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a^0=a^(1-1)=a^1*a^(-1)=a*(1/a)=1の証明の間違っていますが、どこ(何が)間違っているか、わかりやすく説明して下さい。

ka1234の回答

  • ka1234
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回答No.7

こんにちは。 指数法則の論理構造を申し上げます。細部は教科書をご覧下さい。 指数法則 「a>0 の時、a^r×a^s = a^{r+s} が成り立つ」について、 r, s が整数の場合に指数法則が成り立つようにしたいとき、 (1) まず r>0, s>0 の場合 (2) 次に r>0, s=0 の場合  この時、a^0=1 [1] というルールが必要とされる。 (3) 最後に r>0, s<0 の場合 この時、a^-1=1/a [2] というルールが必要とされる。 (1)に[1]を加えて(2)になる。(2)に[2]を加えて(3)になる。 という論理構造です。[1] と [2] は定義として組み込まれている事になります。 [1] と [2] は「そうなるように決めた」のですから、証明はできません。 (1)の定義域・・・・・・正の整数 (1)+(2)の定義域・・・正の整数と0 (1)+(2)+(3)の定義域・全ての整数 >証明のどこ間違っているか? もし [1] を証明したいのなら、上の(1)だけを使って証明しないといけません。 しかし、dream-team さんは >a^(1-1)=a^1*a^(-1) の所で、(3) を使っています(s=-1を代入している)。 (3) を使う段階では、[1] が定義として既に加えられていますから、 「(3) を使っていいなら [1] を証明する必要はない」 となるわけです。 >a^1*a^(-1)=a*(1/a) の所では、[2] を使っています。 「[2] を定義するということは [1] も定義してあるはず。[1] を証明する必要はない」 となります。 まとめると、「証明されていない定理を使ってしまった」ということになるでしょう。 数学的には「循環論法」といいます。(このような誤りには既に名前がついているのです)。 結果的に (3) は正しいので、「証明されていない」ということの意味が今ひとつ分かりにくいとは思いますが。 (1)(2)(3)の順番で拡張するとそうなるが、(1)(3)(2)ならばいいのではないか(どれを定義とし、どれをそれから導かれる定理とするか、という問題)と考えていらっしゃる方もおられるようですが、それでもだめだと思います。(同値な命題で、どれを出発点にしてもよい場合もありますが) (ア)a^2=a×a(指数が正の整数の時の定義) (イ)a^0=1  (指数が0の時の定義) (ウ)a^-2=1/a×a(指数が負の整数の時の定義) ということですから、(ア) と (ウ) だけを仮定した場合、指数に0を 代入する事はできません。ちょうど「分母=0」が駄目なのと同じです。 つまり、 「今の所、指数に0を代入する事は「できない」が、 代入するとしたら「a^0=1 となるしかない」から、 (イ)のように定義しよう、ということです。 (ア)→(ウ)→(イ)の順に定義してもZ上の指数法則は拡張できますが、 (イ)を「証明した」のではなく、「定義域を0にまで拡張した」のです。 従って、(ア)と(ウ)だけを仮定した場合、a^0=と出発した段階で、 いきなりアウトです。

dream-team
質問者

補足

(2) 次に r>0, s=0 の場合  この時、a^0=1 [1] というルールが必要とされる。 とありますが、r=0でないのであれば、指数が0になる事はないので a^0が出てくる事はないので、a^0=1というルールは必要ないのではないですか?

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