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戦前日本の徴兵制における"くじ引き"について

戦前の明治~大正期の日本の徴兵制度について質問です。 徴兵検査に合格した者から,くじ引きで選ばれる,ということですが, この"くじ引き"の具体的な資料が見つかりません。 どの役所のどの担当官が,どのような方法(システム)で"くじ引き"を実行していたのでしょうか? ちょっとでも具体的であれば嬉しいです。よろしくお願いします。

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  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.1

旧日本軍においてくじ引きなどはありません。平時の場合は徴兵名簿から連帯本部の担当者がランダムに拾い上げるだけですので、完全に適当です。人によって十人おきだったり桂馬とびだったり適当です。よって運が悪ければ何回も徴兵にあいますし、たまたまページの境目だったりすると運良く徴兵されずにすんだりします。これが戦時の臨時動因が合ったりすると、過去に徴兵経験のあるものを優先的に選んだりします。

yosyos2007
質問者

お礼

早速の回答,ありがとうございます。 >旧日本軍においてくじ引きなどはありません。 ご指摘ありがとうございます。 明治22年 徴兵令 第8条に,「抽籤ノ法ニ依リ当籤ノ者ヲ以テ之ニ充ツ」とあります。 この"抽籤ノ法"を"くじ引き"と書いてしまいました。失礼いたしました。 当方が疑問に思っているは,徴兵という当事者や家族を含めた人生を左右するような重大事項にも関わらず, 具体的な選抜方法を記した資料や制度などが見つからない,ということです。 逆に言うと,抽籤の担当官による,手心や不正などが入る余地が充分あったのではないか,と思えてしまいます。 別にそのことの是非を問うつもりはなく,実態がどんな具合に施行されていたがが知りたいのです。 結論として,この"抽籤ノ法"は, 具体的な執行規則は設けられていなかった(連隊本部の担当者に一任されていた)という認識でよろしいでしょうか。 よろしければご回答お願いいたします。

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回答No.2

> 徴兵検査に合格した者 徴兵検査に不合格はありません。甲・乙一・乙二・丙・丁の何れかに合格します。  平時は甲種合格で普通員数が足りますので、甲種合格から選抜されますが、麻布聯隊区や本郷聯隊区などは東京を抱えているため甲種合格の基礎人口が多くなります。その場合はその場でくじ引きによって入営者が決められます。  そのやり方ですが、徴兵検査票には番号があり、それと同じ番号が印字された短冊が用意され割印されます。この短冊を一ヶ所に集めて筒に入れ、割当数分引っこ抜くのです。  貧乏な農家などはこれで外れるとショックが大きかったようです。 徴兵されない=食い扶持が減らない、給金が入らない 時々ですが、この短冊は売りに出ています。徴兵逃れする方法は幾つかあったようです。有名なのはオカマです。

yosyos2007
質問者

お礼

早速の回答,ありがとうございます。 >徴兵検査に不合格はありません。甲・乙一・乙二・丙・丁の何れかに合格します。 すみません。不適切な書き方でした。ご指摘ありがとうございます。 >この短冊を一ヶ所に集めて筒に入れ、割当数分引っこ抜くのです。 具体的な記述,ありがとうございます。 このような記述の載っている,文献や資料など,もしご記憶でしたら,教えてください。 よろしくお願いいたします。

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