• ベストアンサー

2重積分の変数変換について

2重積分について質問です。 ∬D (x^2+y^2)dxdy (D:(x/a)^2+(y/b)^2≦1) と与えられた場合に、極座標に変換して求めようと思うのですが、 x/a=rcosθ y/b=rsinθ という変換の仕方で求まるのでしょうか? また、初歩的な質問ですが、この積分で求まるのは楕円の面積なのでしょうか? 自分なりに解いてみたのですが、楕円の面積πabに一致しなかったので疑問に思いました。計算間違いでしょうか?それともそもそも2重積分の意味を勘違いしているのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.4

siegmund です. きちんと計算されておられるようで, つまらない思いこみがなければ悩むこともなかったですね. No.3への補足: > 領域Dはxy座標では原点を中心とした楕円であると思うのですが、極座標に変換した場合はなぜθの積分範囲は > > 0≦θ≦2π > > ではなく > > 0≦θ≦π/2 > > なのでしょうか?お時間がございましたらご回答よろしくお願いいたします。 info22 さん,横から口出しですみません. 積分領域の楕円は第1象限から第4象限まで対称, 被積分関数の x^2+y^2 も第1象限から第4象限まで対称, したがって,第1象限(0≦θ≦π/2)だけ積分してそれを4倍すれば 答になるのです. info22 さんの計算式で積分の前に「4」がついているのは この4倍の「4」です.

norio0427
質問者

お礼

>積分領域の楕円は第1象限から第4象限まで対称, >被積分関数の x^2+y^2 も第1象限から第4象限まで対称, >したがって,第1象限(0≦θ≦π/2)だけ積分してそれを4倍すれば >答になるのです. >info22 さんの計算式で積分の前に「4」がついているのは >この4倍の「4」です. 積分範囲に関して、少し視野が狭かったようです。対象性を利用して積分範囲を定めるというのはかなり参考になりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.3

>x/a=rcosθ >y/b=rsinθ > >という変換の仕方で求まるのでしょうか? OKです。 >この積分で求まるのは楕円の面積なのでしょうか? 違います。 楕円の面積は ∬D dxdy (D:(x/a)^2+(y/b)^2≦1) から求まります。 >x/a=rcosθ >y/b=rsinθ なる変換をすれば dxdy=abrdrdθ >I=∬D (x^2+y^2)dxdy =4∬D'{a^2(cosθ)^2+b^2(sinθ)^2}ab(r^3)drdθ =4ab∫[0~1] (r^3)dr∫[0~π/2] {a^2(cosθ)^2+b^2(sinθ)^2}dθ =ab(1/2)∫[0~π/2] {(a^2+b^2)+(a^2-b^2)cos(2θ)}dθ =(ab/2)(a^2+b^2)(π/2) =abπ(a^2+b^2)/4 合っているかは自分で確認して下さい。

norio0427
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 重ね重ね質問をして申し訳ありませんが 領域Dはxy座標では原点を中心とした楕円であると思うのですが、極座標に変換した場合はなぜθの積分範囲は 0≦θ≦2π ではなく 0≦θ≦π/2 なのでしょうか?お時間がございましたらご回答よろしくお願いいたします。

  • proto
  • ベストアンサー率47% (366/775)
回答No.2

領域Dの面積が出るのは被積分関数が1の場合、すなわち   ∫Ddxdy のような場合です。 今回は被積分関数がx^2+y^2で、原点からの距離の二乗を積分しているので、面積とは違う値になります。 2重積分ですので、イメージとしては底面がDの立体の体積を求めているのです。

norio0427
質問者

お礼

積分の解き方しか頭に無く、イメージがわからなかったのでかなり参考になりました。 ご回答いただきありがとうございました。

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

> x/a=rcosθ > y/b=rsinθ > > という変換の仕方で求まるのでしょうか? これで求められます. > また、初歩的な質問ですが、この積分で求まるのは楕円の面積なのでしょうか? 楕円の面積は ∬D dxdy (D:(x/a)^2+(y/b)^2≦1) です. dxdy が微小面積要素ですから,それを領域 D について加えあわせれば 当然領域 D の面積(今の問題では楕円の面積)になります. > 自分なりに解いてみたのですが その内容を書くべきでしょう. 利用規約に抵触することも心配ですし,何より「自分なりに解いてみた」内容がある方が 適切な回答が得られるのは明白でしょう.

