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NFBとMCBの違いについて

以前、このような質問があったようですが、その回答ではわからなかったもので、再度となりますが、NFB(ノン フューズ ブレーカー)とMCB(?)の作動原理、用途の違いなどを教えてください。

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回答No.4

既に出された回答と重複があって失礼しますが、NFBとかMCBとかCBとかいうのは,メーカや技術者が使っている、いわば、俗称で、正式な呼称はJIS規格で次のように決められています。 番号:1222 文字記号:MCCB 用語:配線用遮断器 文字記号に対する外国語:Molded Case Circuit Breaker 動作原理をお尋ねなので説明します。表現は私流です。 [目的・用途]低圧の電気配線や機器に電気故障が発生した場合に、当該電気回路を速やかに遮断して、故障箇所の火災や更に上位系統への事故波及を防ぐこと。配電盤や分電盤の中に取り付ける。一般家庭でも分電盤に小さいものが使われている。 [電気事故とは]短絡、地絡、漏電、過負荷、をいう。 短絡とは、線と線が接触して大きな電流が流れること。 地絡とは、線がアースに落ちて大きな電流が流れること。 漏電とは、線が高い抵抗を介してアースに落ちて僅かな電流が流れること(人体の感電も含む)。 過電流とは、負荷が増えて定格電流より少し多めに電流が流れること。 [MCCBの機能]MCCBは、短絡、地絡、過負荷の保護を行うが、漏電は保護出来ない。漏電を保護するためには漏電遮断器を使う。 「短絡と地絡の保護」電磁コイルが内臓されており電流が常時流れていて、定格電流を大きく超える電流が流れると、電磁力とバネの作用を使って接点を即座に切る。 「過電流の保護」バイメタルのような物に電流が常時流れていて、定格電流をほんの少し超えると温度上昇によってバイメタルが歪み、その動きとバネの働きで接点を切る。温度上昇するのに時間が掛かるので、小さな過電流だと切るまで数分かかるが、大きな過電流だと早く切る。すなわち過電流の大きさと切るまで時間は反比例のような感じになる。この特性は前もって調整が出来るようになっている。 なお、バイメタルではなく電子回路を使ったものもある。これはインバータなど高調波が出る回路では誤動作が起きるので使うなと昔は言われていたが、最近のものは改善されているらしい。 「定格電流の範囲」1000A位から1A位まで用途によって各種あります。 「価格は何で決まるか」価格は短絡電流を遮断する能力とほぼ正比例する。大きいものでは10万A位、小さいものは1000A位。  

mounanndem
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。 電気について非常にお詳しいようですね。 私も少しかじったものなのですが、ほとんどみに付いていない状況です。電磁気や電気工学を独自に勉強するのによい参考図書などがあれば教えていただけませんでしょうか。 ハードなものではなくソフトな内容でお願いします。 ちなみに、ACBというブレーカーがありますが、どのような原理になっており、どのような特性があるのでしょうか。

その他の回答 (3)

回答No.3

追伸:訂正!NFBは1933年、三菱電機がブレーカーを商品化した時のキャッチコピーです。 MCB関係:JISではMCCB(Molded Case Cirkuit Breaker)主に国内視野の電力系はこれをMCB、海外視野の産機は米国等、国際的な表記CBを使用しています。

回答No.2

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=984989 一応、参考に。 MCBはモールデッド・サーキット・ブレーカーです。 NFBは富士電機のMCBの略号商品名。 三菱電機はMC、モーター特性に合わせたモーター保護用がMB. 配線図で制御界ではCB、電力界ではMCB。 統一規格等を意識しない、または気が付かずNFB1、等で表記されているのを数多くみかけます。 個別な特性は別として混乱防止も考え統一されたCBの表記が国際的でもある。

回答No.1

家庭用の小型遮断器(ブレーカー)(Miniature Circuit Breaker)  言い方が違うだけですね。  NFBの家庭用(小型、小容量)のようです。  

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/MCB

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