- 締切済み
食料問題と大量消費社会との関係
アフリカなどでは、飢えているのに、巨大な食料輸出国です。 自分たちの食料ではなく輸出向けの原料や農産物を作るために、基本食料の生産に使われていた、土地を奪われ、大量摂取の構造に取り込まれました。 この構造はどのように生まれたのでしょうか?? 倫理的には完全に悪ですが、経済的にはしょうがないのでしょうか?? この仕組みを作ったのは、アメリカや日本などの高度資本主義社会だと思いますが、なぜこのような反倫理的なことが起こってしまったのでしょうか?? 大量消費社会の仕組みがそうさせている気がするんですが、ポイントをつかめません。 どなたかご教授お願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- bananasand
- ベストアンサー率21% (117/533)
生産者と消費者という単純な構造でみれば、そこに倫理に反するところはありません。 一方、そのままでは餓死する蓋然性の高い人々に緊急的に食料等を供給しない、そして、そもそも彼らが自立できない状況にあるということに問題があります。如何に彼らを将来に渡り永続的に自立させるかが本来の課題ではないでしょうか。博愛、人道上の緊急措置はあまりに長期に渡っては継続できないし、その理念のみに基づいた社会システムは原理的にも歴史的にも不安定なのです。 確かに、自由主義経済や大量消費社会が大量餓死者を生んだという視点において、物が生死に関わる食料であるが故に、国家間でこれに介入する余地は大いにあるでしょう。しかし、社会体制如何に関わらず、とにかく彼ら困窮層の能力や才能を生かし大きな生産活動の中に組み込む仕組み作り、つまり、彼ら自身に生産性を持ってもらうにはどうするか、その援助の方が大切だと思いますね。
難しい説明は出来ませんが、高い値段で売れるから、自国貧困所得者が食料を買えない為でしょう かといって輸入中止すれば生産もしないので タイミングで餓死者はやっぱり出てくると思います よく欧州系の資本がアフリカを支配して苦しめたかのような思い違いをしていますが 実際はタダで雇用したわけでなく 資本によって収入も今までより豊かになっているはずで、それにより人口も増えたので、格差とか経済の波によって飢餓も発生したということです
おいしいコーヒーの真実という映画を見ましたが思ったとおり収奪される側とする側というステレオタイプな捕らえ方でした。 問題は工業化を阻害する要因が複数存在するという事でしょう。 日本を含め工業化に成功し高度成長を成し遂げたアジアの国と比較するとよく解かります。
×「生産の社会的性格と取得の私的主本主義的形態との矛盾」 ○「生産の社会的性格と取得の私的資本主義的形態との矛盾」
1、「大量生産・大量消費・大量廃棄」を大もとからただす。 2、「人にやさしく環境を大事にする社会」をつくる視点で経済と社会を見直す。 3、将来にわたって「持続可能な経済・社会」を実現する。 >ポイントをつかめません。 「生産の社会的性格と取得の私的主本主義的形態との矛盾」がポイントでしょう。 平たく言えば、「果実を集めた者が勝ち」ってこと。 どんなに社会的な役割を標榜する企業でも、その利潤は生産手段を持つ一部の人間の元に。 で、一旦、そこに集まれば、それは一部の人間の管理下におかれます。 で、利潤を管理する一部の人間の最大の関心事は、更に多くの利潤を集めること。 「果実を集めた者は果実に支配される」ので、当然にその所業は非倫理的です。 ですから、上記3点の変革は「果実を集める者達」には不可能なことです。