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なぜ、プローブを「10×」に設定するのか?

あるオシロスコープを使っての実験で、疑問が沸いた点があったので、質問します。 実験の流れ ・発振器に対して直列に抵抗(100kΩ)つなぎ、正弦波を入力。 ・オシロスコープのCH1入力コネクタにつながれたプローブをその抵抗に接続。 ・次に、CH2にもプローブをつなぎ、CH1につながれたプローブと同じく、抵抗の両端につなぐ。 ・コンデンサ(300pF)を回路に直列に挿入し、CH2のプローブは抵抗とコンデンサの両方にかかる電圧を測定する。 ・CH2の出力電圧を8Vppにした場合のCH1の出力電圧とCH1の出力波形からのCH2の出力波形の位相の遅れ、の二つの値の周波数特性を測定する。 この実験において、プローブを「10×」に設定しろと言われたのですが、なぜプローブを「10×」に設定するのかが分かりません。 どうか、分かる人がいたら教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.1

オシロスコープのインピーダンスは50Ωです プローブを使用しないで測定するこの低い50Ωが回路に影響を与え測定する値が違う値になります  R1 に50Ωで今1A流れているとすると      R1には50Vですね  ここにプローブを使用しないで測定すると  R1と50Ω(オシロの抵抗)が並列になります  この時は  R1に0.5A流れ  オシロに0.5A流れます  となると測定した結果は25Vとなりますね  プローブ(×10とか)を使うのと  抵抗成分は10MΩ・容量成分は15pF程度であります  測定にほぼ影響を与えずに測定することができます  (本当の理由) オシロは特性インピーダンスが50Ωにて整合させないとオシロスコープ駄目なんです それは、周波数帯域や波形ひずみなどの機器の性能は、50Ωで整合した場合に正しく測定できるでようになってます  したがってプローブを使用することによりオシロに対して50Ωで整合した場合と同様な環境で測定することができます    自動的に整合してくれるのがプローブの役割なんですね  他にはINPUTから測定点まで接続する浮遊容量(容量成分は15pF程度)を少なくすることができます  したがって、測定箇所に直接プローブで触れるように成るのです

dozaemonn
質問者

お礼

丁寧な回答感謝します。 心をこめて花束を。

その他の回答 (1)

回答No.2

プローブを「10×」に設定した方が「1×」よりも入力インピーダンスが大きくなります。測定対象に対して入力インピーダンス分が並列になるので、入力インピーダンスが大きいほど測定値に影響を与えません。

dozaemonn
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 これで、教員採用試験に受かりそうです。

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