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正社員から契約社員への転身
お世話になっております。表題の内容の質問をさせて頂きます。 現在20代後半女性です、大手ITメーカーの関連会社で5年営業職(正社員)をしてきました。 先日、学生の頃から憧れていた出版社の営業職(契約社員)の内定を頂きました。 しかし、家族を含む一部の方によく考えたほうが良いと釘を刺されています。確かに、嬉しさで有頂天になり現実的な考えができていなかったと思います。 ここでの質問及び回答を拝見すると、正社員としての登用を条件に契約社員として雇用されたものの現実は全く違うものであったなど よく考慮しなければならない現実を目の当たりにしました。 現在の正社員としての安定を取るか、条件が悪くなってもやりたいことを貫くべきか非常に悩んでおります。 助言及び、ご経験談をお聞かせ下さい。
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まず、厳しい現実からお話します。 契約社員というのは、非正規雇用です。すなわち、労働法で定められたふつーの雇用(正規雇用=正社員)ではありません。当然、条件は悪くなります。そもそも、労働法の法体系は、正規雇用を前提にしており、契約社員や派遣、パート、アルバイトは、法律上では例外的な扱いなのです。だから、非正規雇用と言うのです。 現在では、偽装請負のような、正規雇用者ですら、まるで実体が非正規雇用者のような例もありますから、人は法の下に平等、実力がものをいうといいながら、現実には「身分」がいかにものをいうか、悲しくなるくらいです。 それと、「正社員としての登用を条件に契約社員として雇用」というのも、実は、まったく当てになりません。というのは、正社員として登用したければ、最初から正社員で登用すればよいわけであり、わざわざ契約社員にしているのは、応募者を首実検しているからなのです。 よく「お互いを良く知って、ミスマッチが無いよう、契約社員から…」なんてきれいごとを言う面接担当者がいますが、それは、応募者のことを考えているのではなく、雇用者自身のことしか考えていないのです。応募者は、合格したからには正社員になりたいでしょう。いくら、働いているうちに不満や矛盾点が出ても、少しは我慢して働くでしょう。しかし、雇用者は、契約社員という不安定な身分にして、まだ貴殿の採用を実質上、先送りにしているのです。 つまり、いいように使われた挙句、契約期限で雇用契約を打ち切られる(事実上の解雇)をされる可能性が高いのです。 自分の会社では、契約社員から正社員に替われた人は、ごくわずかです。よっぽど上司や監督する正社員に恵まれたか、ひたすら、上司や正社員にゴマをすりまくったかのどちらかです。 こんな状況では、やりたいことをやるどころか、ますますやりたいこともやれなくなる、というのが現状です。 最終的には貴殿の意思が尊重されるべきですが、私は、以上の理由から、出版社に勤めたいなら、正規雇用(正社員)で採用してくれる他の会社を探してみるのがいいと思います。
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- 10ken16
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正社員での仕事を続けた方が 良いのではないかと思います。 私の妹も正社員として 雑誌の編集にあたっております。 が、激務の割に薄給で、客観的に見て 長く続けられる仕事とは思えません。 中身を知らない人間の意見で、一概には言えませんが、 出版業界は原稿を書ければ書けたできついし、 その力が十分でない場合は、使い捨てにされる印象です。 無論、部外者からそう見えるだけなので 会社によっても違うでしょうけど。
お礼
10ken16さん、妹様の事例を具体的に出して頂き大変参考になりました。 雇用条件と現在の自分のキャリアプランをよく考えて結論を出そうと思います。 アドバイス有難う御座いました。ご縁に感謝いたします。
お礼
vietnaminさん、ご回答有難う御座いました。 リアルな現実を紹介頂き大変参考になりました。 今回の転職に関しては、私自身かなり熱意をもって取り組んでまいりましたし多少の待遇の違いは目をつぶろうとの覚悟でおりました。 ただ、現実はそう上手くいかないものなんですね・・・ ご助言を頭にたたきこみ、自分なりの結論を出そうと思います。 ご縁に感謝いたします。