• ベストアンサー

貧しい→豊かになりたい→共産主義を目指す→豊かにならない 

学校で世界史や政治・経済、現代社会などを勉強していて 疑問に思ったことがあります。 貧しい→豊かになりたい→共産主義を目指す→豊かにならない  上のようになってしまうのは何故だろう、ということです。 上図が正しいか分かりませんが、社会主義って豊かに なるはずが、結果的に国民が貧しくなっていて、 格差も(?)生まれていますよね。 これってどうしてなんですか? やっぱりあくまでも理論でしかないんですか? それと、マルクスは自分たちは科学的な考え方をしていて、 何人かの考えを空想科学主義って呼んだりしていましたよね。 でも、実際には、社会主義はうまくいっていない。 マルクスやエンゲルスの考えを否定するような人は いなかったんですか? どうして、マルクスやエンゲルスは評価されているんですか? さらに、何かで、うる覚えではっきりとしないんですが 「戦後の日本は唯一成功した社会主義だった」 というような文を読んだ覚えがあります。 これってどういうことなんですか。 すべてじゃなくても良いので、教えてください。 回答待っています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.7

戦後唯一成功した社会主義 第二次世界大戦前というか、20世紀前半は、いろいろな計画経済・社会主義がチャレンジされた時代とも言えます。 ソ連型社会主義 ナチス型社会主義=>ナチスって正式名国家社会主義ドイツ労働者党ですんで。 アメリカ型社会主義>ニューデール んで 日本の革新官僚 アメリカも全体主義かよ!と思われるでしょうが、古典的経済学では国家の過剰介入であり、見方によっては50歩100歩、戦後赤狩りされたのは、これらニューデールの流れをくむ人々です。 日本の革新官僚が、人造国家満州で行ったのが計画経済で、軍事官僚だけがパージされ行政官僚が生き残った戦後日本で、実施したのが、戦後日本経済です。岸信介がまさしく満州関係者で、その部下が椎名悦三郎だったりする。 この意味で、20世紀前半いろいろ試された社会主義トライアルでもっとも20世紀後半に成功したのが日本である。 とも言える。

niraiseiki
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 経済と現代史はまだそこまでやってないため さっぱり知らないので ソ連型社会主義 ナチス型社会主義 アメリカ型社会主義 満州での計画経済 岸信介 椎名悦三郎 といったキーワードを提示していただけるのは ありがたいです。 調べて知識にしますね。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (13)

  • tsonk
  • ベストアンサー率37% (3/8)
回答No.3

>戦後の日本は唯一成功した社会主義だった というのは確か、 社会主義・共産主義の各国は経済的は破綻を迎え、 格差が極端に広がったのに対し、 日本が大きな経済成長を遂げたとともに 「一億総中流社会」といわれるような中産階級の層が厚い社会になったから だったと思います。 「皆平等に発展していこう」という共産主義・社会主義のスローガンにあっているからですね。 (厳密に言えば両者は違うようですが、素人にはさっぱりです) これは「懲罰的」とも言えるようなとても厳しい累進課税 (高額所得者は所得税で稼ぎの7割とられた時期もあったそうです) をとったからで、そのような面からも社会主義的な感じがしたのかもしれません。 あなたが疑問に思ったように、 >貧しい→豊かになりたい→共産主義を目指す→豊かにならない という流れになぜなってしまうのかというのは正しい答えはまだ出ていません。 私なりの答えは ・生産手段を共有して皆が幸せになろうとする考えでは競争が起きず発展の速度が遅くなる ・競争がないので怠惰がおきる、生産能力はどんどん落ちる ・資本主義社会では競争が常に起きているから相対的に技術などの発展は驚くほど遅れてしまう ・計画経済では国の官僚が全ての経済について計画を立ててしまうし、官僚は万能ではないので、消費者のニーズに対応しきれない。急な変化にも対応できない ・官僚が計画の全てをたてるという体制は汚職などの政治腐敗を招きやすくなる などです。 ほかにも沢山あるのでしょうが、今思いつくのはこのぐらいで…(すみません;;) *世界にいる共産主義者・社会主義者の皆さんは これが社会主義国家・共産主義国家の抱えている構造的な問題だとは捉えず、 それぞれの国のやり方がまずかったのだ、 自分たちこそが真にマルクスの志を継ぐものだと考える人もいます。

niraiseiki
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 下の回答者tetujinn28さんの90%、tsonkさんの7割、 すごい割合ですね! つまり、tsonkさんの考えをまとめると 1、競争性 2、人間性 が関わってくるんですね。 *以後の文は興味深いです。 そういう人たちの考え、つまりその国の政策の 何処がいけなかったのか、自分ならこうした、 っていうような考え、そういったものに 興味が湧きました。 が、そういう本とかサイトってご存知ですか? 参考になりそうなものがあったら教えてほしいです。 ありがとうございました!