norio0427
質問者

補足

>> 自分なりに解いてみたのですが >その内容を書くべきでしょう. >利用規約に抵触することも心配ですし,何より「自分なりに解いてみた」内容がある方が >適切な回答が得られるのは明白でしょう. ご指摘ありがとうございます。 自分で解いてみた結果としては以下のとおりです。 ヤコビの行列式が J=abr となり、 f(x,y)=f(arcosθ,brcosθ)=a^2r^2(cosθ)^2+b^2r^2(sinθ)^2 となるので、 ∬D'{a^2r^2(cos)^2+b^2r^2(sin)^2}abrdrdθ・・・(1) と考えました。 ∫[0~1]abr^3dr=ab/4 なので(1)は ab/4・1/2∫{(a^2+b^2)+(a^2-b^2)cos(2θ)}dθ となり、0≦θ≦2πの範囲で定積分し ab/4(a^2+b^2)π という結果を得ました。 前提として、計算結果が楕円の面積abπとなるという思い込みがあったので、あまりにもかけ離れていることに疑問を持ち質問させていただきました。

関連するQ&A

  • 3重積分 楕円体での変数変換

    3重積分において普通の球座標の変数変換は理解できるのですが   D{ (x,y,z) | 楕円体 x^2/a^2+y^2/b^2+z^2/c^2≦1 (a,b,c>0) } で x=arsinθcosφ,y=brsinθsinφ,z=crcosφと変換しますが 球座標の変換 x=rsinθcosφ,y=rsinθsinφ,z=rcosφにa,b,cがつく理由を教えてください

  • 極座標に変換する二重積分について質問です。

    極座標に変換する二重積分について質問です。 x=rcosθ、y=rsinθの時、dxdy=rdrdθになるのはどうしてですか? わかりやすく教えていただけると助かります。

  • 2重積分 変数変換をする場合 どなたか教えていただけないでしょうか?

    1.∫∫(x^2+y^2)dxdy  D={(x,y)|(x-1)^2+y^2≦1} 2.∫∫e^(-(x^2+y^2))dxdy D={(x,y)|0≦x,0≦y} 上記の問題について、変数変換を使用するんだろうなとは解るのですが、そこから実際どうやって解いていくのかわかりません。 1については(x-1)=rcosθ,y=rsinθとして変数変換するのでしょうか? 2については、x=rcosθ,y=rsinθとして考えてみたのですが、Dの領域が座標変換した場合にどうなるのかさっぱり見当が付きません。 変数変換をするところから答えを導出するまで、詳しい過程を教えていただける方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

  • 積分の変数変換について

     積分の変数変換に関する質問です。一番簡単な直交座標から極座標への変換を例にします。   x = x(r,θ) = rcosθ.   y = y(r,θ) = rsinθ. であるとき f(x,y) = 1 を x^2 + y^2 ≦ R^2 という円内を積分領域して積分すれば   ∫∫f(x,y)dxdy = ∫∫dxdy = ∫∫rdrdθ ・・・・・・ (#) となり円の面積が求められます。つまり直交座標から極座標に変換して積分するときは   dxdy →drdθ ではなく、   dxdy →rdrdθ としなければならないと、どんな参考書にも書いてあります。つまり r を余分に付け加えるわけですが、これは   ┌ ┐ ┌       ┐┌  ┐   |dx|=|cosθ -rsinθ||dr |   |dy| |sinθ  rcosθ||dθ|   └ ┘ └       ┘└  ┘   |J| =|cosθ -rsinθ|= rcos^2θ- (-rsin^2θ) = r      |sinθ  rcosθ| のように行列式|J|でも求めることができ、|J|をヤコビアンと呼ぶということも参考書に載っています。  一方で   rdrdθ= rdθ*dr は極座標における面積要素ですから(#)の変換は直感的にも納得できます。θは角度ですから drdθでは面積になれないわけです。(#)は具体的には   ∫[0~2π]∫[0~R]rdrdθ で計算できます。この式だけじーっと見ていると、いつのまにか r とθが極座標の変数であることが忘れ(笑)、あたかもθを縦軸、r を横軸とする '直交座標' において関数 θ= r を積分していると見なせます。  で、ここからが質問なのですが・・・  直交座標から任意の座標に変数変換して積分するということは、結局のところ、その任意の座標を直交座標と見なして計算することであると考えてよいのでしょうか?  たとえば   x = x(u,v,w)   y = y(u,v,w)   z = z(u,v,w)   ┌  ┐  ┌        ┐┌ ┐   |dx| |∂x/∂u ∂x/∂v ∂x/∂w ||du|   |dy|=|∂y/∂u ∂y/∂v ∂x/∂w||dv|   |dz| |∂z/∂u ∂z/∂v ∂z/∂w||dw|   └ ┘  └         ┘└ ┘     |∂x/∂u ∂x/∂v ∂x/∂w|   |J| =|∂y/∂u ∂y/∂v ∂x/∂w|     |∂z/∂u ∂z/∂v ∂z/∂w| であるとき   dxdydz = |J|dudvdw という変数変換は、 u、v、w がどんな座標の変数であれ、最終的には u、v、w の '直交座標' で計算することであると考えてよいのかということです。  任意の座標同士の変数変換というのはどうなるのでしょうね。ちょっと想像しかねます。

