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音楽記号の意味

私は趣味で楽器を演奏している者です。 楽譜中のフォルテなどの音楽記号は、全て作曲家の意思が表れているんですよね?記号として正しく演奏することに加えて、その記号に込められた作曲家の想いを想像しながら演奏することが求められるのでしょうか?そうすると、作曲家の生い立ちなどについても勉強したほうが深い演奏ができるということになるんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • panda_san
  • ベストアンサー率44% (27/61)
回答No.3

>その記号に込められた作曲家の想いを想像しながら演奏することが求められるのでしょうか? もちろん求められるでしょうね。基本的に作曲者の頭の中で鳴っている音を完璧に記譜しようとしても無理があると思います。たとえばフォルテという記号もショパンのフォルテとベートーヴェンのフォルテは違うのではと思います。 たしかチェリストのロストロポーヴィッチが、楽譜というのは作曲者が演奏者へ宛てて書いた手紙のようなものだ。と言っていたと思いますが、まさしくその通りだと思います。演奏者はその手紙を読み、ここはどのような事を意味するのだろう?と考え、自分なりの解釈をして演奏するわけです。時としてそれが作曲者の生い立ち、作曲された時代背景等に考えが及ぶこともあるでしょう。 もちろん正しい解釈かどうかは作曲者本人に聞かないと解らないですが、「考える、又は想像する」という事が大事だと思います。 その人なりに想像するという事が、結果的にその人の個性になると思います。といってもあまり個性的すぎるのもダメなんですが(笑)

science_zero
質問者

お礼

回答ありがとうございます。少し調べたのですが、ロストロポーヴィチは次のような言葉を残しているようです。 楽譜は作曲家から演奏家への手紙である。 演奏する中で作曲家の顔、心を思い浮かべ、気持ちを理解する。 その中で自分を忘れることにこそ芸術がある。 譜面に込められた作曲家の意思を、考えたり想像したりすることを大切にしていきたいと思います。

その他の回答 (2)

回答No.2

音楽の考え方によります。 自分がどういった音楽を演奏したいのかでしょう そこまで踏み込んで、研究者みたいな演奏がしたいのでしょうか? 楽譜を基にして「自分の音楽」を奏でたいのでしょうか? 知っていれば知っているにこしたことはありませんが、 それと演奏は全くの別問題です。 楽譜という意味を考えてみてください。 楽譜は、作曲者が亡くなった後にでもそれを基に演奏できるようにするために残った記号です。 その楽譜を基に演奏してくれる人がいるというだけで、作曲者の目的は達成されたのではないでしょうか? もちろん音楽は作曲者の人生観や世界観、あらゆるものが内包されていますが、それは自然と表れるものだと思います。 それを再現することが音楽の目的では絶対にないと思います。 もしそれならば作曲者が演奏したものが一番良いことになり、いろんな演奏者が演奏する意味はないですから あなた自身の考え方で自由に演奏することこそが、音楽に自由な生命を与えることができるのではないでしょうか?

science_zero
質問者

お礼

回答ありがとうございます。自分の解釈を加えることが最終目的だと思いますが、私のレベルでは、まずは譜面通りにしっかり演奏したいと考えています。

  • mrsara
  • ベストアンサー率18% (103/558)
回答No.1

生い立ちまでは踏み込む必要は無いと思います。 作品によっては作曲者の人生を感じさせるものもありますから、強制的に踏み込まされていく感がありますが、すべての作品がそういうものではありません。 むしろ、そうのような生活観や人生観から脱したいという思いの作品の方が多いのではないでしょうか? クラッシックの場合なんかは、ある目的で依頼されて書かれている作品が多いですから、むしろその目的に合っている演奏になると思いますよ。 ジャンルによって作曲者の伝えたいことがすべて記譜されているものや、ほとんど記譜されずに演奏者にゆだねられているものなど、違いはあると思いますが、まずは記譜どおりが基本でしょう。

science_zero
質問者

お礼

回答ありがとうございます。まずは記譜通りですね。

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