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光の全反射について

physicist_nakaの回答

回答No.7

No.3のものです。 はじめにお詫びがあります。既に指摘されていますように、 金属でも屈折率は定義できます。不勉強ぶりを露呈してし まいました。(^^; > 反射率が100%でないのは金属表面で反射する際に高周波 > 電流が流れ損失が生じるからなんですね。できれば,この光 > が金属表面で反射する際に高周波電流が流れる機構をわかり > やすく教えて下さい(もしくは参考文献を)! これは結局、表皮効果について理解するということになります。 簡単のために、光を金属の面に垂直に当てたとしましょう。 光は電磁波(横波)ですから、金属の面に垂直に交流電場、 交流磁場がかかります。 ここでは交流磁場だけで考えることにしましょう。 金属の表面に交流磁場が入ろうとしますが、時間変動する 磁場は、電場を誘起しますね。この電場によって電流が 流れます。流れる電流の大きさは電気伝導度で決まります。 この電流は交流電流なので、交流磁場を作ります。 この磁場が、外から入ろうとする交流磁場を打ち消して、 これ以上交流磁場が入るのを防ぎます。 こうして、金属の表面のみしか交流磁場が侵入できず、 この侵入できる距離を表皮効果の厚さ(表皮厚さ)といいます。 それから金属を流れる交流電流による交流磁場は、外側にも 作りますので、これが反射波となります。 参考文献は、vortexcoreさんが既に挙げられていますように、 砂川重信著、理論電磁気学(紀伊国屋書店)があります。

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