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AFM.STMの目的

私は、大学でAFM,STMの使った表面の観測をしております。観測する試料は層状物質で、AFM.STMを使って原子像をみています。私がわからないことはAFM.STMの目的は原子像をみることですが、原子像をみてなにがわかるのですか?ちなみに試料は自分で作製したものです。

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  • chan008
  • ベストアンサー率52% (45/85)
回答No.2

大学の研究室での研究だと思います。 目的をきちっと理解し、装置の原理をよく勉強してから実験をしたほうがいいですよ。 わからなかったら周りに相談する。あるいは調べる。 装置を使うと言うことは、頭を使うことです。手を使うことではありません。 先生の言われたことを右から左にこなすだけだと、それは無給のバイトと一緒です。 ということをふまえて・・・。 AFM/STMはおっしゃるとおり原子像までみえるので注目されているツールです。 しかしそれは、一般的な顕微鏡が、レンズでものを拡大してみるのとことなり、 表面の凹凸を探針で丁寧に調べて、その「地図」を画面に描き出すものです。 従って、探針を動かす幅をナノスケールにすると原子の配列を描き出すことも出来ますし、 もっと大きなスケールにすると、物質の表面のでこぼこを描き出すことも出来ます。 物質の原子の配列や欠陥をダイレクトに観察したり、 基盤に並べた分子の配列をみたり、ということや 半導体基板の観察なども可能です。 層状物質を扱いとのことですが、 層状物質は剥離します。剥離すると、大気に触れていなかった綺麗な結晶面を出すことが出来ますので、その表面の観察は面白いのではないか、という気がします。また、層状物質の層間には原子分子イオンなどが挿入できますのでその配列を観ることも面白そうです。中にものを挿入することで、表面の電子状態が変わるはずですから、そのとき見えるAFM/STM像は変わってくると思います。(なぜかって?そこまで書いてしまうと研究になりませんので、ご自分で考えてくださいね) 気をつけなければいけないことは、AFM/STMで観なくても、もっと簡単な顕微鏡でみえるようなものをついついAFM/STMで測定してしまう方が少なからずいるということです。単なる携帯の観察ではAFM/STMの特徴を生かし切れませんから「AFM/STMを使う目的」というのがイマイチぼけてしまうことになります。

na-asuka
質問者

お礼

目的はしっかりあきらかにして研究するべきですね。 反省します。勉強し直します。

その他の回答 (1)

  • rei00
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回答No.1

観測する試料は層状物質で、AFM.STMを使って原子像をみています。私がわからないことはAFM.STMの目的は原子像をみることですが、 > 原子像をみてなにがわかるのですか?  って,あなた自身が『表面の観測をしております』って言ってるじゃないですか・・・。  表面の状態が分るんじゃないですか? 原子が規則的に並んでいるかとか,どこかに穴があるかとか,別の原子が混じっているとか,・・・。  つまりは,試料が目的通りに作製できているかでしょうか。

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