  • 二重積分について。

    x、yがx^2+y^2≦1の範囲Dにあるとき、 I=∫∫√(1-x^2-y^2)/(1+x^2+y^2)dxdy の積分をx=rcosθ,y=rsinθに変換し、Iをθとrに関する積分に直し、値を求めよ。という問題なんですが、 x=rcosθ,y=rsinθの関係を式に代入し、また、dx、dyをdθ、drに変換し、Dの範囲をr≦1/√2として積分を行おうと思ったのですが、なかなか展開していけませんでした。 誰かわかりそうな方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

  • 重積分

    以下の問題がどう変換してもややこしくなり困っています (1)∬(D)√x dxdy  D={(x、y);x^2+y^2<=x} 例えば極座標変換を使用しようとしてx=rcosθ、y=rsinθと置いたとしても、円の大きさが変数なので、 ∫(√rcosθ←0)dx∫(7/4π←5/4π)√rcosθ・r dθとなり 計算が困難です。どなたかご教授お願いします   

  • 2重積分について

    次の積分を計算せよ。 ∫∫x^2*y dxdy D={(x,y)|x^2+y^2≦2x+2y} この積分はx=rcosΘ y=rsinΘでおきかえて 範囲は0≦r≦√2 -π/2≦Θ≦π/2 求める答えは-8√2/9で合っているでしょうか? もし合っていないなら正しい答えを求める数式を書いていただけると幸いです。

  • 2重積分

    次の2重積分の値を極座標に変換して求めよ。Dは()内の不等式の表す領域とし、aは正の定数とする。 (1) ∬D xdxdy (x≧0、y≧0、x^2+y^2≦a^2) (2) ∬D log(x^2+y^2)dxdy (4≦x^2+y^2≦9)

  • 3重積分について

    ∫(D) |x| + |y| + |z| (dx)^3 領域D:{x^2 + y^2 + z^2≦a^2, a>0}という問題で、解が(3πa^4)/2になるはずなのですが、極座標に変換する段階でいまいち分かりません。自分なりにやると、 x=rsinθcosφ, y=rsinθsinφ, z=rcosθ (0≦r≦a, 0≦θ≦π, 0≦φ≦2π)として、ヤコビアンがr^2 sinθになり、 ∫(D) |x| + |y| + |z| (dx)^3 =∫[0→2π]dφ∫[0→π]dθ∫[0→a]dr (r^2 sinθ)(rsinθcosφ+rsinθsinφ+rcosθ) このようになるのですが、自分がこれを解いていくと違った解になり、正解にたどり着きません。この変換が間違っているのでしょうか?単に途中の計算が間違っているのでしょうか? よろしくおねがいします。

  • 二重積分 変数変換

    f(x)=x^2+y^2のD={(x,y):1≦x^2+y^2≦2、0≦y≦x} の二重積分で 極座標変換を使うと思うのですがrとθの積分領域をどのように定めればいいのでしょうか? 考え方がわからないので考え方を教えていただけると幸いです。