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化学反応式の量的関係について
高校の化学についてです。 問題は 『アンモニアソーダ法で塩化ナトリウムから炭酸ナトリウムを10kg作りたい。必要な塩化ナトリウムの質量(g)を答えよ。ただし、反応は理想的に進み、原子量は H=1.0 O=16 Na=23 Cl=35.5 とする。』 というようなものなんですが、 NaCl+CaCO3 → Na2CO3+CaCl2が 2NaCl+CaCO3 → 1Na2CO3+CaCl2になって ここから「モル 6.0×10の23乗」をつかって 計算するのはわかるのですが どのように解いていくかが分かりません。 お願いします。
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反応式から、2分子(と表現するのは正確ではありませんがここでは便宜上)のNaClから1分子のNa2CO3ができることがわかります。 従って、2モルのNaClから1モルのNa2CO3ができるわけです。 さて、問題文から1モルのNa原子の質量は23 g、Cl原子の質量は35.5 gであることから1モルのNaClの質量は23 + 35.5 = 58.5 (g)となります。これを式量と呼びます。 同様に炭酸ナトリウムの式量を求めて仮にM(Na2CO3)とすると10 kg→10000 gの炭酸ナトリウムは、 10000 / M(Na2CO3) (mol) となりますので、コレに必要な塩化ナトリウムのモル数ひいては質量がわかることになりますよ。 残念ながら、アボガドロ数(6.0×10^23)は使う機会がありません。