相続した土地を売却する場合の税金について
長く細かい話になりますがよろしくお願いします。
私の義母Aの話です。義母Aの父親Bは自分の住んでいる東京の土地を売却して土地を買換え、その土地に義母Aの配偶者Cが2世帯住宅を建てました。30年前のことです。10年前にBは亡くなりAが土地を相続しました。 家もだいぶ古くなったので、Aはマンションに買い換えようとなりました。すると売却にかかる税金の問題が出てきます。Bはもともと戦後すぐに東京に土地を購入しました。そこを今から30年前に4,000万円で売って、ほぼ同額の土地を別の場所に購入したのです。今回、土地の値段が5,000万円ぐらいで売れるらしいのですが、ちょっと不安があります。
被相続人とあわせて30年住んでいましたから税率は長期で14%と
言うことはわかっています。
ただ、30年前の土地の購入時にどのような処理をしたのかが、だいぶ古いことでよくわかってません。当時、買換え特例があったのか、それとも特別控除があって3,000万の枠を使って処理をしたのが、今となってはわかりません。
ただ、土地は4,000万で購入した、と言う書類は残っています。
購入しようと言うマンションは老人二人が住むので
小さめ3,200万円程度です。
もし、買換え特例を使うと
5,000万円(売却代金)-3,200万円-諸経費 に 14%
=220万円ぐらいの税金になるかと思います。
3,000万円の特別控除を使えば・・というところが非常に
不明確です。30年前にBが買換え特例を使って土地を購入して
いたとすると、譲渡所得の計算においては取得費はもともと
戦後すぐの東京の土地の取得費用になってしまうと思います。
そうなりますと、取得費は数万円の金額です。
譲渡所得=譲渡収入金額ー(取得費+譲渡費用)
もし、取得費が戦後すぐの土地の購入費になってしまうと
あまりに金額がすくないので譲渡収入×5%を選択すると思います。
そうしますと、やはり買換え特例を使った場合と同じように税金は
220万程度になるかと思います。
ただ、どのような申告をしたかわからないが、4,000万円で購入した 書類のみは残っています。もし、取得費として4,000万円が認めら
れるなら3,000万円の特別控除を使い、譲渡に関する税金は0に
なります。
実際問題として、30年前には4,000万円で購入した、ただし、その
時の税務処理はわからない。このようなケースで税務署はすんなりと
取得費として4,000万円を認めてくれるものでしょうか?
お礼
判りました。早速の回答ありがとうございます。