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合意形成の方法論

社会の様々なシチュエーションで合意形成の必要性を求められていますが 現在私が持っている方法は 1.ブレインストーミング 2.KJ法 の二点ぐらいです。他に 「多くの人から意見を引き出し」 「その意見を合意に至らしめる方法(論)」 をご存じの方がいらっしゃいましたら参考になる文献、サイトとともに教えてください。

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  • ベストアンサー
  • abichan
  • ベストアンサー率56% (225/397)
回答No.1

代表的なものを上げてみます。 (1) ブレーン・ストーミング  ご存知のとおり「相手の意見を批判しない」「自由気ままに数多くアイデアを出す」「他人の発想を手がかりに連想する」手法です。集団思考によって思いがけない斬新なアイデアが期待できるので、新製品の企画を練るときや、特殊な問題解決を図るときに効果的です。 (2) KJ法  あるテーマについて考える場合に、さまざまな発想をカード等に書き起こし、それを中分類、大分類と関連づけながら問題の本質や新しい意味付けを絞り込んでゆく手法です。 問題の中身が複雑で、どこに核心があるかつかみたいときに威力を発揮します。ブレーン・ストーミングとの組み合わせでも効果的ですね。 (3) BB法  ある事柄を取り上げたら、その主要な構成要素を列挙していき、その要素を順番に破壊し、代替品がないかと仮定します。次に無理やりその要素の機能を代わりに果たす方法がないかを考えます。奇抜、こっけい、どのような案でも良いです。例えば、「新しい自転車の開発」をテーマとしたら、ハンドル・車輪・ペダル・サドル等、要素を細かく分解し、工夫を加えて新しい発想に結びつけるという具合ですか。 (4) 10戒集  5W2Hを次の内容にて具体的にチェックする項目です。「改善への引き金は問題点の発見から」「目的意識を忘れるな」「問題点はデータ分析から生まれる」「カンに頼るな」「現状を慰め合うな」「全てを白紙から見直せ」「角度を変えて何度も見直せ」「常に百点を目指せ」「質にこだわるな」「これで終わりと思うな」これら10点にてチェックすることにより盲点を克服出来ます。 (5) 強制連関法(チャールズ ホワイティング考案)  一見、関連のない二つのものを強制的に関連づけていくことにより、アイデアを生み出す手法です。例えばある事務機メーカーが新製品を開発する場合、イスと机、机とスタンド、机と書類戸棚といった具合に関連付けし、「イスを回転式にする」「イスを机に付属させる」「はめ込み式の卓上スタンド」のようにアイデアを生み出してゆきます。なぞなぞに似た方法です。この手法に慣れてくると、考え方が柔軟になり、発想の転換がしやすくなります。 (6) KT法(ケプナー&トリゴー考案) SA(状況分析):何が起こっているか? PA(問題分析):どうして、そうなったのか? DA(決定分析):どういう処置をとればよいのか? PPA(潜在問題の分析):将来どんなことが起こりそうか? 上記思考手順はそれぞれ独立していますが、ある部分では相関関係で結ばれています。お互いに強く補完し合っているので、その中からもっとも良い解決策を決定すれば、どんな難問にも応用できる思考法です。 SAは「テーマ設定」「関心事の列挙」「具体的事実をあげる」「とるべき行動を列挙する」「課題に優先順位をつける」の5段階にて書き出しを行ないます。 PAは現状と目標の差異についてできるだけ多くの情報を集め、そのギャップに焦点を当て徹底的に原因を探ります。現実の姿とあるべき姿には必ず差異がありますので、その差異こそトラブルといえます。情報の収集には3W1Eを使用します。What(何が・・・欠陥なのか)、Where(どこで・・・失敗したのか)When(いつ・・・何が起きたのか)、Extent(どのくらい・・・差があるか) DAは「目標を明示する」「どのランクまで達成するか目標を決める」「そのための実行プランを考える」「さまざまなプランを評価評価する」「マイナス影響を予防しておく」の5段階です。 PPAはDAまでのステップにおける計画に対しリスク管理をするステップです。リスクゼロの計画は無いでしょうから、目標を明確化しそれに対する障害を調べ対策を準備します。 KT法は米国のケプナー博士、トリゴー博士がNASAや欧米の一流企業1500社のトップに会い、問題を解決してしまうための考え方と思考プロセスを分析して出来上がった思考システムです。 (7) 焦点法(チャールズ ホワイティング考案) (8) Uターン思考法(豊澤豊雄 考案) (9) オズボーンの法則 (10) NM法(中山正和 考案) 少し長くなりました。(7)以降で説明を要するものは補足にて書き込みください。

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