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ソモギ・ネルソン法(somogyi-nelson)による還元糖の定量ついて詳しいメソッドを教えてください。
食品分析にたずさわる者です。 ソモギ・ネルソン法による還元糖の定量を行っているのですが、 どうしても再現性が悪く困っています。 1ロット中で同一サンプルについて3反復ぐらい測定していますが、 測定値のばらつきがひどく(値が30%ぐらい違うことがある)、 時には標準液による検量線さえもまともにひけない事があります。 各種参考資料を参考に試薬を作り替えたりもしていますが改善されず、 どうも、銅試薬を添加してからの沸騰浴中での加熱に 問題があるのではないかと考えています。 そこでこの方法による分析を行ったことがある方に 以下について教えて頂きたいと思います。 1.沸騰浴にはどのような器具を使用しているのか? 2.反応を行う試験管および加熱中のキャップには どのようなものを使用しているのか? 3.銅試薬添加前にインキュベートは必要か。 必要な場合、その温度条件は? ちなみに私は 1.ステンレス鍋に試験管立て(十分に沸騰) 2.同一規格の10ml容ねじ口付試験管&プラ製ねじキャップ 3.室温放置です。 急ぎ、測定値が必要なのですが、 今更他の方法に試す時間がなく、大変困っています。 どなたかよろしくお願いします。
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現在 Somogyi-Nelson法を用いて大学で実験を行っています。 どのあたりの還元糖量を求められておられるのか存じ上げませんが、 測定可能濃度領域が狭く、感度が良い場合、サンプリングの量が結果に大きな影響を与えると考えられます。 質問の回答ですが1はbirutarouさんと同じです。 2は試験管にビー玉を載せています。沸騰すると、ビー玉が浮かび空気を逃がしますが、水蒸気はビー玉について蒸発しません。 3は室温で使用しています。 参考になれば幸いです。
- ameiri-ds
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ANo.1のameiri-dsです。 私の場合、反復の誤差については残念ながら当時の研究ノートが手元にないため分かりません。 ただ、学生としての立場から考えてそれほど大きな誤差はなかったように感じました。 まともな回答にならずすみませんでした。
- ameiri-ds
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大学の卒業論文での経験者です。 1、birutarouさんと同じ方法でやりました。 2、birutarouさんと同じ方法でやりました。(容量は10mlではなかったのですが、そこは問題ないと思います。) 3、私の実験では酵素反応後の還元糖の定量が目的だったため銅試薬添加前に酵素を反応させるために37℃で30分間予備加温しました。 また、参考になればと思い書かせていただきます。 銅試薬の添加直前に銅試薬Aと銅試薬Bを混合して調整しました。 吸光度測定前の放置時間が十分取れていなければおかしな結果となります。(時間が経つにつれて安定してくるため初めのうちに測定すると高い値が得られます) 高濃度塩類による影響も受けるとされていますが0%NaClと0.5%NaCl間でも違いはありました。 これはbirutarouさんには直接関係がないかもしれませんが還元糖量が多すぎた場合は660nmでの吸光度は低くなります。 しかし、吸光度測定前の検体の色は緑がかってしまってました。 最初の段階で希釈して測定した場合は吸光度測定前の検体の色は通常の青となりました。 以上私の経験でした。 参考になるようであればご活用ください。
補足
回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。 ネルソン試薬を添加後の放置時間は十分にとっているはずです。 また、塩類や還元糖量の影響も検体や操作から考えて非常に考えにくいかなとも思っています。 そもそも標準液さえぶれるところに納得いきません。 ameiri-dsさんの場合反復の誤差はどの程度になったのでしょうか。 お手数でなければお教えください。
お礼
ご回答頂きありがとうございました。 お話を参考にさせて頂き、 再度、検討したいと思います。