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#30593
noname#30593
回答No.2

非常に単純化して言うと、 人は自分の欲望の為ならば一生懸命働くという事でしょう。 自分(企業)に利益が還元されるシステム→資本主義。 全てを国営で行った場合、この原理が働かず又当然腐敗も発生するこれらは事実がものがたっています。 戦後の日本は唯一成功した社会主義だった、というのは、戦後の財閥解体に始まり又導入されたシャープ税制に始まる高税率による富の再分配の事です。 一時、個人の所得には最高90パーセント以上の累進税率が課されました。 又相続税の高さは世界に類を見ないものでした。 企業や個人の利益を国が吸い上げ社会還元したという意味であり主に個人の資産形成を認めない社会体制であったということです。 はなぜ、企業、個人とも豊かになったのかというと、ポイントは高度成長とインフレを前提にした借入金による企業経営と個人の資産形成によるものです。

niraiseiki
質問者

お礼

     財閥解体+シャープ税制      (所得税、相続税の高さ)          ↑   ↓  高税率による富の再分配(企業や個人の利益を  国が吸い上げ社会還元したという意味)            ↓         個人の資産形成を認めない社会体制 すごく解りやすいです。ありがとうございました! 1、高度成長とインフレを前提にした借入金による 企業経営と個人の資産形成 2、財閥解体+シャープ税制 「戦後の日本は唯一成功した社会主義だった」の仕組みは 解りましたが 1、2については知らないことがあったので、 調べてみます。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • guguku
  • ベストアンサー率26% (118/450)
回答No.1

こんばんは。37歳の主婦です。 もう歴史なんて昔の昔のこと過ぎてあまり思い出せないのですが、覚えているというか理解している範囲で。 共産主義というのは結局、みんなが平等に働いて、みんなに分配するということですよね。それは理想的に見えますが、人間性について理解されていなかったのでうまくいかなかったのです。 結局、働きに関係なく均等に分配されると人間そんなに働かなくなってしまうのですね。生産性がすごくおちてしまったようです。また最初は理想に燃えて書記長(共産主義のTOP)も長くその立場にいると、自分のことしか考えなくなってしまうようになってしまうようですね。 これは私が高校の時に共産主義について考えたことです。 参考になればいいのですが。

niraiseiki
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます! 僕も、人間性に関しては考えていました。 gugukuさんの言う書記長に関してですが、 北朝鮮って、テレビで何度も見ていますが 貧民の方がかなり多いですよね。 それって、国のトップとして、どうにかしてあげたい っていう気持ちにならないものですかね。 gugukuさんの回答を読んでみて 他の国の書記長の国民に対する考え方や、コメント、 政策などを調べようと思いました。 ありがとうございました!

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 【共産主義】中国の共産主義は本当の共産主義ではない

    【共産主義】中国の共産主義は本当の共産主義ではない。エセ共産主義だ。という人がいますが、共産主義とは資本主義は貧富の格差が拡大することを先に予言していたマルクスが資本主義は貧富の格差が拡大する欠点があるので、世界は資本主義から国民市民の貧富の格差の怒りが頂点に達した時に暴動が起こり社会主義革命が起こり、資本主義→社会主義→共産主義の時代になると予言した。 ロシアは共産主義になる手前の社会主義でコケて転落し、中国はロシアの社会主義の失敗例を参考に共産主義を形成。 今の資本主義はマルクスの予言に驚き、労働者が暴動を起こさないように労働組合の結成を許可したが、今は労働組合は崩壊し、マルクスの予言通りに貧富の格差が拡大しており、国民市民の富の格差に対する不満は日々増加しています。 中国の共産主義は日々成長していっています。 だから昔の思想の共産主義の考えではなくなっている。 逆に成長していないのは資本主義の方ではないでしょうか。 共産主義の思想が成長して、資本主義の思想は成長していない。 成長している共産主義をエセ共産主義と笑う成長していない資本主義が笑う資格はないのでは? 中国をエセ共産主義と笑うより、自分たちの資本主義は貧富の格差が拡大して最後は貧困層が増えて貧困層が暴動を起こし、資本主義は崩壊するという予言通りに時代が進んでいることをどう解決するのかを資本主義は他人の共産主義思想を馬鹿にする前に自己解決してから絡むべきだと思います。 富の集中が加速して、貧富の格差を止める気が資本主義者の奴隷である民主主義を歌う資本主義者の雇われ代議士が資本主義の富の格差を止める気はないでしょう。 いかに労働者の不満を押さえつけるかが政治家の仕事になっています。 これでいいんですか?資本主義とやらは。

