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語学の難易度ランキング
こんにちは。 どこかで、ふと見たのですが下記のようなことが書かれていました。 『英語は二番目に簡単な言語。』 では、日本語は何番目になるのだろう。 中国語はどうなのだろう、フランス語は…? と考え、自分なりに色々調べたのですがランキング結果は出ませんでした。 各国によって、感じ方は違うと思うのですが日本人が選ぶ難易度の高い言語ランキングなどは無いのでしょうか。 掲示板などでも『多分一位は韓国。あとマレーシアとかも聞く。』といった曖昧なものばかりでした。 なにか知ってる事ありましたら、教えて下さい。
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アメリカでは、国防上の観点から、英語ネイティブにとって習得のしやすさをランク付けしています。 最高に難しいとされるのが、日本語とギリシャ語だそうです。 私は古典ギリシャ語しか知らず、現代ギリシャ語はほとんどわからないのですが、たしかにギリシャ語は難しいです。英語でも"It's all Greek to me"それは私にとってギリシャ語である、というのが「ちんぷんかんぷんだ」というイディオムになっています。 こういうことも言われます。英語は、「とりあえず話せるようになる」レベルでは世界一簡単な言語だが、「文学を味わう」レベルでは世界一難しい言語だ。 これも一理あると思います。私は古典ギリシャ語とラテン語を少しやっているのですが、どちらにも名詞の格変化というものがあるため、文章の構造に比較的弾力性があるんです。 例えば、「私はこの本をあなたにあげる」という日本語があるとします。日本語には「助詞」というものがあるため、「私」「この本」「あなた」の関係が明白で、「この本を私はあなたにあげる」「あなたに私はこの本をあげる」といろんな表現ができますね。ヨーロッパ系言語では、日本語では助詞を使って表現するこういう名詞同士の関係を、格変化で表します。格変化により、その名詞が文の中で主語なのか目的語なのか、すぐわかるようになっています。ですので、語順が入れ替わっても分かるんです。 しかし、英語は世界言語になるためにそういう格変化をバッサリ捨てた言語です。ですので、「私 あげる あなた この本」という具合に、ひとつの文型しか認められなくなってしまったのです。「あなた あげる この本 私」ではさっぱり意味をなしませんね。 つまり、英語は「正しい文法」として認められる範囲が非常にタイトなので、文学的表現をしようと思うと文法的にイレギュラーなことをせざるを得ません。そのイレギュラーさの持つ味わいをわかるようになるまでには、文化的背景についての相当な知識が必要です。 ギリシャ語の場合、もうひとつの大問題が小辞詞という単語の問題があります。文章に一種独特のニュアンスをつけるために文章に挿入される単語で、従いましてこの単語の訳はこれ、と辞書的な定義ができません。それだけを研究して辞書くらいの厚さの本が出版されているくらいです。 これに関しては、私は日本語にも似たものがあると思っています。「失敗しちゃったよ」「失敗しちゃったな」「失敗しちゃったさ」「失敗しちゃったあ」の「よ」「な」「さ」「あ」を辞書的に訳せと言われても困りますよね。やっぱりギリシャ語と日本語は難しいと思います。 韓国語が難しいというのは、漢字文化というものを全部捨て去った結果、こういう ぐあいに すべて ひょうおんもじで ひょうげんする ことになり どうおん いぎごが くべつ できなく なった けっか で あって、げんごが こうど だから むずかしい と いうよりは ごかいを おそれずに いえば たいか した けっか だと おもうの ですが。 何か外国語を学ぼうというのなら、古典ギリシャ語とラテン語はお勧めですよ。現代のヨーロッパ系言語のほとんどは、このどちらか、あるいは両方から遺伝子を受け継いでいるようなもので、その後現代のヨーロッパ諸語を学ぶときにすごく楽です。
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- oignies
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英語ネィティブにとっての言語のむずかしさと、日本とネィティブにとっての言語のむずかしさ、ちがうのでは?英語ネィティブにとって日本語が最難関ならば、日本語ネィティブにとっては英語が最難関になるはず。 実際にドイツ語やスペイン語にくらべると日本人が英語習得にかかる時間はものすごくながいです。 というわけで英語は2番目に簡単な言語ではないです。すくなくとも日本人にとっては。日本人にとって一番やさしいのは韓国j後、つぎが、たぶんドイツ語かスペイン語です。そして、イタリア語、ポルトガル語とつづき、そのあとが英語になるかどうかというところです。これはわたしのできる言語の範囲内でのことですので、英語は日本人にとっては、フランス語とどっどいどっかいでかなりむずかしい。とくに発音ときちんとした長い文章がむずかしいのではとおもいます。 むろん、たって、すわって、てをあげてレベルであれば、何語でも一日で習得が可能です。
