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胃ろうを拒否した場合
76歳の父親です。2年前に交通事故にあい、左手、足がほとんど動きません。嚥下も難しく、6月から誤嚥性肺炎を起こし、医師からは胃ろうを勧められています。意識も多少わからなくなって自分で判断がつきにくい状況です。 胃ろうについて基本的な説明は医師や看護婦さんから丁寧に教えていただきました。ただ、本人がまだ意識がはっきりしている時から、胃ろうなどの処置はしないでほしいと何度も強く言われていました。今も本人は拒否しています。 娘の私としては、長く生きてほしいというより、本人の希望通りで、苦痛を伴わない生活を少しでも送らせてあげたいと思うのですが、胃ろうを拒否した場合、餓死のような大変な苦痛が伴うのでしょうか?現在では一日にゼリーを一つ、むせながら食べるのがやっと、という状況です。 どうぞよろしくお願いします。
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この6月に義父を見送りました。 うちも誤嚥性肺炎を起こし、胃ろう対象です、といわれましたが、ホームの看護師さん、スタッフ、主人のかかりつけ医とたくさんの方に相談したところ、皆、胃ろうは勧めない、とおっしゃっていました。 口から物が食べられなくなったら、寿命で良いのではないか、と。親を餓死させる気か!といわれそうだが、健康なひとがお腹がすいてひもじくて死んでいくのとは違う、口から物が入ってこなくなると、徐々に身体の機能が落ちて枯れたようになって死んでいく。今までたくさんの方を見送ってきたが、これが一番自然で苦痛の少ない死に方のように感じる、いわゆる老衰です、とおっしゃっていました。 うちでは胃ろうと経鼻栄養は拒否し、抹消点滴と中心静脈栄養を選択しました。中心静脈栄養も再考の余地がありますが、これで家族が覚悟できる時間が取れた、と思います。 ちなみにネットで探した統計で確実ではありませんが、余命 抹消点滴のみ、2-3ヶ月、 IVH 半年から1年 胃ろう 2年から4年 感染症や合併症が起きない場合です。 私たちもさんざん悩みました。でも決定権は家族と本人にあると思います。
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- samuine
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No.4です。ご返信ありがとうございます。 うちの場合は低栄養による死亡ではなくて、痰の吸引が間に合わず、取りきれないための窒息死でした。呼吸が止まっています、と電話で呼ばれたのでその瞬間には間に合いませんでした。これも気管切開とかしていれば良かったのかもしれませんが、それも拒否していました。 前日にお見舞いに行き、「どこか痛いとこある?」「どこも痛くないよ~。」「でもしんどいでしょう?」「あ~、しんどいねえ。」と。痴呆が進んでいましたが、この日は筋の通った会話ができました。それで良かったと思います。相談者さんは苦痛を伴わない生活を送らせてあげたい、とのことでしたが、私たちは苦痛を伴うのであれば、長引かせたくないなあ、と考えておりました。 相談者さんのお父様は少しずつでも口から物が食べられるのなら、それを大事にしたほうが良いと思います。口から食べることは最後の楽しみだと思うからです。でもお父様は70代でまだお若いですよね。胃ろうで体力がつけば回復できるかも、と病院も進めてくるのだと思います。悩みますよね。 下のサイトは2chですので、話半分ですが、でも結構まじめに医療関係者が書いていると思われます。私は参考になりました。
お礼
丁寧なご回答、本当にありがとうございました。パソコンの故障のため、お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。 参考の2CHも見させていただきました。父親はあれから何度か熱を出し、そのたびに胃ろうを薦められていますが、今のところ口からもなんとか食べることができるので、やはりその方向で頑張っていきたいと家族は考えています。 皆様のご意見と参考サイトは本当にありがたかったです。 本当にありがとうございました。
- aiyaman
- ベストアンサー率0% (0/1)
