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可及的速やかに
今日新聞記事で見つけた言葉です。 最初は変な言い方だなあと思いましたが、辞書で調べると「可及的」は副詞なんですね。 でも、そうするとよく目にする「可及的な、可及的に」などの形容動詞的な使い方は正しいのかしら・・・? そんな疑問が浮かびました。 でも、それらも読んで違和感はありませんし、別にいいのかなあとも思います。 本当のところはどうなんでしょうか? よろしくお願いします。
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- Ganymede
- ベストアンサー率44% (377/839)
> 可及的速やかに > 今日新聞記事で見つけた言葉です。 > 最初は変な言い方だなあと思いましたが、 浮き世離れした方ですね……。「可及的速やかに」は、お役所言葉(または政治家用語)の常套句の一つです。「変な言い方」ではありません、税金で飯を食ってるあの連中(下品な言い方でごめんなさい)にとっては。 ただし、「可及的な実施が望ましい」、「その遵守状況を可及的に点検し」は、ご質問者のおっしゃる通り、変ですね。多様な変種まで伴い、お役所言葉が蔓延して日本語を破壊していく様子は、まるで「ホップステップ玉砕」です。 拙文で恐縮ですが、下記の質問のそれぞれANo.6、No.8回答もご覧になっていただけると幸いです。 「遺憾」…このうさん臭い言葉 http://okwave.jp/qa2043689.html 中国に加担して一体どんなメリットがあるのか、とても不思議です http://okwave.jp/qa3964773.html また、下記の質問のNo.2回答は的確で、私のうろ覚え回答などとは段違いです。 「可及的」という言葉の後には「速やかに」にしか続かないのか http://okwave.jp/qa2894633.html
- nufflin
- ベストアンサー率27% (12/44)
「かきゅうてきかつすみやかに」は1つの語句、文言で、その新聞記事で誰かが言ったという「かきゅうてきすみやかに」は、ちょっとおかしいと感じました。 私が記者ならこっそり「かつ」を挿入訂正してしまうかも。 可及的というのは私のイメージとして池に石を投げて波紋が広がるがごとく、1つの出来事に対して全部がきちんと順序だって行われていくさまを表しているように受け取っております。 処理手順として厳格・正確ではあるがスピーディーではない。 そこで、「かつすみやかに」を足して素早くて間違いのない処理を行う、という意味を持たせていると思います。 ということで、可及的と速やかはイコールでないので「かつ」がない発言には活!をいれなきゃ、と思います。
お礼
ありがとうございます。お返事が遅くなって申し訳ありません。 私も初めそう感じたのですが、辞書で調べて「可及的速やかに」が間違っていないことは質問する前に確認しました。今回お尋ねしたのは、「可及的な」 「可及的に」という言い方もいいのかということでした。 なお、前回「何とかコミッショナー」と書いたのは、調べてみたら日本プロ野球組織の加藤良三さんという方でした。それはオリンピックの星野監督の後任監督選びの話で、次のように書かれていました。 「すべてはこれから。しかしだらだらと時間をかけるわけにはいきません。可及的速やかに固める必要がある」 これは「可及的」が「速やかに」を修飾して、「なるべく速く固める」という意味になるので、問題なさそうです。 これに「かつ」を入れると、「なるべく固める、かつ速く固める」になって、かえって意味がおかしくなってしまうと思います。
先の回答者様も書かれてますが、 >「可及的な」 >「可及的に」 と言った使い方は、今のところ「誤用」と考えられます。 「広辞苑」や「国語辞典(旺文社・永岡書店・三省堂)」でも、 【可及的[副]】としか、書かれてません。 ただし、「言葉は生き物」です。 常々気になっていた、「全然OK」、「全然大丈夫」と言う若者言葉。 新しい「広辞苑」には、 >(俗な用法で、肯定的にも使う) 例:「全然同感です」 と載っていて、少し驚きました。 10年後か、20年後・・・・、「使われ方」が定着してしまった場合、ひょっとしたら、 >「俗な用法で、形容動詞的にも使う」 >例:「可及的な実施が望ましい」、「可及的に点検して~」 などと、辞書に載る日も来るのかも、しれません。
お礼
