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「AでBをする」を「BをAでする」に置き換えられますか
「どこで何をする」と「何を何処でする」は置き換え可能ですか(家で本を見る→本を家で見る)。もし出来れば、両者の異なるところは何でしょうか。 どうか教えてください。
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いわゆる強調構文というやつです。何を強調するかの違いです。内容は同じでも、印象・インパクトは変わります。 日本語の場合、述語(動詞)に近い方が強調されます。 なお、強調構文は他の言語でもあるようです。 ドイツ語の強調構文 http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/german/md10.html スペイン語の強調構文 http://www.nanzan-u.ac.jp/~ktaka/hakusui/k/kyouchou.htm
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- cyototu
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貴方の質問と回答者さんの反応を見て大変参考になりました。以下に述べることは回答ではありませんが、考えさせる質問をしてくれたので、感謝の気持ちで書いております。貴方の質問のおかげで、何故日本人が欧米人と比べてプレゼンテイションが一般に下手なのかの理由の一つが判った気になれたからです。 人に話すとき上手なプレゼンテイションでは、一番大事なことを始めにいきなり言ってしまうのが原則です。その後に、何故それが大事なんかを説明すれば良い。そうすれば、聞き手は既にゴールが判っているので、途中の話の論理を常にそのゴールとの関係で聞いてくれるようになります。 しかし、もし一番強調すべきことが最後に出てくると、聞き手はなんでそんな話をしているのかが最後まで聞かないと判らない。したがって、大変聞きづらい話になってしまいます。 ところが、#1さんも#2さんも共に教えて下さっているように、確かに、日本語の文章や話し言葉の表現では、述語(動詞)に近い方が強調されていることに同感です。 これはどうやら深刻な問題のようで、普段の話し言葉とは違ったプレゼンテイションをする場合には、日本人は欧米人とは比べ物にならないくらい大変な努力と認識が必要なのだと思いました。
>家で本を見る→本を家で見る この例ですと、後者は後置された文(特に家)が強められていますね。