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文化財保護について

先日授業で習い、気になったことです。それは、現在数百億の税金が文化財の保護、修復に使われているということなのですが、これは本当に必要なことなのでしょうか。私には、数百億という額は多すぎるように思えてなりません。ご意見お聞かせください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.3

nikouさんが歴史的建造物に価値を見出せないのであれば,単純に経済効果の面から考えてみませんか? 京都や奈良,或いは鎌倉といった地域で非常に顕著ですが,年間にどれ位の観光客が訪れているでしょうか? 文化財を見るために訪れる観光客が大量におられ,それを生活の基盤としている方々がたくさんおられます。 訪れるために交通費を使い,旅行のための色々な物品の購入をし,宿泊費を使い,入場料を使い,みやげ物を買い,写真を摂り‥ 経済効果はどれ位のものであるかを一度計算してみませんか? 観光客の数は統計資料を探せばすぐに求められるでしょう。 そして,観光客が使う費用の平均についても資料があるでしょうから,どれ位の経済効果があるかを求めることは難しくないと思いますヨ。 個人的には歴史資産としての文化財を守るための費用は少なすぎると思っています。 歴史というのは金で買うことができない人類の貴重な財産ですから。 以上kawakawaでした

noname#1632
質問者

お礼

そうですね。経済効果という点では、決して無駄でもないように思えます。貴重なご意見ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#21649
noname#21649
回答No.2

そんなに多いですか。 米国で江戸期頃に作られた生活資材を個人で所有しようとしたら兆単位の金額が必要です。到底個人で持てるものでは有りません。それに比べたら高々数100億ですから.少ないくらいだと思います。

noname#1632
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございました。

  • syunpei
  • ベストアンサー率27% (194/717)
回答No.1

現在日本では重要文化財12,248件(内国宝、1,059件) 史蹟、名勝、天然記念物2,644件(内特別史蹟・特別名勝、特別天然記念物、161件 ) 重要無形文化財(人間国宝等)、106人、24団体 重要有形民俗文化財 198件 重要無形民俗文化財 217件 重要伝統的建造物群保存地区 60地区 登録有形文化財 2,706件 といった、具合に この数字を多いと思われるでしょうか、少ないと思われるでしょうか? 第二次世界大戦で、日本国土を焼き尽くした米国も 日本の文化財を守るべく空襲をしたといわれています。 しかし、多くの名城も空襲と共に焼け落ちてしまいました 法隆寺は、幸いながら1300年の月日、現在に姿をとどめています。 しかし奈良の興福寺は、金堂と五重塔をわずかにのこしていますが 明治時代、廃物希釈で、そのほとんどの伽藍を失ってしまいました (五重塔も薪に売られていましたが、解体費が高くつくことで、売れ残り現在に至っています)現在ではその昔の伽藍を復元すべく多大な費用時間を費やすべく努力が行なわれています。 なぜ、古いものにお金をかけるのでしょうか? まず、人間の生活の基本として、古いものでも大切にし残して活用しようという精神です。 さらに、私たちの祖先の英知が結集したものが、現在残った文化財です。 その技術は、現在の私たちでもそうやって造ったのかわから無いようなもの 技の巧みさに優れたもの等、美術的にも資料的にも素晴らしいものです。 今の私たちは、そういった過去の遺産を、未来の子孫に伝える義務があるのです。 私たちは、過去から学び、その起源を知り、さらに新しい技術を生み出さなくては 技術の進歩は無いのです。 美しいのもは、新しくても、古くても美しい、さらに今の私たちにでも真似できない、技術がのこされていれば、なおさら貴重ではありませんか? 古い、遺跡が山の上でも丘の上でもなぜか、埋もれてしまっていることを 不思議に思われませんか? 1300年前の遺跡等は約60センチくらい下に埋もれています。 なぜ法隆寺は、埋もれていないのでしょうか 新しい平城京は、とっくに埋もれているし平安京の太極殿にしても同じですね それは、1300年間法隆寺のお坊さんたちが毎日、庭や周囲をお掃除しているからなのです。 そうしないと、埃や、黄砂、火山灰などで埋もれてしまうのです。 そのことを考えるだけでも、その建物ってすごいと感じてしまいます。 一度失われると、二度と同じ物はできません。 伝統芸能においても同じ事です。一度失われた芸能は、復活させようにも 創造と、資料からしか復元できません。 自然のものでもそうです。 酸性雨はご存知でしょうが、酸性霧といったものが、奈良でも発生し、 霧は建物の中でも侵入し、薬師寺の菩薩たちも多くの仏像が建物のの中にあっても 腐食しはじめていて、その対策が大変だそうです。 ローマにおいても、大理石の彫刻が、酸性雨、酸性霧で溶けてしまっているようです。 これらは、文化財が自ら私たちの、環境の異変を知らせているのです。 腐食から、その文化財を守れば良いのではなく、環境改善こそが 文化財、ひいては私たち、私たちの子孫を守ることになるのではないでしょうか?

noname#1632
質問者

お礼

確かに、今まで長い間苦労して守り続けてきたものを今になって失ってしまうのは大変残念ですね。貴重なご意見ありがとうございました。

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