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ウサギの登場する悲しいお話について
こんにちは。 前に誰かに聞いた話(神話?)で、内容が、 (1)食料が尽きたお坊さんとウサギが山で遭難 (2)ウサギは「このままでは共倒れなので、自分の肉を食料にしてください」とお坊さんに提案する (3)ウサギは、肉体が死ぬ=死とは考えていない。だから、自分が食べられることで、自分が自然界から死んで無くなるという考えはない (4)お坊さんは、そのウサギの考えに納得して、泣きながらウサギを頂く ・・・大体このような内容だったと思います。 心当たりの方、情報お願いします!!
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- onara931
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#3の方のご回答を拝見して思い出しましたが。 手塚治虫の「ブッダ」にも冒頭、そのエピソードが取り上げられてます。 読んだとき泣きました。σ(^^;
- noise21
- ベストアンサー率38% (107/278)
紀元前三世紀頃に編纂された 古代インドの仏法説話集 ジャータカ が出典です。 日本では本生経と言います。 兎というのはゴータマシッダールタ(ブッダ)の 前世のひとつです。この説話はブッダ自らの 口伝という形になっています。 お坊さんというのはバラモンの事です。 このバラモンの正体は帝釈天様です。 兎の他に山犬・猿・獺が登場し、 彼等が棲む森に顕れたバラモンに布施を行います。 猿は木の実、山犬は獣肉、獺は魚と、 皆自分達の餌を布施しますが、 兎は草を食べるので布施が出来ず、 バラモンに火を焚くようお願いします。 炎が最高潮に達すると兎は自らを食すように伝え 炎に飛び込みましたが、焼ける事も無く熱さを 感じる事も無く、不思議に思った兎が バラモンに訊ねるとバラモンは正体を告げます。 そして兎が飛び込んだ炎は兎を試す為の 幻覚であった事も証されました。 (つまり兎は焼け死んでいません) 兎の布施の心を世に知らしめる為、 帝釈天様は月に兎の姿を描きました。 というお話です。 子供向けの読み物等だと、焼け死んだ兎を 月にあげていたり、お坊さんが仏様になっていたりします。 お坊さん=仏様はまだ良いのですが、 兎が死んでしまうと、善行や尊ぶ心や布施の話から、 自己犠牲の話へと、ちょっと趣旨が変わってくる気がします。
お礼
情報ありがとうございます。 ただ、わたしの聞いた話では、とても似ていますが、登場人物は飢えた坊さんと飢えたウサギだけで、どちらも共倒れになるのなら、自らを食肉として、お坊さんにささげるというお話なので、微妙に違うみたいです。。。
私も似たような話を、小さい頃に絵本で読んだ気がしますが、 その中では、飢えた男性(坊さん・賢者?)が動物の元に訪れキツネやクマは食料を持ってきて男性に与えたけれど、ウサギは食料を用意できる手段がなかったので、自分を食べてもらおうと火へ飛び込み、それを見た男性はウサギを月へ上げた・・・な話だったと思います。 内容は少し違いますが、この話だったらインド神話として紹介されている所がありましたよ。(ここでは、クマがサルになっていますね。)
お礼
ありがとうございます! 月のうさぎの逸話はわたしもきいたことがあります。 ウサギちゃんはどちらにしても自ら食べられる道を選ぶのですね・・・(泣)
- arasara
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こんにちは。 確か、コミック「聖闘士星矢」の中でも逸話として取り上げられてました。 仏法のお話だと思います。
お礼
へええ1コミックでも取り上げられている逸話なのですね! 情報ありがとうございます!!
お礼
わたしも、その話を聞いてなきそうになりました・・・。 でも、No3の方が教えてくださっているウサギのお話と微妙に違う点は、ウサギ自身も飢えているという点と、教訓として、「肉体が死ぬ=死ぬ」ではなく、お坊さんに食べてもらうことで、形は変わるが自然界の中で生き続けるということを説いたものであったと思います。そういう教訓説話に心当たりはありますか??