うちの父親は75歳でこの1月に亡くなりました。 数年前にパーキンソン症候群が発症し肢体不自由な中、誤嚥性肺炎を発症し救急で入院した先の病院で「胃ろう」を薦められました。しかし、自宅では口からなんとかでも食べることが出来てたのに、いきなり「胃ろう」はないんじゃないかと。その時は家族の希望としてもう一度自宅へ連れて帰り、口からの摂取を続けてみると言うことで退院になりました。 しかし、やはり数ヵ月後には口からの摂取が難しくなり、本人にも承諾してもらい「胃ろう」をすることになりました。 医師の説明では「胃ろう」をすれば老健でも面倒見てくれるし、栄養は取れるしとメリットばかり説明され、しかし現実には「胃ろう」を拒否する老健ばかりで下調べの大切さを感じました。 しかし結果として、いくら「胃ろう」をしても最後は胃から咽に逆流し肺炎を起こしてしまう・・・。 本人も含め、考えに考え悩みに悩んだ選択だったので、後悔はしていませんが、「胃ろう」をすることがいいのか悪いのか。最後に決めるのは医師でも看護士でもなく、家族が決定されるのが最善の選択だと思います。 家族が選んだ手段であれば結果はどうあれ納得できます。 父が亡くなってから思うことは、「胃ろう」をするかしかいかに振り回された父の人生の最終章でしたが、最期を母親が見取れた事が一番慰めになったことです。 「胃ろう」が救世主ではなく家族の思いが患者の心の支えになるのではないでしょうか。 すみません、あまり参考にはならなかったかもしれませんが、kakashikkoさんのお父さんがむせながらでもゼリーを食べられるのであれば、私なら今ならそのまま口からの食事が大切だと思います。 残酷なようですがこれが老衰だと思います。 「胃ろう」は、個人的にはすきではありません。
お礼
親身なご回答、本当にありがとうございました。パソコンの故障でお礼が遅くなりましたことお詫び申し上げます。 父親はあれから何度か高熱を出して、そのたびに胃ろうを薦められていますが、今はまだ口から栄養が取れる状態なので家族はその方向で考えていきたいと思っています。 実際経験された方の意見は本当に身にしみます。今後もまた悩むと思いますが、家族が決定されるのが最善の選択と言っていただいて心強く思うことができました。 辛い経験からの貴重なご意見、本当にありがとうございました。
- yu-hi1648
- ベストアンサー率57% (12/21)
ごめんなさい。 しばらくは、というより他ありません。 点滴の栄養は悲しいぐらい低いです。主はぶどう糖でそこにビタミン剤など足していますが、500ml入れてご飯一杯分無いぐらいじゃないかと思います。普通の点滴は栄養を取るのではなく、水分を取るのだと思うほうが正しいです。 しかし点滴をすれば解熱剤や抗生物質も入れてあげられますので 何もしない選択よりはご家族もご本人様も穏やかな時をもてるのではないかと思うしだいです。
お礼
重ねての質問に迅速に答えていただいてありがとうございました。 今は熱が引き、栄養のみを点滴で補っている状況です。本人は胃ろうを拒否する意思が強く、家族はそれを尊重して嚥下リハビリを専門病院でお願いしていますが、病院側からは、まずは胃ろうをして栄養状態を回復してからでないと、と強く言われています。 家族でどのように決断するかはまだ決まっていません・・ ありがとうございました。
- yu-hi1648
- ベストアンサー率57% (12/21)
普通に点滴するか、IVH(鎖骨下静脈から高カロリー輸液)、経鼻栄養、胃ろうの選択になりますが、胃ろう拒否ということは他の方法も嫌なのでしょうね。普通に点滴をしていますと、そのうち入らなくなってきます。IVHは感染の危険性高く、経鼻は本人の苦痛が胃ろうより大きいと思いますし、一長一短です。 胃ろう、IVH、経鼻栄養の方法をとらず点滴もしないとすると お見送りする方にも看取る覚悟がいるかと思います。あと数日内でお別れする、という覚悟です。 そういったお気持ちにまだ到底なれないのでしたら、とりあえず普通の点滴は続けてください。
お礼
回答ありがとうございます。質問ですが、点滴が入らなくなるまで、どのくらいかかるものでしょうか?もちろん個人差が大きいとは思いますが・・ もしできるならご回答ください。
- 23GURU
- ベストアンサー率34% (8/23)
ムセリながらの食事は肺炎とかになる危険性がある等の説明があったと思います。 基本的に僕も口腔摂取以外の栄養の補給は好きではありません。 病院側も胃ろうを拒否された場合は点滴などで最低限の栄養の確保するしかないと思います。それなりに苦痛はあると思います。 どちらにしろ遅かれ早かれだんだん体力が落ちていって亡くなるのは同じなのだから本人の希望通りにしてあげたほうがいいと思います。 徐々に衰弱していき認知症も出てくるかもしれませんし、性格も変わるかもしれません、家族はソレに耐えながら見取るのも選択の一つです。
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
丁寧なご回答、本当にありがとうございます。 現在胃ろうをせず、口から高カロリーの流動食を日に3回とっている状態です。まだまだカロリーが足りないらしく、病院からは重ねて胃ろうを薦められています。 半分惚けた感じなのですが、時々正気に戻るときに、本人も胃ろうをするか どうか迷っているようなことを言うようになりました。 大変失礼な質問になるかと思いますが、義父様を見送られる時、苦痛など 感じられているようでしたでしょうか。差し支えなければお答えいただければ幸いです。申し訳ありません。 最後の決定権は家族と本人にある、と言っていただいたお言葉が、今の私には身にしみてありがたいです。 ありがとうございました。