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戦国時代の敵味方の見分け方
戦国時代のテレビとかを観て疑問を感じております。何千人もの敵味方で刀等で戦いをしていた当時は、どうやって敵味方を区別したのでしょうか。よく、背中や手に○○軍という明示旗はみかけますが、実際、人間同士が「刀」等での接近戦をしている時に、興奮や精神面で究極な状態になっているわけで、適味方の区別なんか正確にはできないと思うのですが、いかがなものでしょう・・・。宜しくお願いします。
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昼間の戦いでは旗指物で区別しました。 日本刀は折れやすく、曲がり易く鍔ぜり合いの激闘に耐えられるものではありません。 重い甲冑を付け刀を振り回したら10分で息が切れるゆえ、映画・テレビで見るような、刀での鍔ぜり合いというものは実際殆ど行われませんでした。 実際の戦闘では飛び道具が戦場の主役でした。 戦場の出番は、鉄砲射撃に始まり、弓矢攻撃、石などの石礫投擲、槍ぶすま攻撃でした。 また、戦国合戦で騎馬武者が刀を振り回すような場面も有りませんでした。 実際は、馬の首が邪魔になり刀を振り回すことはできません。 上記の通り、戦国時代の戦闘において、近接戦が最初から行われることはなく、近接戦があったとしても槍対刀でした。 そういう状況下、旗指物で敵味方を区別する比較的冷静な戦闘が行われていたようです。 因みに、夜戦や霧の中での戦闘では合言葉が敵味方の区別に使われました。 http://homepage1.nifty.com/akazonae/second/naomasa/sasimono/hata.html
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- komes
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団体戦ではまず味方は密集しており、旗印、袖印、鎧の色、さらに号令などの方言、などで味方の確認ができます。 従って混戦になる以前まではこれらの識別により密集して進撃しますから敵の識別は簡単です。 混戦といっても一人になる事はメッタにありません。 といっても同士討ちが皆無と言い切れるわけではありません。 戦場馴れをしていない雑兵ではありえたでしょう。 戦場での名乗りあいでの識別という手段もありました。
お礼
考えてみれば、単純のそういうやり方だったんでしょうね。どうもありがとうございました。
- augustinus
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戦国時代で敵味方の区別を一般的な兵がする必要はありません。 基本的には手柄は有名な武将を倒さないと得られないわけですから、目立つ甲冑を着けた武将、特に馬に乗った武将に兵は群がります。 戦国時代は、だいたいどんな軍団も頭を取られたら終わりです。 甲冑をつけた武将は、前立てか、旗指物で大体どんな人物か分かるので、その武将を倒そうと必死になります。 武将側は、そばにこられないように周りに部下が固まります。 運動会の棒倒しのような情景です。 だから、実際はどっちが敵味方かは、ある程度分かります。 近代戦のように、お互い兵士を減らしあう殺し合いは、実際あまりしなかったのが戦国時代です。 戦国時代は兵士はイコール農民ですから、減らすより温存するほうを重視してました。 最近の戦争のイメージで考えると分かり難いですが、とにかく戦国時代の武将は目立ってましたから、 その武将めがけて殺到するというのが基本ですので、一般兵の区別は要らなかったでしょうね。
お礼
なるほど~・・・貴重なご意見ありがとうございました。勉強になりました。
お礼
大変、勉強になりました。ありがとうございまいsた。