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特許関係の仕事と弁理士の勉強について

packkichiの回答

  • packkichi
  • ベストアンサー率30% (3/10)
回答No.3

お二方が既に書かれているように、発明の特許性の判断については、弁理士試験に合格しているからできる、というものではないです。 特許性の判断の中で主要なものが、新規性及び進歩性です。 これらは、ベースとして持っている知識から直感的に判断できるものではなく、あくまで従来技術との比較により判断するものです。 請求項に記載されたある発明の特許性を調べたい場合には (1)その発明に近い従来技術(主に特許公報に記載された技術)を調査する「調査能力」 (2)調査により抽出した一つ又は複数の従来技術と、その発明との違い(相違点)を技術的観点から正確に把握する「分析能力」 (3)その違いを、新規性、進歩性の判断基準に照らして、最終的な特許性を判断する「判断能力」 の3つが必要になると思います。 ここで、(1)(2)は、弁理士試験とは全く関係ないものですね。 (3)については、技術的知識に加え、特許庁の「審査基準」及び「裁判例」についての知識が必要になってきます。 これら3つは、経験豊富な知財部員及び弁理士であれば、備えていることが多いのではないでしょうか。 私の考えですが、例えば、これら3つのことをエンジニアの方が把握していれば、効率的な技術開発が可能になると思います。

_hitoshi_
質問者

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