• 締切済み

400V制御盤のブレーカ選定

お世話になります。 現在、3φ400Vの動力制御盤を設計しています。各負荷のブレーカにはELBを使います。操作電源(100V)として使うトランスの一次側の保護は現在MCB(NFB)で設計しています。盤内で使う電源だからELBを使う必要はないと考え設計に入ったのですが「はたしてこれで良いものか?」と疑問が湧いてきました。 外部の負荷電源として100Vを供給するトランスも同様に一次側はMCB(NFB)で二次側はELBを使っています(ただし、二次側はトランスのケースおよび盤筐体とは別で二種アースを施す)。 この場合はどうすればよいのでしょうか?

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

トランスが複巻であれば、その二次側に漏電遮断器を設置し、漏電保護するのであれば、トランスの二次側の片側を接地しないと、地絡電流は流れません から、漏電ではトリップしません。なので接地する必要がありますが、回答(1)の方も書かれている通り、高→低圧へ変圧する変圧器の二次側接地=旧”二種アース”ではなく、C種接地(旧 特別第三種接地)ということになります。 又、私共では、低圧→低圧に変圧する場合の変圧器の二次側の接地線の太さに ついては、内線規程を参考にしています。 内線規程1350-10 低圧電路の中性点などの接地(電気設備に関する技術基準を定める省令 第10、11条に対応)””低圧電路に施設する保護装置の確実な動作の確保を図るために特に必要がある場合で、電路の中性点に接地工事を施すとき(低圧電路の使用電圧が300V以下の場合において、電路の中性点に接地工事を施し難いときは、電路の一端子に接地工事を施すとき)は、次の各号により施設すること。解釈28)  (注)ここでいう「低圧電路」を例示すると (1)一次側が低圧の絶縁変圧器の二次側低圧電路  以下省略。 (1) 接地線の太さは、1350-5表(B種接地工事の接地線の太さ)に準ずること。  以下省略。””” http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5448654.html http://www.aichidenki.jp/eigyou/haiden/databook/4.pdf 2番目のURLの表の一番上の欄は、断面積に換算すると5.5sq以上となりますが、1kVAとかの容量の小さいものは、2sqとか、主回路の配線サイズに合わせています。 https://web1.fujielectric.co.jp/Kiki-Info/User/guestlogin.asp富士電機機器制御 技術情報サービス 漏電遮断器 技術資料・データ資料No. 0220005 タイトル 漏電遮断器による変圧器回路の地絡保護について こちらに判りやすい資料があります。見てみてください。会員登録(無料)すれば見れます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

電気設備の技術基準の解釈 http://www.nisa.meti.go.jp/8_electric/denkisetubi/dengi.pdf 電気設備の技術基準の解釈の解説 電技解釈第40条(地絡遮断装置等の施設) http://www.kdh.or.jp/safe/document/advice/detail.php?id=67 http://denkinyumon.web.fc2.com/denkisetsubikiki/roudensyadanki.html http://www.denki21.com/tiraku.html http://cgi.din.or.jp/~goukaku/denko/chap9/1-9-3.pdf http://www.denki21.com/0827kai.html 法律用語なので難解ですが大方の解釈は 「地絡遮断装置等」と言うのが漏電ブレーカに相当する これは必ずしも漏電ブレーカと限定していないだけで 例えば漏電リレーや漏電警報器でも良いと言う意味になります ただ、 動力線と接地線が直接短絡して数百A以上の大電流が流れる事を地絡と呼び 動力線と接地線の間に人体等の異物を介してmA単位の電流が流れる事を漏電と呼ぶ と、言う説も存在するが この問題は所謂FAQに属するけれど http://page.freett.com/vinci/sikanohone/1536.html http://okwave.jp/qa/q2584423.html?order=DESC&by=datetime 「200V以下の回路ではELBを使わなくても良い場合が有る」 程度の事で有って 「200V以下の回路にはELBは不要である」 とかの意味ではありません

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 早速、電技解釈を見ました。 最新版を購入して隅々まで読んでみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

漏電ブレーカを使わなければならない理由は ただ単に電気設備技術基準に記載されているからに他ならない で、電技には400V回路には必須になってますが 200V以下の回路には必ずしも必須ではない(水回りとかに使う場合に必須となる) 従って、盤内に有る400:100トランスの2次側にELBは必須ではない >(ただし、二次側はトランスのケースおよび盤筐体とは別で二種アースを施す)。 この二種とは旧規格での用語ですよね 現行規格ではB種接地の事ですよね http://www.m-system.co.jp/mstoday/plan/mame/2000-2001/0106/index.html でも、B種接地が必要なのは高圧:低圧トランスの2次側 低圧:低圧の2次側には必要ありません 本例であればC種接地(筺体接地)になります

noname#230358
質問者

補足

回答ありがとうございました。外部負荷電源用のトランス二次側には、屋外に設置の負荷がつながるのでELBを選定しました。 操作電源用のトランスにはPLC用のサービスコンセントを設けます。客先仕様で「コンセントはELBで保護せよ」とのことですのでELBを動作させるために二次側の接地が必要と考えます。 電気設備技術基準(電技)の何条にELB使用を謳っていますか。最近、電技の本を開いていないので見事に忘却しました。宜しければ御教示戴けると幸いです。

関連するQ&A