- ベストアンサー
ガス(EOG)滅菌についての疑問
- 質問者は勤めている病院でガス(EOG)滅菌について疑問を持っています。
- 他の人に聞いても答えが得られないため、色の変化について不安を抱いています。
- ガスの商品名や成分に関しても触れており、滅菌の信頼性について知りたいと思っています。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
お礼拝見しました。 >手術器具類はオートクレーブによる滅菌をしています。 >ただ、カテーテルと留置はEOG滅菌なのです。 という事は、これは問題な行為ではなく、ちゃんとした理由の下にわざとそうしていると考えられます。 プラスチック・ゴム類は基本的にオートクレーブは熱でダメですが、EOGもダメな事が多いのです。 理由は一般的にプラスチックやゴムが熱に強くない事、EOGは強い酸化剤である事を考えていただければ多少の化学の知識があれば理解できるだろうと思います。 その為、どうしても滅菌をやる場合はグルタルアルデヒド→精製水で洗浄→乾燥、で滅菌はせずにコールド状態のまま袋詰です。 当然、ホットとコールドの使い分けも出来ないレベルの職員はその作業に従事させてもらえません。 常に勉強が必要でした。 また、私のいた病院で、ファイバースコープをEOGに放り込んでダメにして雷を貰った人がいました。 現在の機材は多少の進歩があるかもしれないですが、そういう機材ごとの注意というのも結構あり、又、新製品などはそういう点が改良されている場合もあるので常に一定ではなく、そういうのは、一つ一つチェックしていくよりありません。 それから、こういう場合、よくある間違えが、「それなら内側のパックはインジケータ付きのパックである必要はないので、経費節減・・・」と普通の袋にしてしまうパターンです。 よく考えてください。 ご質問のようなケースでは、内部の機材はEOGに触れてはいけない、と考えられます。 こういう場合、インジケータは逆に読まないといけません。 発色している機材は劣化の危険があり、使ってはいけないのです。 以上、このやり取りで私の認識した結論は、行っている作業その物には問題はないと思われます。 しかし、先輩や上司がその理屈を説明できず「染み込んでくる」などととんでもない説明だった事は問題でしょう。 将来、行程の改善などがあるでしょうが、そういう時、致命的なミスに繋がります。 私はそちらの現場にいないですから、詳しい状況は判りかねますが、少しは参考になればと思います。
その他の回答 (5)
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
もう一点、大事な事がありました。 材料室?を通る全ての機材がその様に扱われているのなら、先の回答が当てはまりますが、ご質問で、機材が指定されています。 これらの機材は「EOG禁止」機材の代表例ですが、いかがでしょうか。 EOGに接触する事により、プラスチック・ゴム部分などが劣化し損耗してしまう物です。 劣化した状態で使うと、ご質問機材のどちらも致命的な事態を起こす危険があります。 この場合は、やむなく、厳重に洗浄を行った後、EOGに触れないようにパック詰にしてその袋をEOGに入れる、という事をします。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
また失礼します。 お礼を見ると私の知識が非常に時代遅れなのでなければ、そのシステムはちょっと変です。 >「透過性がある」・・・という滅菌パックを私は知りません。 何より、インジケータが反応しない事が間違っているという根拠になりませんか? 入れる物については、洗浄上がりの物は、無菌操作で扱われますので、理論上は滅菌済みの扱いを出来る事になりますが、洗浄は滅菌法で定義された方法ではないので、通常は更に滅菌操作を必要とします。 #高度汚染物やTB・HB・エイズ等に使用した場合などは、あらかじめ滅菌してから洗浄に回すのが普通ですし。 従って現在の方法は、二重保護という以外の意味をなしてません。 洗浄~パック詰までの操作がきちんとエラーなく機能していれば、それでも全く問題は起こりませんが、法令関係の査察が入った場合は引っかかると思います。 考えられる原因として、昔はEOGではなく、オートクレーブでやっていたのではないでしょうか。 オートクレーブなら、袋を何重にしても、圧力と温度で滅菌しますので、インジケータも反応するし、問題もないです。 また、オートクレーブでやる場合、重なってる場所など、冷却工程で水が飛ばない事があり、濡らしたくない場合は、更に袋に入れてやる、というのはよく行われていたように思います。 以上より改善を必要とするケースではないかと思いますが、新入りが言うのは難しいと思いますが、直属の上司にでも、一度、相談しておくべきです。 ただ、相手にしてもらえない場合ですが、保健所に連絡すると必ず査察が入ると思います。 そういう時、事前にそういう相談をしておくと、逆ににらまれてしまう可能性がありますので難しいかもしれません。 なお、事故の可能性ですが、先に書いたように、洗浄~パック詰までが問題なく機能してる分には、この方法でも事故は起こりません。 事故というのは大抵、何かのヒューマンエラーが原因です。 従って、問題があったとすれば、事故の危険ではなく、プロトコルにのっとっていない、という行政上の問題かと思われます。 こういう場合、プロトコルは、安全である事を行政が保障する方法、ですので、我流の方法で事故を起こした場合、プロトコルを使用しなかった、という事が詰められる事になります。
お礼
いえ。きっとこちらが時代遅れなのだと思います。 「時代遅れ」だけですむと良いのですが。。 オートクレーブもこの病院にはあり、 手術器具類はオートクレーブによる滅菌をしています。 ただ、カテーテルと留置はEOG滅菌なのです。 厳しくも鋭いご指摘をありがとうございます。 大いに参考にさせていただきます。 myeyesonlyさんのおかげで「おかしいと感じるの は自分だけじゃない」という確信がもてましたので 機会をみつけて院長に相談してみようと思います。 もしクビになったらその時はその時です(笑) もう少し自分でも調べて、相談してみます!!
