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給油活動の是非について
海上自衛隊の給油活動については、自民党の言うこともわかるような気がしますし、野党の言い分も間違いではないような気がします。 皆さんの私的な意見で結構ですので、是非についてお聞かせください。
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問題の本質は、日本が国際社会においてどのような立場を持ち続ける事が日本人の安全と暮らしにとって大切かを考える事だと思います。日本は狭い国土にエネルギー資源もなく1億人以上の人が国際的に見れば豊かに暮らしている先進国です。石油の殆どは輸入ですし、只今現在でもペルシャ湾からインド洋を抜けマラッカ海峡を通り南シナ海を経て何十隻のタンカーが日本に石油を運んでいます。そのおかげで我々は日々の生活が出来ているのです。日本1国でこの状態を維持していく事ができるとは私にはとても思えません。従って、国際社会において日本ができる貢献は積極的にしていかなければならないのです。そういう意味で、自民党の主張は当然のことと思います。 民主党の対案は対案というより反対のポーズをとるための党利党略案です。何故なら、これは給油法案と二者択一ではなく、給油もして、アフガンに文民がでていってもよい(私は危険だと思いますが)からです。アメリカへの応援は反対と言っているようですが、国連で謝意まで示された事を抜きにしても、日本はアメリカとの同盟関係を最重要にしているのです(民主党もそういっています)。今できる国際貢献それが給油再開です。枝葉末節にこだわる事は国益を損ないます。
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- yuhkoh
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『軍事板常見問題』より http://mltr.free100.tv/index.html 「テロ対策特措法関連FAQ」 http://mltr.free100.tv/index02.html#Anti-terrorism-law こちらに、質問者さんが知りたいであろう疑問点・問題点が「軍事的視点」からまとめられていますので、参考にされてはどうでしょうか。 その中の一つ 【質問】テロ特措法を延長したほうがいい理由ってあるの?http://mltr.free100.tv/faq10c02c.html#09692 【回答】何故延長しなければならないかというと 1.現在、中東・アフガンに派遣されている他国の艦艇に対して、物資・燃料等の補給活動を行う事によって、その艦艇の任務活動を持続させる事が出来る。 2.国連決議に基づく行動であり、日本にも直接・間接的な利害が発生しているから。(シーレーン防衛とか、その他色々。) 3.小沢の代案では、陸自をISAFの前線部隊に編入させたり、派遣された民間人を現在以上に危険に晒す事となりかねないから。 それにしても、米国だけでなく独逸やパキスタン、更にはアフガン等周辺諸国まで前線に出てこなくて良いから、後方支援を頼むと言ってきてくれているのに、反対の為の反対で、(以下省略) 【質問】自衛隊がアフ【ガ】ーンのISAFに参加したら、本当に死人が出るの? http://mltr.free100.tv/faq10c02c04.html#09947 【回答】その可能性が非常に高いと考えられます。 仮に小沢一郎が言うように、自衛隊の活動を後方支援に限定したとしても、です。 ISAFに参加している各国部隊は、その規模に比して高い割合の死傷率を出しています。 イラクのサマーワとは比べ物にはなりません。 たとえばカナダ軍の戦死者ですが、最新の数字で 71 名です。 その大半が IED によるものです。 (中略) もちろん政治家たるもの、ときには国益のためにあえて兵士を死地に送るという辛い決断をしなければならないときもあります。 しかし政争の具とされた挙句に死傷者を出すのであるなら、これは言語道断です。 これでは自衛隊員の命が虫けら同然に扱われているに等しい。 小沢一郎にとっては、自衛隊員の命は虫けら同然なのでしょうか? もしそうなら、そんな政治家こそ虫けら党の虫けら代表同然であると言えるでしょう。 それと海上では運行しながら給油する理由は、「そうした方が安全で楽だから」です。なぜかというと外洋は海流が激しいため、停泊しながらでは船が流されるからです。 (参考) 【質問】洋上給油は何で走りながらやらなきゃいけないの? http://mltr.free100.tv/faq10c02c02.html#09861
お礼
ご回答ありがとうございました。
- phantom1
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先月まで実施されていた給油活動に、海上自衛隊の能力が特に必要だったか?この点のみについて言えば、答えはノーです。米・英軍は自前の給油艦をペルシャ湾に派遣しており、作戦行動面で自衛隊の補給艦が不可欠な理由は無いのが実情です。米軍に次いで給油量、回数の多いパキスタン海軍が「不朽の自由作戦」海上阻止行動に派遣している艦船はたったの一隻。しかも、作戦行動の担当海域はパキスタン沿岸であり、洋上給油可能な給油艦もパキスタン海軍は保有している事を考えると、実態としては「タダの燃料をたかられている」情況としか言いようがないでしょう。 「金を出しているだけ」の国際協力と何か違いがあるのか、と言う視点で見るならば何の違いもありません。外交上の格好をつけるだけならばこのやり方が一番楽(現場の労働が大変なのは承知しています)ですが、テロ抑止の実効的役割としては無意味ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >実態としては「タダの燃料をたかられている」情況としか言いようがないでしょう。 やはり、そうですか。 日本政府はアメリカにいわば脅されている状態でしょうか?
