昨今、行動障害という病名がマスコミを初め巷で有名になっていますが…欧米では、確立された精神疾患でありますが…これまた有名な多重人格障害と同じで我国の精神科医療の世界では、これらを認めていない方向にあるようです!…私は、精神科は、門外漢で良く判りませんが…一般にメジャー診療科(内科、外科、など)に限らず多くの臨床科では、欧米と共通する医学認識を共有してきていますが…どうも精神科の医学会は、そう云う方向に無く喧喧諤諤の様相を呈して居るようです!…こんな中でも若手のDr.のなかでは、欧米流の対応をする方もいるに違いないと考えます。…今日の新聞にも有りましたが
厚生省の認めていない病名での保険診療の限界やあっても保険点数が低すぎる為…患者さんを各施設で押付けあうと言う状況もあると記載されていました。…本当ならば医師としてモラルに欠けるとんでも無い行為だと信じられない想いですが…。こんな状況で欧米に比べて日本の精神疾患医療は、暗中模索の時期を脱していないという感が否めませんが…取り敢えずは、期待をせずに近隣の診療内科や精神科のクリニックを受診してみては、如何なものでしょうか?…その内に真摯に見てくれる先生に紹介して貰える可能性もありますので…。しかし、例のバスジャック事件の犯人の少年の入院先の精神科の病院がお粗末と云うか…最低な対応しかしてこなかったのは、報道に有る通りですが…あそこが特別だと考えては、行けません!…大なり小なり閉鎖病棟を持つ精神科病院は、似たり寄ったりのものだと私は、考えています。…私自身研修医時代に横浜市内の戦前から続く大きな精神科の某病院の当直を人手不足で頼まれて行った経験が何度か有りますが…悲惨なものでした。…内科医が来てると言う事で…看護婦に呼ばれて…酷い下血患者や手の附けられないほど悪化した胃癌の末期患者などがゴロゴロしており診察してくれと言われましたがどれも手の施し様が無く…カルテを見ても検査の記録も皆無で放置状態のままでした。いくら親族から見捨てられているとは云え…憤りと恐怖を感じたものでした。…その病院と道路を挟んで通常の民家やマンションが立ち並ぶ住宅街でしたから…浦島太郎のような心境に陥りました。…そしてかって有名な喧嘩太郎の異名を取った故武見太郎元日本医師会々長が「精神科は、医者じゃない!」と云いきった事を思い出したものです!…随分と横道にそれてしまいましたが…何処が良いのかなどは、判りませんが…医師で有る前に人とし
誠意を尽くして親身に診てくれる精神科医に出会えれば良いですね!…取り敢えずは、近くのクリニックでカウンセリングを受けられる事をお勧めします!
補足
教えてくださってありがとうございます。 この前の広島のバスジャック事件の事を思うと気が気でなりません。 良かったと思います。