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
また失礼します。 書いてある手順をよく読むと・・・ 滅菌済みの物をパックに入れてシールしちゃうんですよね? 通常、インジケータはパックの内側を反映するようになってるはずですので、この方法では、EOGが充填されるのは、外側の袋とパックの間の空間になります。 すなわち、インジケータはその空間になければ当然反応しませんから、最初にパックをシールしてしまえば、パック内のインジケータは反応するはずがありませんね。 これを確かめるには、パックその物にガスを充填して残りの工程を同様にやってみればいいでしょう。 ここで判らないのは、何ゆえ、パックをそのまま用いずに袋に入れるか、ですが、以前にパックの破損事例でもあったのでしょうか。
補足
ご丁寧な回答をありがとうございます。 そうなのです!手順にも疑問がありますが他の看護婦と 同じようにしないと今私一人がやり方を変えるわけにはいかず。。 >滅菌済みの物をパックに入れてシールしちゃうんですよね? 答えはNOです。 滅菌済みではないものをパックに入れてシールするのです。 それから外側の袋の中にEOGを充填させることになるので、 ひょっとして滅菌パックの中ではなく外側のみが滅菌されていると いうことになるのでしょうか?だから色が変わらなのでしょうか? それなら納得してしまいます。。。 教わったときは「滅菌パックは通過性がある」ということ、外から中には入るが それが出ないようになっている?というようなことを言われました。 もちろん、外側の袋は通過性はないという前提です。 滅菌パックの構造の問題になってきますね。。 もし何かご存知でしたら重ね重ねよろしくお願いします。
- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
あの、人命にかかわる病院で行われていることについて このようなところで質問されて解決しようって かなり違和感を覚えるのは私だけでしょうか? >今までこの方法で数十年間感染症を起こした事はないとのことですが、大変気になります。 本当に気になるというか、チェックすべきことだとお思いならば、 滅菌パックのメーカーの担当者なり、それも持ってきてくれる出入りの業者の方に聞いてみるなり、 確実な方法で解決してほしいと思うのは私だけでしょうか?
補足
ここでの質問に違和感・・・おっしゃる通りです。 しかし私は勤めはじめたばかりなので、 今の時点ですぐに言う事ができない状況です。 滅菌パックのメーカーに聞くにしても、その際は病院名を言わないと いけないかもしれないのでまずはここに書き込みさせてもらいました。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。 そのパックのインジケータは何用の物でしょうか。 オートクレーブ用のを使ったら当然インジケータは反応しません。 ガスの銘柄ではなくて、パックの銘柄と使われているインジケータの種類を調べて、実際行っている条件と比較してください。
補足
ありがとうございます。使っている滅菌パックのインジケーターは オートクレーブ(AC)とガス滅菌(EO)両用です。 ACだと処理済と表示され、EO滅菌されていると色が変わるものです。
お礼
色々なパターンを考えてくださり、ありがとうございます!! >この場合は、やむなく、厳重に洗浄を行った後、EOGに触れないようにパック詰にしてその袋をEOGに入れる、という事をします。 本来カテーテルもディスポですからね。そのような可能性を考えて二重にしていたのかもしれませんね。 どの本を見てもEOG滅菌の詳しい手技方法が載ってなかったので、myeyesonlyさんのアドバイスがとても助かります。