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社会福祉について教えて下さい。

(1)公的扶助と比較した(狭義の)社会福祉の特徴を教えて下さい。 (2)医療保険による医療保障と介護保険による介護保障との共通点と相違点を教えて下さい。 ヒントや参考HPだけでもかまいません。 (1)の方が特にわからないので是非おしえてください。 よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fuchikoma
  • ベストアンサー率17% (82/466)
回答No.2

 公的扶助とは、収入や資産を活用しても最低生活を維持できないときに、その理由のいかんを問わず最低生活水準以下の状態にあるという事実のみに着目して、最低生活の保障の為に、無差別平等に給付を行う制度です。その利用のためにはミーンズ・テスト(資産調査)が必要となり、資産や収入状態に応じた補足的な給付となります。日本では生活保護として制度化されています。  公的扶助は最も単純で最終的な救済手段です。社会保障の網から抜け落ちた存在を救済するのが公的扶助ですから、社会保険など他に利用できる制度があるのなら、そちらが優先されます。  それに対して、狭義の社会福祉(論者によって定義が異なったかと思いますが)は、老人、児童、障害者など「生活上、特別の不利条件を持つもの」が対象となります。制度としては、年金だったり、福祉手当だったり、就職支援だったり、住宅支援だったり、直接的な対人サービスだったりと様々です。  以上の点を考慮すると(憶えている範囲で書いているのですが)、  ・公的扶助が全国民を対象としているのに対して、狭義の社会福祉は特定の範疇に属する人のみを対象としている。  ・公的扶助よりも、狭義の社会福祉制度が優先して利用される。  ・公的扶助にはミーンズ・テストがあるが、狭義の社会福祉にはない。  ・公的扶助は最低生活の保障を目的としているが、狭義の社会福祉は、社会的不利の除去を目的としている。 あと、  ・公的扶助の実施主体は国と自治体だが、狭義の社会福祉は多様な実施主体がある(制度によっては)  などと書きましたが、正しくは参考文献等で確認してみてください。

-hiiro-
質問者

お礼

公的扶助と狭義の社会福祉の違い、よくわかりました。 これについてはかなり困っていたので本当にたすかりました。 私の教科書に載ってないのでこまりました。 ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • hanbo
  • ベストアンサー率34% (1527/4434)
回答No.1

 公的扶助とは、国や都道府県、市町村が実施している各種政策のうち、扶助を目的とした支出の事務事業のことですから、公的扶助の政策の中に社会福祉制度・政策が入ることになります。  公的扶助の場合には、経済的弱者に対する援助政策が主となりますが、その中の社会福祉政策では、経済的弱者のみならず、心身に障害のある方、母子家庭の方、高齢者の方、などを対象とした政策になります。  医療保障と介護保障の共通点は、ともに保険料を一定割合負担をして、国費や都道府県の予算を投入した財政形態で、医療保障は国民全員が、介護保障は国民の40歳以上全員が強制的に加入し、かかった医療費や介護保険費用の一部を自己負担し、残りの経費は加入している保険によって給付がされることでしょう。  相違点は、医療保険は自分の意思で医療機関を受診しても、保険給付が受けられますが、介護保険の場合には自分が保険給付を受けたくても、介護の認定を受けなければ、保険給付の対象にならないことです。

-hiiro-
質問者

お礼

両方とも答えてくださってありがとうございます。 医療保障と介護保障の共通点がわからなくて困ってました。 ありがとうございます。

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