- princelilac
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元の言語が何かで違うと思います。 「日本語は話すのは簡単」という意見は外国の人が言うのをよく耳にします。共通の意見はやはり「漢字が難しい」ですね。 アラビア語とか、ヒンドゥー語のような、他の言葉では使わない文字の言語は、習得は困難だと思います。 ヨーロッパ言語の中では最もロシア語が難しいと聞いたことがあります。少しだけかじって退散しましたので、本当だと思います。
他の回答者さんのおっしゃる通り、母国語は人は基本的に一つもちます。 母国語によりますが、インドネシア語は時制がないとかそういうので比較するしかないと思います。 規則が単純であっても例外が多かったり、複雑でも規則通りであったり。 英語は文字と発音が一致しない言語です。他のヨーロッパ言語はだいたい文字と発音に規則があるようです。 読み書き障害なども英語であったりするようです。 あと、言語独自のものがあるので、本当に何にもいえません。
- wy1
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私にとって、外国語で無い言語は”日本語”だけです。 今までに学校やその他の方法で学んで少しは理解できるであろうと自分で思う言語は英語とドイツ語です。 英語とかドイツ語は大きな本屋へ行けば無数に初級、中級程度の参考書が手に入りますね。またネイティーヴが吹き込んだCDなども多くありますね。 ところが、アラビヤ語、ペルシャ語、バスク語などはどれだけの種類がありますか?即ち、参考書、CD などが手に入り難い言語は、学習すること自体が難しい言語ではないでしょうか。 ヨーロッパ語でも入門者向け参考書が殆ど無いものも数ありますね。 ですから、朝鮮語より英語の方が難しいなんて誰が決められるのでしょうか。
- Segenswind
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とりあえず、エスペラントやベーシックイングリッシュなど、 意図して簡単に作られた言語は除いて考えます。 何について簡単(単純)というかで答えが変わってきますね。 恐らく『英語は二番目に簡単な言語。』とは、文法が単純、という意味だったものと推察されます。 欧米諸語を母語とする人たちにとって、 文法を勉強するとは単語の活用を覚えるということにほぼ等しい、 という意識があるように思えます。 もちろん語順や品詞分類なども重要な要素ではありますが、 印欧語族同士であれば、だいたい似通っているといえる部分も少なくないため、 いきおい単語活用の暗記にエネルギーが注がれるケースが多くなります。 たとえばラテン語の動詞についていえば、1つの動詞につき100以上の活用形が存在します。 時代が下るにつれ、活用も単純化されていきますが、 現代フランス語でも、法・時制・人称などにより、 やはり1つの動詞につき少なく見積もっても40以上の活用があるわけです。 幸いほとんどは規則動詞ですが、それでも活用の記憶にかなりの労力を割かねばならないことは変わりありません。 英語が簡単だ、と言われる所以は、この厄介な活用がほとんどないからでしょう。 名詞に性や格の区別がなく、複数形もほとんどの場合 -(e)s を付けるだけ、 一般動詞の活用は三単現を含めても4種類(do, does, did, done)しかありません。 数十も活用形が並んだ活用表に比べれば、ほとんどないも同然ですね。 この観点で考えるなら、一番簡単な言語は恐らく中国語(漢語)でしょう。 活用というものが一切ありませんし、法・態・時制・人称の概念もほとんどありません。 また、日本語もそこそこ上位につけられるかも知れません。 逆に、たとえば綴り字からの発音の容易さ、という観点で考えるなら この英語・中国語は下から何番目、ということになりそうです。 英語の綴り字のでたらめさは誰しも認めるところですし、 中国語ではご存じの通り、通常、発音を表記しません。 他にアラビア語なども、一部の特殊な場合を除いて母音を表記しないので、 充分な知識なしには発音ができません。 しかし恐らくここでは、日本語が最下位になるでしょうか。 ほかに読み書きを基礎に置くか、会話を基礎に置くかでまったく変わってくるでしょう。 読み書きだけに限るなら、日本人にとって最も簡単なのは恐らく中国語です。 しかし会話を考慮するならだいぶ変わってくるでしょう。 また、学習の状況・方法・目的、前提となる教養の程度なども影響することも想像に難くありません。 このように、さまざま観点を変えることでまったく変わってしまうので、 一般的にどれが簡単でどれが難しい、とはいえないと思います。 条件をかなり細かく設定すれば、ある程度妥当性のあるランキングは作れるかも知れません。 (そのような研究があるかどうかは存じませんが)