確かに何十年、何百年先のことは、誰にも分かりませんね ^^; 私がお尋ねしているのは、取敢えず現在の決まり事のお話です。 色々な辞書を調べてくださってありがとうございます。大変参考になります。 やはり、今のところは「可及的速やかに」や「可及的多くの」のように、副詞としてだけ使う方が無難のようですね。
- gootaroh
- ベストアンサー率47% (396/826)
今日はご機嫌いかがですか?⇒今日は⇒こんにちは(よって、こんにち『わ』は誤り) 今晩は○○ですね⇒今晩は⇒こんばんは(よって、こんばん『わ』は誤り) 毎度ありがとうございます⇒毎度! おおきに(大きに⇒大変)ありがとうございます⇒おおきに!(関西限定) など、本来の文章の省略形が、そのまま固有の意味を持つように変化することがあります。 「可及的に」とは、役人言葉が一般化した「可及的速やかに」の省略形で、さらに「可及的」だけで「できるだけ早急」に変化し、「可及的な」という言い方になっていると思われます。 ただし、それは、現在のところ、その表現を用いた個人のレベルでの省略形であり、まだ一般化はされていません。私も初めて知りました。一般化されていないうちは「間違った表現」ということになり、公の発言や文章で用いるのは不適切だと思われます。
お礼
ありがとうごさいます。 「可及的に」 「可及的な」は「速やかに」が省略されているわけですね、なるほど・・・ でも、「可及的」はそれだけだと「なるべく」という意味ですよね。 「遵守状況をなるべく点検し・・」だけで、「速やかに」という意味になるのかなあという気がします。
- yambejp
- ベストアンサー率51% (3827/7415)
「可及的速やかに」・・・とても一般的に浸透した普通の日本語です。 いわゆるアサピー(asap)ってやつですね。 ご存じないようであれば、もう少しいろんな文章を読むようになさると よいかとおもいます。
補足
「可及的速やかに」が間違っていないことは分かっています。 お尋ねしているのはそういうことではありません。
- ecoshopQ
- ベストアンサー率10% (18/172)
それでよいです。可及的は普通に使います。 それよりも、男のくせに「かしら」はやめたほうが いいでしょ。
お礼
ここは女は投稿しちゃいけないんでしたっけ? (笑 それよりも、あなたは何の専門家なんですか?
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
- ベストアンサー率20% (605/2887)
「可及的な」、「可及的に」いずれも、使う例を考えられません。 勤務先でした教育機関で、えらい学者常務理事が、立ち往生するとよく、「「可及的速やかに対処します」とかを連発していました。 ご質問の通りと存じます。
お礼
ありがとうございます。
- cosmos-kt
- ベストアンサー率29% (43/147)
新聞などで記述する場合には、文字数の関係で省略される場合があるのだと思います。 この場合には、「可及的に かつ 速やかに」の略語として「可及的速やかに」となっているのだと思います。
補足
質問の意味が上手く伝わっていない気がするので、補足します。 昨日新聞で見たのは「可及的速やかに」です。確か野球の何とかコミッショナーという人の話の引用でした。 私は「可及的」という言葉を見たのはその記事が初めてで、その時は「可及的だ」という形容動詞なんだと思いました。 だから「あれ、この言い方って正しいの・・・?」と思ったのですが、辞書を調べてみたら「可及的」は副詞で、「なるべく、できるだけ」という意味であることが分かりました。 ですから、「可及的速やかに」は「なるべく速やかに」という意味になるので、別におかしくはないことが解りました。 それはいいのですが、その後ネットで調べて見ると、「可及的な実施が望ましい」、「その遵守状況を可及的に点検し」など、形容動詞みたいな使い方もされていることが分かりました。 ただ、辞書には副詞としか説明がありませんし、これらの例に「なるべく、できるだけ」という意味を当てはめると意味がおかしくなるんじゃないかなあと思ったのです。 「可及的な実施が望ましい」・・・ なるべくな実施が望ましい 「遵守状況を可及的に点検し」・・・ 遵守状況をなるべくに点検し それで質問してみました。
お礼
>(下品な言い方でごめんなさい) 本当ですね (笑 でも、「税金で飯を食ってるあの連中」がいなければ、あなたもさぞかし困るんじゃないかと思いますよ ^^