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シビリアンコントロールとは?

最近話題になってる自衛隊関連でシビリアンコントロールという言葉が よく叫ばれるようになってます。 そこでシビリアンコントロールというものについて自分は恥ずかしながらほとんどしりません。 そこで以下の3つの点について知りたいのでアドバイス、もしいいサイト等ありましたらよければ教えていただきたいです。 (1)そもそもシビリアンコントロールとはなんなのでしょうか? (2)そしてなぜこれが必要なのか? (3)そして日本で問題になっているということは日本国憲法上になにかあるから。つまり日本国憲法におけるシビリアンコントロールの表れとはなにか。 この3つについて知りたいです どうぞよろしく御願いしますm(__)m

みんなの回答

  • rin00003
  • ベストアンサー率13% (55/394)
回答No.3

戦前、明治憲法には[天皇は陸海軍を統帥す]というのが定められていました。 この統帥権というのは天皇にあり、それに干渉することは[統帥権の干犯]といい、憲法違反となります。 軍隊を指揮するのは政治家ではなく、天皇ということです。 しかしながら天皇が直接軍隊を指揮するわけではないので、実際は軍部が指揮をするようになります。 それではおかしいと、この統帥権という解釈をめぐって軍部と政治家が対立しますが、結局は軍部に押し切られ、軍部は独立ということになってしまいます。 つまり、議会の決定をまたずに軍部が独断で軍隊を動かせるようになってしまったのです。(内閣、議会、裁判所の三権から独立) そういう時代の背景に軍部の暴走があり、戦争もありました。 それとは逆に、軍人ではない政治家が、軍隊を統制するということをシビリアンコントロールといいます。

yamatodannji
質問者

お礼

なるほど歴史的背景から詳しく説明ありあがとうございました。 WWIIで日本が軍部の暴走を許してしまう原因は明治の頃から芽があったというわけですね。多少ずれてしまいまいましたがシビリアンコントロールをしるうえで大変参考になりました。

  • hisakaki
  • ベストアンサー率26% (27/103)
回答No.2

 日本国憲法にうたわれている「主権在民」を守る為に、軍事の最高責任者を、選挙で選出された総理大臣にする事です。又防衛大臣も同様です。    明治の旧憲法は、天皇に権限が集中していて、それを隠れ蓑に、制服組の軍人が選挙で選ばれた国会を蔑ろにしていました。そして選挙で選出されていない内閣が開戦を決定する事態となりました。この反省から生まれた制度ですが、第二次大戦前の近代国家では、シビリアンコントロール国家は少数派でした。現代では多数派となり近代国家の常識ともなっています。  従って軍人がトップに立つ国は、現在では嫌われます。何時日本の戦前のようになるか予測がつかないからです。それが軍事政権と呼ばれる国々です。又一党独裁の政権は、シビリアンコントロールの範疇には入らないと思います。民政と軍事を一手に握っているからです。その典型は中国、北朝鮮です。

yamatodannji
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 なるほど中国や北朝鮮というように具体的な例をあげてもらいとても分かりやすかったです。 ありがとうございます

  • accura
  • ベストアンサー率20% (141/686)
回答No.1

答えになってなくて申し訳ないけど、ご自分でも「シビリアンコントロール」 「文民統制」と云う語句でググったりしてみたらいいと思いますよ。 ここで聞くにしても、ある程度知っている方がより理解できると思いますし。 例えばWikiなどで調べるとか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/文#.E6.96.87.E6.B0.91.E3.81.A8.E3.81.AF これで見れなかったら、ググって下さいな。 もう調べてあったらごめんなさいね。

yamatodannji
質問者

お礼

素早いお返事ありがとうございます はい確かにシビリアンコントロールの基本的な(本当に基本的な)ことは分かっています。 言葉足りずで申し訳ないですが、すこし突っ込んだ話が聞ければなと思って質問させていただきました。

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