  • 社会主義・共産主義・マルクス主義・国粋主義

    社会主義・共産主義・マルクス主義・国粋主義についてそれぞれの意味や関係性を教えていただけませんか?? 辞書を調べたのですが、難しく理解できませんでした。特に社会主義と共産主義と資本主義の関係性を知りたいです。 また、それが現代にどのような影響を及ぼしているのか知りたいです。

  • 社会主義、共産主義について

    社会主義、共産主義、マルクス・レーニン主義の違いと、日本の政党の社会党や共産党がどう関係している分かりません。 今、上記の社会主義などについて勉強していて、色々と調べているのですが、未だよく分からないので教えてください。 ・社会主義、共産主義、マルクス・レーニン主義がどう違うのか分かりません。 あと、今の中国や北朝鮮は上記のどれに当たるのでしょうか? ・それと、日本の政党の社会党や共産党というのは、上記の三つのものとどれくらい関わりがあるのかも分かりません。 現在の資本主義で自由民主主義の日本を、丸ごと社会主義や共産主義の国家にしようとするのは現実的ではないような気がしますし、 それか部分的にしようとか考えているのでしょうか? 教えてください。<m(__)m>

  • 共産主義とは何だったのか?

    世界のあちこちで革命が成功して、共産圏が広がりましたが、結局ソ連の崩壊で、共産主義の時代は終わったように思われます。 しかしながら終わってみて、あれは一体何だったのか?と考える人が居ないように思われます。 社会の矛盾や悲惨な社会を改善しようとして行われた革命だったとしたら、その矛盾は一体どうなったのでしょうか? マルクスが間違っていて、共産主義が解決にならないということは解ったとしても、矛盾そのものが無くなったわけではない、と思われます。 革命と言うこと全体がそもそも意味が無かったのか?革命の仕方が間違っていたのか?など解らないことが多いと思われます。 しかし何はともあれ世界の半分を占める勢力にまで成長したことには何か、意味があったようにも思われます。 共産主義が、なぜあれほどの力を発揮したのか?についてのお考えを、教えて下さい。

  • 共産主義と社会主義の差異

    共産主義と社会主義はどこがどう違うのでしょうか。日本の共産党と社民党は理念のどこがどう違うのでしょうか。日本の共産党と社民党はマルクス主義の実現を目指しているのでしょうか。 教えてください。よろしくお願いします。

  • 社会主義と共産主義の決定的な違いとは一体なんでしょうか?

    社会主義と共産主義の決定的な違いとは一体なんでしょうか? 共産主義社会の第一段階を社会主義というのですか?そして、マルクス主義を共産主義と考えるのでしょうか?

  • 朝日新聞の幹部は共産主義者ですか?マルクス主義者ですか?

    朝日新聞の幹部は共産主義者ですか? 戦後、マルクス主義を信じていた人たちが朝日新聞の幹部ですか? よろしくお願いします。

  • マルクスとエンゲルスについて

    よく左翼を語るときにマルクス・エンゲルスとセットにされていますが、両者はお互いにかなり異なる思想を持っていたと聞きます。 社会主義と共産主義の違いも良く分かっていないのですが、この二人はそれぞれどういう考えを持っていたのでしょうか?わかりやすい説明がいただけると嬉しいです。

  • プロレタリア独裁から共産主義社会への移行

    マルクスによれば、共産主義革命を実現するためには、一度プロレタリアートが権力を掌握しなくてはならない(プロレタリア独裁)のですよね。 このプロレタリア独裁が共産主義社会への過渡期となるそうですが、この独裁体制が一体どのようにして共産主義社会へと移行するのでしょうか? マルクスは、プロレタリア独裁から共産主義社会へと移行するメカニズムをどのように考えていたのでしょうか。

  • 共産主義や社会主義のシンボルカラーが「赤」なのは。

    Wiki「共産主義」によれば、 「共産主義のシンボルには、社会主義と同様に赤色や赤旗が広く使用されている。また特にマルクス・レーニン主義系の共産主義を表すシンボルには赤い星や鎌と槌なども使用されている。」 とあります。 共産主義や社会主義のシンボルカラーが「赤」なのは、どんな理由があるのですか。 「赤」を使い始めたのは、どこの国ですか。 どうでもいいようなことですが、気になります。 よろしくお願いいたします。