから見守るしかない。それしかないのが現状です。 こうすればもっと楽なのに、そういうアドバイスがすごく負担です。 つらいのです、、、 なので、その歯がゆい状況は続けるしかないのが現状なんです。 自分もそうだったですが、鬱のときは本当に自分の事しか考えられない、余裕がないんです。 なので他から見るとわがままに見えてしまうでしょう。 交流できる人は主張の言い合い、喧嘩になってしまうこともわかります。 だけども、とたんに自信をなくす事もあります、、、 落ち込んだり戻ったり波があるのも鬱の特徴です。 躁鬱という症状がこの症状のひどいものです。 鬱の人はセロトニンというホルモンの分泌異常なので、深い眠りはできませんし、言うのも忍びない怖い夢をすごく見ます。 その夢を見たくなくて自殺を考えてしまう人もいるくらいひどいものなのです。 そういった自分との毎日の戦いの中で、人の事を考える余裕などないでしょう。 人生に向き合うそして決断するという以前に大変なハンデを自分に背負っていると思ってください。 精神の毎日その日暮らしなので、、、 自分も鬱を経験したので言えることなのかもしれませんが、、、 とにかくサポートしてる人はすごく疲れます。 本当に疲れてしまいます。 彼らを再起させる手助けをする事もできない。 遠くから彼らを見守るだけ、、、とてもつらいですがそれしかないのですよね。。 なんとも言いようがないですが自分が鬱を経験し家族に迷惑をかけて本当に申し訳なかったと思ってます。 多分そんな日が必ず訪れると思います。 どうが、あきらめずにがんばってください!
お礼
サポートする方は彼らに負担をかけず遠くから見守るしかない。それしかないのが現状です。 こうすればもっと楽なのに、そういうアドバイスがすごく負担です。 つらいのです、、、 なので、その歯がゆい状況は続けるしかないのが現状なんです。 自分もそうだったですが、鬱のときは本当に自分の事しか考えられない、余裕がないんです。 →ご意見いただきありがとうございます。心情が良くわかり、大変参考になりました。手助けしようとか、以前の母親の姿を思い出し、どこかでいわなきゃ、助けなきゃ、と過剰に反応していたきがします。 生活を見直し、接し方を見直してみて、相手方に意識させないままの生活が出来るようにしてみます。 一息入れながら。
- nttkirai
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率直な意見。 うつの人には 最高にかまってあげつつ、究極に見ないフリ。 これが一番。 もちろん見ないフリ、ってのは「どうせ病気だから」とかそんなんじゃなく、愛情が必要ですけど、ここまで悩んでるんですからそれは問題なさそうですね。 聞きたい話は聞き、聞きたくない話はある程度無視。 相手が感情論で来たら身を引くか受け流す。 でも本当に言いたいことは聞く。 自分のプライドも相手のプライドも尊重しつつ上手に無視。 なんてこと、出来たら苦労ないですよね。。 ただ、理想像はこうなんじゃないか、という感じです。
補足
聞きたい話は聞き、聞きたくない話はある程度無視。 相手が感情論で来たら身を引くか受け流す。 でも本当に言いたいことは聞く。 自分のプライドも相手のプライドも尊重しつつ上手に無視。 →母親が通院後、かなり不満を持っているようでした。 理由は、家族の対応の仕方でした。 とりあえず、実践してみます。 ありがとうございました。
お礼
母や兄は自分は快方に向かっていると、信じたい言葉によりすがっているのも事実です。 最適な環境が何か、模索している所です。家族としてその場を持っていければ、きっと平穏な姿がみられれるように、がんばりたいです。 自分もそうですし、自分が落ちついていられる時間や場所が何か、って考えてみました。相手が不快になる瞬間が、その都度、私が引き金になっていたのかもしれません。 ありがとうございました。