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京都議定書 達成後にどうなる?
y-konsanの回答
- y-konsan
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IPCC第3次、第4次報告によれば、AC1000~1950年までの気温変化は-0.5~0℃の間で変動し、1950~2005年で0.7℃上昇した。気温と相関関係にあるCO2濃度は過去1万年間、260~280ppm間で変動していたが、過去150年間から上昇し始め、現在は380ppmに達している。。 今のままでは、100年後には800ppmに達し、気温は4.5℃(1900年比)上昇する。 地球温暖化によって、今後数世紀間は気温も海面も上昇するので、できる限り低い濃度で安定させることが望まれる。気温が2℃(1900年比)を超えると、最大30%の種で絶滅のリスクが増加、殆んどのサンゴが白化する。 それで、2℃(1900年比)を超えないよう温暖化防止を図ろうと言うのが欧州先進国の目標。そのためには、2050年までに世界全体で今の排出量を半減。EU各国は2050年までに60~80%削減、日本は70%削減で検討中。米国民主党候補も80%削減を公約に掲げている。 気象予報士の中には、ヒートアイランド現象によって現在3℃上昇している東京の気温と混同して、地球の平均気温が2~3℃上昇しても人類はやっていけるように言う人がいますが、これは大きな間違いです。ヒートアイランド現象による温暖化への影響は殆んどない(4次報告)。地球温暖化による1℃~2℃の上昇でも人類や生態系への影響は非常に大きい。誤った情報の発信は極めて有害です。 温度とリスクとの関係は、環境省のIPCC第4次報告で分かりやすくまとめられています。 http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/ar4syr.pdf の47ページ
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