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中印の台頭と人類の存亡!

omegerの回答

  • omeger
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回答No.4

第一には、枯渇すると騒がれる資源ほど他の資源に変わりうるという事。 何十年も前、食器に使われていた錫の枯渇というのが騒がれましたが、 今日では食器は錫ではなくプラスチックに変わったようです。 何十年も前、通信ケーブルに使われていた銅の枯渇というのが騒がれましたが、 今日では通信ケーブルは銅ではなく光ファイバー(ケイ素)に変わったようです。 不足しそうになったり枯渇が騒がれたりで、 価格が上がると、代わりとなるものの人気が高まります。 近年も石油価格が上がったことで、風力発電や原子力発電の コスト・採算性に変化が現れています。 ただ、石油価格が今後どう変化するかは読みづらく、 しばらく下落するのではないかという人が多いですが。 代わりの素材や技術の研究開発を支援していく必要性は考えられます。 こういった研究の規模は現状ではGDPのほんの一部に過ぎませんが、 日本は最先端の素材を作ることに関してはトップレベルの実績があります。 研究活動を重視して世界の環境問題に貢献できるかもしれません。 あるいは価格変化が鈍ければ、悪いものの課税を強化して、 良いものの課税を減免したりして変化を促す方針も考えられます。 第二に埋蔵量の意味。 30年以上前にも、石油は30年で枯渇すると騒がれていました。 しかし、この埋蔵量(可採埋蔵量)という言葉は案外複雑な用語で、 正確な定義を調べて使っている人はごく少数です。 それに化石燃料は石油だけではなく天然ガスや石炭もあります。 化石燃料の限界の問題は、枯渇よりも地球温暖化や汚染物質の方にあります。 第三に枯渇の意味。 価格が数倍~数十倍に跳ね上がった場合、インドやアフリカの人が 利用しづらくなる可能性はありますが、先進国の人は かなり高くなっても利用できるのではないかという事。 先進国においては、GDPに対する資源輸入額は割と小さいため、 近年のように石油・鉱物や食料の価格が急激に上昇していても、 先進国の消費者物価上昇率に与える影響は限られています。 (なお1970~80年代インフレの主因は石油供給ではない) ほとんどの未来予想は、中国やインドの所得水準が ここ半世紀の間に先進国に追いつくほどの見通しは立てておらず、 台頭するというのは先進国の数分の1の所得水準で、 ただし先進国を遥かに上回る人口という前提となっています。 中国やインドにとっては昔の方が今より資源は「不足」していました。 現時点でもインド人は食料に窮してるし、 30年前はもっと食料に窮していました。 現時点でもインド人は鉱物資源満載の自動車をなかなか買えないし、 30年前はもっと厳しい状況でした。 問題は人類の存亡というより、あまり価格が上がったら、 貧しい国で資源及びその産物が入手できなくならないか?という点でもあります。 資源の枯渇や食料の枯渇といった問題に関しては、 環境家の中にはものすごく悲観的な人もいますが、 多くの開発機関や経済家の間では視点が異なります。 レスター・ブラウンやローマクラブなどが発表している 悲観的な予想にも、それなりに批判があります。 200年前にトーマス・マルサスが食料不足による窮乏化を予想して以来、 多くの人物が地球の限界と窮乏化を予言してきましし、 もっと昔にも宗教的な終末論の脅威が語られてはいましたが、 どうも騒がれた危機が予想通りに起こるとは限らないものです。 漁業資源や地下水の汚染など懸念のある問題は多いですが、 資源や食料の枯渇の方は、センセーショナルな言説に 振り回されている部分もあるように思われます。 しかし、地球温暖化の方は非常に深刻な問題であり、 この対策費に関しては相当大きい負担になることが見込まれています。 中国やインドの環境汚染問題は、経済的に豊かな先進国よりも 遥かに深刻な水準にあり、もっと対策を講じる必要に迫られています。 ただし、原因のそれなりの部分は対策費を払うゆとりがない面にもあります。 水不足に関しても、中国やインドの経済発展というよりも、 中国では農業用水の需要、アフリカは人口問題との関りが強いですが、 まだまだ費用があれば対策できる余地を多く残しています。 中国・インドの貧困からの脱却が環境破壊だと言うならば、 日本の高度成長も環境破壊だったと言わなければいけなくなりますが、 物事をネガティブな終末論で捉えるよりも、経済的余剰の拡大を 環境に活かせないかを考えていく局面にあります。

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