- eroero1919
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海上給油というのは、二隻の船が併走しながら給油をします。これは、車が併走しながらお互いに荷物のやり取りをするようなもので、極めて危険な行為です。一歩間違うだけで乗組員は手足を失う重傷を負ったり、もちろん乗組員が万が一海上に落ちてもすぐに救助活動が行えません。 インド洋上で自衛隊が海上給油を行い、自らが補給のため米軍の軍港に立ち寄ったところ、つい数日前にその船が給油した軍艦が係留されていたそうです。なんということはない、まんまと「無料のガソリンスタンド」として使われてしまったのです。 アメリカは日本にとって最重要国家であることは否定しませんが、しかしそれにしてももうちょっとアメリカに感謝されるような貢献があるんじゃないかと思います。実現の可能性は限りなくゼロですが、例えば日本の「警備会社」がイラクでの警備を請け負うとかね。 (註・イラクでは多くの「警備会社」が警備員を展開し、米軍が嫌がる「極めて危険な行為」を米軍から受注しています。ま、わかりやすくいえば傭兵ですね)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >なんということはない、まんまと「無料のガソリンスタンド」として使われてしまったのです。 こんなことは初耳です。
- mat983
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自民党は、やめたら国際貢献に反するようと言うばかりです。 アメリカばかりを見た政策で、一番安全な後方支援を日本がやめたら 国際貢献をする機会(場)がないとまで言います。 良く考えれば、何とも情けない言い分です。 自民・民主とも頭が悪すぎです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >アメリカばかりを見た政策で そのような気がしますね。
- yui_o
- ベストアンサー率38% (1217/3131)
給油活動にしろ、自衛隊の活動については本当に重要な部分は日本国内のマスコミは一切触れていません。 (というか野党を支持する報道しかされていない) 日本国内のマスコミの報道のあり方に問題があるわけなのですが・・・ 給油活動はイラクに対してのものだけではなくインド洋沿岸の海賊に対しても絶大な効果を与えています。 海賊なんているわけはないと思われがちですが海賊により年間何百億もの被害が出ています つい最近もこんな事件も・・・ http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710300002.html 日本は国際支援という名で間接的なテロ支援国家となっています。 わかりにくい形かもしれませんが、テロ支援国家に対して資金援助という形で金銭的な援助や物質的な援助を行い その援助された資金を元にテロを行う国家に対して物質的な支援がされているという意味です 間接的な意味でも、直接的な意味でも北朝鮮に対して何百億という支援を毎年行っている事実もある それを直接の形で抑える一つの形である給油活動の継続はとても大切なことだと思いますよ 視野を広げ、いろいろな意味で情報収集を行うとさまざまな視点で物事を検討できるようになりますよ
お礼
ご回答ありがとうございました。 >日本は国際支援という名で間接的なテロ支援国家となっています。 これは初耳でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほどです。 自民党の主張が正しいのか、否かわからなくなりました。