- Regnoml
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とりあえず、日本人にとっての難易度ランキングは以下のURLをご覧になってください。ちゃんと研究した結果かどうかわからないので、どれほど当てになるか分かりませんが。 外国語難易度表(抜粋らしいです) http://worldtravel.blog51.fc2.com/blog-entry-10.html 難易度のランキングとは、誰にとってのものか、というのが重要になると思います。つまり、外国語を学ぶ際の難しさは、自分の使える言語と対象言語との距離にあるからです。英語を話す人にとっては(日本人も含む)、フランス語は比較的簡単です。日本語を使える人にとっては(英語ネイティブなども含む)、中国語は比較的簡単です。 どこで聞かれても答えが曖昧になるというのは、おそらく何語が使える人にとっての難易度かが曖昧だからではないでしょうか。もちろん、そんなに何ヶ国語も習う人というのは限られているということもあるでしょう。 (ちなみに英語を話す人にも、日本語を話す人にも、アラビア語は難しいようです。それだけ異質なのでしょう。しかし、近隣諸国の類似の言語を話す人にとっては易しいと思います。)
私は、ドイツ語は易しく、フランス語は難しいとおもいます。ドイツ語の発音の規則は分かりやすいのですが、フランス語はわけがわかりません。
お礼
やはりフランス語は難しいのでしょうか。 友人も、イタリア語とドイツ語とフランス語と英語と中国語をやっているのですがフランス語は難しいと嘆いておりました。 そして、途中で投げ出していました。 お答えしていただき、ありがとうございました!
こんにちは。 私は基本的に言語に優劣、もしくは難しい易しいは ないと考えているのですが・・・。 外国語というのは、成人してから習得しようと思うと、 どの言語であれ、努力なしには習得できません。 でも、いくつかの言語を勉強していると、確かに (自分には)比較的、とっつきやすい、もしくは とっつきにくい言語というものもありますよね。 私が勉強した中で一番難しかったのは、ロシア語でしょうか。 逆に一番、とっつきやすかったのは、スペイン語でしょうか。 (といっても、いずれの言語も、私の努力不足ゆえ、 初級の域を出ませんが。。。(涙) 日本人以外の方の意見を聞いてみると、日本語というのは、 会話は比較的習得しやすいようです。ただ、読み・書きは 難しいとのことです。その理由ですが、日本語には、 ひらがな、かたかな、そして漢字の表記法がありますよね。 そして、漢字の読み方ですが、ひとつの漢字に対して、 色々な読み方が存在します。 例えば、「生」の読み方にしても、 ・しょう ・せい ・なま ・あい(「生憎」など) ・は(える) ・う(まれる) ・い(きる) ・お(う) ・き(「生真面目」など) ひらがな・かたかなだけの表記ならまだしも、 多くの読み方をする漢字まで混ざってきたら、 日本語を母国語としない人たちにとっては、 かなりしんどいようです。 ですので、会話だけでいうなら、日本語は 習得が簡単な方にランキングされると思うのですが、 読み・書きでいうなら、もしかしたら一番習得が 難しい言語かもしれません。 とはいえ、私は基本的に、言語の習得を簡単or難易 にさせるものは、その言語への興味の度合いだと 思います。
お礼
お答えありがとうございます。 返事遅くなってしまい申し訳ありません。 言語に優劣は確かにないかもしれませんね。 ただ、確かに個人的に覚えやすいものは必ず出てきますね…。 私の場合は英語は奥が深く、中国語は比較的覚えやすかったです。 逆に、オーストラリアの友達に聞くと日本語は難しい。 中国語なんてもってのほか、ということでした。 やはり、育った場所によって変わるのでしょうね。 そうですね。 私も、ポーランドが大好きでしてポーランド語を趣味でやってるのですが全く苦痛ではないんですよね。 逆に英語は授業で詰め込まれまくったので、少し飽きがきてしまいました。 私事になってしまい申し訳ありません。 お答えありがとうございました。
お礼
なるほど。 やはり取得した知識によって変わってきますよね。 マレーシア語が簡単だというのは聞いた事あります。 それぞれの難易度にどれほど差があるか分かりませんが、私のやりたい言語はどれもレベル3以上で驚きました。 そして、たしかに中国語は覚えやすかったです。 レベル2なのも納得。 結局己自身しかランキングをつけれないということなんでしょうね。 お答えしていただき、そして分かりやすい資料ありがとうございました!