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根本原理は言語で表現可能?

noname#80116の回答

noname#80116
noname#80116
回答No.7

No.6です。 《狭義の哲学、或いは学問としての哲学としてはどうでしょう?》――そうなると これまた おっしゃるような事態と情況にならざるを得ないと思われます。 すなわち 表象し得ないものを表象しようという最先端の探究は そこで得られた《そういう新しい概念や思想が世間で広く一般化することはあり得ないと思いますし、一般化が進まないとすれば、その理解は特定の少人数に限られ、その特定の少人数間にしても果たして本当に相互理解が成立しているのか検証不能ということにはならないのでしょうか?》という実態だと思います。 もっと率直に述べるならば わたしは哲学が苦手です。受容として つまり読んで理解する側面では まだ いいのですが 学問として追究していく営為は やる気が起こらないようです。 引き下がらざるを得ません。 なお 《何が〈根本原理〉でないか》を前提として明らかにしていれば そして 教義や組織上の要請として行なうようなその意味での宗教的な実践(あるいは 無限判断と言うんでしょうか)でないならば いわゆる観想としての思索も 哲学に いくらか寄与しうるのではないかとは思っています。 そして勇み足で余計なことを申しますが どうも哲学は 道具であるように思えております。もしくは 地図や見取り図のごとくであると。それゆえ 《学問としての哲学には限界があ》るというところまでは 見ていないのですが。 とりとめのなく もうしわけのなく。 

rokujuuban
質問者

お礼

哲学を究めようとする立場ではなく、哲学から何かを得ようという立場の人(こちらが大多数だと思いますが)からすれば、哲学は《地図や見取り図》として十分有効であるということですね。よく分かります。 考えてみたら、しるしとしての言語も、根本原理の“表象”が不可能であることを前提としているだけで、理解することまで放棄しているわけではないんですね。 言い換えれば、“言語として”表象不可能ということで、そうであれば、それは哲学の限界というより、言語や記号体系の限界なのかなあと、そして言語や言語的思考に頼らないアプローチを模索するなかで、観想や、その他の実践の需要が発生するのかなあと思いました。 そこから得たものを理解と呼ぶのかどうか分かりませんが。 ご回答ありがとうございました。

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