- ベストアンサー
避難ハッチ
横4世帯、15階建ての新築マンションの購入を検討しているのですが、図面を見ると、どの住居にも全くバルコニーに避難ハッチがありません。ただし玄関側の廊下には階段が2つあります。 このマンションの販売員に「仮に廊下側で火災があれば、バルコニー側に逃げることになるが、地上に降りるにはどうするのか。」と尋ねると、「隣家との仕切りを破り、隣家のガラスを蹴破って隣家に侵入して、隣家の玄関から逃げてください。また、ちゃんと市の監査を受けてるし、建築基準法、消防法上でも問題ありません。」と言われました。 確かに、二方向避難ができるのならバルコニーに避難ハッチはいらないと以前聞いたことはありますが、これでも二方向避難と言えるのでしょうか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
建築基準法上は「2以上の直通階段」の設置を要する建築物であり、消防法上は「2方向避難型共同住宅」に該当した建築物と言えます。 いずれも法規定を満足していると思われます。 販売員の言う避難経路については、そのとおり、ということになりますが、隣家との仕切は破れても、ガラスが破れるか、という問題はあります。 ガラスはかなり強度があるので、器具無しに破れるか、そこで時間がかかってしまって、避難が遅れる、というようなことは無いのか、などの問題が考えられます。 但し、避難ハッチについても賛否両論があり、15階で非常時にハッチを利用して降りられるか(恐怖で使用不可になるのではないか)、防犯対策上問題はないか(鍵をかけるわけには行かないので、侵入に使用される危険性はないか)、メンテナンスをどうするか(設置が専用部分になるため、だれがどのようにメンテするか)、などの問題もあり、設置しないで法規定を満足できるので有れば、設置しない、という考え方も出来ます。 ハッチのコストもかかりますし、有ることが邪魔だ、という考え方もあります。 今回のように、ハッチが無くても法規定を満足できる場合は、任意に設置するかどうかになりますが、その判断は、設計者なりの考え方によることとなります。
その他の回答 (4)
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
神経質すぎると困りますが、心配して、非常時にどうするか考えることはいいことです。まったく無頓着な方が多いですからね。 地震に関しては、ドアが耐震仕様になっていれば、かなり変形したところで開けやすい可能性はあります。最近はそのような仕様も多くなりました。また、地震で変形して開かなくなるほどと言うのは低層階がほとんどですので、中高層階だと被害の可能性は低くなります。そもそも、その場合は火災が必ず伴うとは限りませんので。気になるなら、そういった設備や免震構造の物件の中層階以上を探すしかありませんよ。
お礼
ご回答有難うございます。 なるほど。ドア(地震に対して)は、中高層階の方が 変形しにくいのですね。カタログでは「完全スリット対応 枠付玄関ドア」となっていますし、少し安心しました。 バルコニー経由の避難は、自宅出火の場合ぐらい に限定出来そうですし、何とかなりそうな気がしてきました。
ハッチがあってもバルコニーがつながっている時は階に1箇所のハッチでもいいので仕切りを破るのも最高2枚で大変ですね。階段なら自分の玄関を出て火災方向と逆に逃げるという事が可能です。(避難経路が重複してしまう距離があると不利ですが4戸なら端と端かな) 住戸で火災があったときはドアは防火設備でしょうから心配なのは廊下に面したガラス窓からの炎とどこからともなくくる煙です。網入りガラスはガラスが落ちにくいので炎を防ぎます。 煙が充満・・と言う事で開放の高い廊下ではないようですね。 それでもどこかに排煙計画がされているはずです。排煙窓でなく完全に開放された天井部に近い開口部があると廊下の煙も多少安心なのですが・・。 また、ハッチよりも階段の方が下りやすいですが階段に慣れていない人が階段をかけ下りても5Fも下りれば脚はがくがくです。高層マンションは景色もよいので人気でしょうが安全面は机上の空論でなければいいなあと感じる事もありますよ。
お礼
ご回答有難うございます。 ご指摘のとおり、玄関側の階段はマンションの両端側にあります。 もちろん避難経路にバルコニー側のハッチがあっても、使うのは 大変ですからなるべくなら避けたいですね。 どうやら私の「二方向避難」のとらえ方が違っていたようですが、 このマンションでは、廊下の2つの階段から避難する場合、 必ず玄関を使わなければならず(あたりまえですが)、この段階で 避難経路は一方向でそこから先の経路が二分岐しているだけ (つまり、避難経路が一方向二分岐)ではないかと思ったわけです。 震災で玄関のドアが開かなくなった話も聞きます。 また、今住んでいる賃貸マンションも、その前住んでいたアパート にも避難ハッチがあったので、絶対あるものと思っていました。
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
2方向避難が可能であれば、ベランダに逃げる構造はない場合が多いです。部屋の構造にもよりますが、玄関に逃げればいいでしょう。熱感知器、煙感知器、ガス漏れ感知器を設置し、初期段階で気がつくようにすれば、あまり問題ないように思います。 逆に防犯に凝ると、補助錠をたくさん付けると開錠に手間取る=煙に巻かれる可能性もありますし、防犯ガラスにすると無窓階扱いとなり消防夫的確となる場合もあるので、気をつけてください。まあ、程度問題と言うことで。
お礼
ご回答有難うございます。 煙感知器などは設置されているようです。 火災に関しては初期段階で気づけば、煙にまかれる前に 玄関側に出てどちらかの階段を使えばいいのでしょうね。 でも地震で玄関扉が開かなくなった場合はどうでしょう? (私、阪神大震災経験者ですので・・・) バルコニーにハッチがあるほうが安心しませんか? (極論、バルコニーに縄ばしごがあるだけでも安心かも) 私が、ちょっと神経質になりすぎなのかもしれませんね。
- kurocyatora
- ベストアンサー率41% (15/36)
こんにちは 2方向に該当すると思います。 消防法などによると、今回のようなケースが本来の2方向避難で、それがかなわない場合にバルコニーに避難器具を設け2方向避難として認めてもらうといった感じだったと思います。 ハシゴより階段の方が安全ですしね。
お礼
ご回答有難うございます。 法的には問題ないということですね。 確かに、はしごより階段のほうが安全ですね。 ただ個人的には、隣家のガラスを蹴破って隣家に侵入して、 隣家の玄関から階段に降りることに抵抗を感じます。 また、廊下側全体が煙に包まれた場合は、 どちらの階段も使えなくなるので、バルコニーに 閉じ込められてしまいます。 それなら、玄関側に階段が1つあって、バルコニーに 避難ハッチがあるほうが安心です。
お礼
ご回答有難うございます。 やはり法的には問題ないということですね。 確かに避難ハッチは防犯上の観点では気になりますね。 ただガラスを割るのも問題ありですし、 要は何を優先するのかということですね。 間取りの良いマンションなので、残念です。