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ナッシュ均衡をわかりやすく説明してください。
最近、ジョン・ナッシュの伝記を読んでいるのですが、 「ナッシュ均衡」がいまいち良くわかりません。 詳しい方、本質をわかりやすく、教えていただけると 幸いです。よろしくお願いします。
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パソコンを買うことを例にあげましょう。(なんでもいいのですが) 皆が、パソコンを買おうとお店に行きます。この場合パソコンの価格は、市場に出ているパソコンの供給量と、パソコンを欲しがる人の需要のバランスで決まります。つまりパソコンが余ると値段が下げないと売れないでしょうし、逆に足りないと少々高くても売れるでしょう。でも、どこかで価格はそれなりに落ち着くことになるだろう。こういう考え方を市場均衡といいます。 さて、ここである店が激安パソコンを売り始めました。すると皆は、その激安パソコンを買おうとするので、他の店は大弱りです。それで結局、他の店も全部激安パソコンを売り始めました。一度そうなると、今度はそう簡単にはどの店も価格を元の値段には戻せなくなってしまいます。このように、相手の戦略(激安パソコンを売る)に対してお互いが最善を尽くしている(皆、激安パソコンを売っている)状況でつりあっている(身動き取れない)ことをナッシュ均衡と言います。 ナッシュはこういう状況が起こり得ることを数学的に証明しました。きちんとした証明はゲーム理論や経済学の本等を調べてください。
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- Shogun
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・『はじめてのゲーム理論』有斐閣 が分かりやすくて、抜群に面白かったです。本屋で眺めてみると分かると思います。(後ろのほうはちょっと難しかったけど。) ・『ゲーム理論で解く』有斐閣 は最近の研究の動向が紹介されています。まだ全ては読んでいないし、文章がいまいち難しいのもありますが、興味のある話題を眺めているだけでも楽しいし、雰囲気が伝わってきます。 ・『ミクロ経済学』日本評論社 は7割くらい読みましたが、なかなか良かったです。漫画の挿絵が多いし、ドラマ仕立てで一見簡単そうに見えますが、それなりにしっかりよまないと頭に残らないと思います。
お礼
わかりやすい例を挙げてのご回答ありがとうございます。 社会科学を趣味でやっているのですが、経済学、数学等、必要不可欠なので すが、私は不得意で、要領を得ません。 ところで、ゲーム理論や、最近のゲーム理論の発展を踏まえて、わかりやすい本など、知っていましたら、教えていただけると幸いです。 よろしくお願いします。