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分詞構文での完了形と単純形の違い??

日本語を分詞構文を使って英文にしなさい という問題で、 「彼から便りがなかったので、彼に何かあったと思った。」は →Not having heard from him, I guessed that something had happend to him. と完了形(having heard)になっているのに、 「財布をなくしてしまったので、私はそのことを警察に届け出た。」は →Losing my wallet, I reported that to the police. と単純形(と呼んでいいのか?)になっているのが納得できません。 参考書には「従属節の表す時が主節の時より以前の場合完了形になる」と書かれていますが、 財布をなくしたのも警察に届け出たより前なのでは…? 私にはさっぱり見分けがつきません。 テストに出されたらどっちにすればいいのでしょう?? どなたかお助けください!!

みんなの回答

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.2

こんにちは。7/3のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <「彼から便りがなかったので、彼に何かあったと思った。」は →Not having heard from him, I guessed that something had happend to him. と完了形(having heard)になっているのに、> 1.「彼から便りがなかった」は、「(何かあったと)思った」より、過去のことだということが、読み取れます。何故なら、便りがないのは、過去のある一点のできごとではなく、ある過去の時点からある過去の時点までの「過去の期間」を指しており、その期間は「思った」時より、前のことだからです。 2.従って、ここでは、分詞構文の時制が、主節の時制より前であることを示すために、完了分詞having heardが用いられているのです。 ご質問2: <「財布をなくしてしまったので、私はそのことを警察に届け出た。」は →Losing my wallet, I reported that to the police. と単純形(と呼んでいいのか?)になっているのが納得できません。 財布をなくしたのも警察に届け出たより前なのでは…?> 1.ここでは、「財布をなくした」ことと「警察に届け出た」ことを同時性ととらえているのです。 2.例え、財布をなくして数時間後に警察に届け出た、あるいは数日後に届け出た、という、2つの行動に「時間の差」があったとしても、現在から見てその2つの行為は「同じ過去のある出来事」として、話し手の主観に盛り込まれているのです。 3.つまり、話し手の頭の中では I lost my wallet, and I reported that to the police. 「財布をなくした。それで警察に届け出た」 という過去の出来事の連続になっているのです。通常は財布をなくしたら「すぐ」警察に届けますから、その時差はあまり問題にならないので、同時の出来事と解釈しているのでしょう。 4.このand「それで」「だから」という順接の等位接続詞は、一連の過去の出来事を同時制で接続する働きがあるので、ご質問文のような完了形を用いない分詞構文で表すことができるのです。 例: I studied hard, and I succeeded in the exams. =Studying hard, I succeeded in the exams. 「一生懸命勉強したので、試験に合格した」 これを通常は I had studied hard, and I succeeded in the exams. とは表さないのです。 ご質問3: <テストに出されたらどっちにすればいいのでしょう??> 従属節、主節の両方の文の意味をよく吟味して、明らかに時制の差が読み取れる時は完了分詞になり、両方が「ひとつの過去の出来事」としてとらえている場合は、普通の分詞構文になる、という風に理解されるといいでしょう。 以上ご参考までに。

回答No.1

分詞構文には,「~して,そして~する」という続けて行われる行為を表す用法があります。 あるいは,after ~という接続詞の代わりに分詞構文が用いられることもあります。 after などで,行為の順序が明らかな場合, After I lost my wallet, I reported that to the police. のように,「過去形 - 過去形」で表すことができますので, losing ~となります。 大過去を表す過去完了にしても,一連の行為と言える場合や 順序が明らかな場合には,過去形ですませることができます。 結論として,完了形の分詞構文を用いるのは, 単に主となる文(厳密には分詞構文は節を構成しませんので, 主節・従属節という言い方は不適切です) より以前の場合というのでなく, 完了時制を用いるような「完了・経験・継続」の意味が現れている場合なのです。 上の例では, guessed した過去の時点まで, 「継続的に」便りがなかった ため,完了形になっていますが, 下の例では,「なくして」→「届けた」 という点で表され,完了時制を用いる場面ではない と考えることができます。 しかし,「なくしてその結果ない」 という「結果」ともいうべき「完了」の意味で考えれば 完了形の分詞構文にすることもできます。

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