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これはてんかんの発作でしょうか?
先日友人が、大声を上げて意識を失い倒れ、痙攣を起こし、鼻血を流して 救急車で運ばれて、入院してしまいました。 友人は30歳男性で、今までに意識を失って倒れたということは一度もありません。 倒れた当時、過度の睡眠不足だった様です。 うつ病・不眠症等の精神疾患を患い5年程前から、向精神薬・抗うつ薬・睡眠薬を服用していたそうです。 最近、高血圧が分かり、降圧剤も服用していたそうです。 ネット等で調べたりすると、これはてんかんの発作なのかなぁと 推測したりするのですが、調べた知識だけでは中々断定出来ません。 もし、てんかんに詳しい方が居られましたら、アドバイスをお願いします。 友人は様々な検査を受けることになりそうですが 検査内容や結果等で着目すべきことがありましたら さらにアドバイスを頂けるとありがたいです。 よろしくお願いします。
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「大声をあげて意識を失い痙攣する」病気は ・てんかん ・心因性の擬似発作(以前はヒステリー発作と呼ばれ現在は身体表現性 障害と呼ばれていると思います。 てんかんは30歳の方が頭部外傷等の脳障害もないのに、急に発症することはあまりないですが。 脳波の検査で異常があれば抗てんかん剤でのコントロールが第一です。 しかし脳波で異常がなければ絶対違うともいいきれない、そうなると擬似発作との区別をつけるのは、医師の経験と本人の話からという ことになります。 てんかんかどうかを見極めるポイントは発作時の状況(いつ、何をしているとき、どんな症状から始まり、意識はどのぐらいなかったか、尿失禁したか、痙攣はどこから始まり何秒続いたか、硬直していたか、ガクンガクンと大きな痙攣か、痙攣がおさまった後妙な音を立てたり発作前の動作を繰り返すなど変な行動があるか、唇が紫色に変わったか(発作の間は呼吸が止まっていますので酸素が不足してチアノーゼがでます、しかしそれで窒息することはありません)意識が戻ったときどんなかんじだったか。 これらを記録することでてんかんであれば、その発作の型が把握できますし、擬似発作であるという診断がつくことにもなります。 お医者さんも本人も発作を見ていないわけですから、最も近くにいる方が記録する必要があります。誰も見ていなかったのに倒れていて、一人で勝手に気がついたのであれば、それも大切なポイントと言えます。 てんかんは繰り返し発作があることが条件で単発1回きりのものはてんかんとはいいません。 精神科領域の薬をたくさん飲んでいるとたいへんまれですがこういうことがありうるようです。精神科にかかっておられるのですから、当然お薬の見直しも検討されるでしょう。 最後にてんかんではなく、擬似発作だったら。 擬似発作がおきるぐらいご友人は現在つらいということです。 1度こういうことがあって、周りに優しくされるとそれに安心感を覚えて繰り返すというパターンにならないよう 発作とは無関係に「私はあなたが大切よ」というメッセージが必要です。中にはてんかんは病気だけど擬似発作は仮病ぐらいに扱う人がいますが、それは大きな間違いでしょう。良い友達でいてあげてください。
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- masafho
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はじめに言っておきます。ごめんなさい。 てんかんに詳しいわけでは無いのですが、私もてんかん持ちです。文中の>先日友人が、大声を上げて意識を失い倒れ、痙攣を起こし、鼻血を流して… この中、「意識を失い倒れ、痙攣を起こし」 この辺りを考えると、私も一緒です。しかも本人にはその時の記憶もありません。…当然ですよね、意識が無いのですから…。しかも、てんかんを持っている人に中には、発作の前兆が解る方もいる様ですが…、私には解りません。気がつくと寝て(倒れている)います。異常にだるく、翌日は全身筋肉痛です。 >友人は様々な検査を受けることになりそうですが 検査内容や結果等で着目すべきことがありましたら さらにアドバイスを頂けるとありがたいです 言う様に、様々な検査を受けると思いますが、てんかんの疑いには「脳波」の検査が必ずあります。これに出ます。 …こんな事を言ってますが、私は「脳波の検査」では、てんかんの波は出ないのです。ですが、以前交通事故によって脳傷し、発作も全身のけいれんです…。病院は「てんかん」(大発作)と言ってます。 ご存知と思いますが、脳に傷害を受けると、てんかん持ちになってしまう人が多いです。しかも私の場合、一番大きい全身のけいれんです。 てんかん と診断された時、注意点としては、いつ起こすか解らないものですので、外に出歩く時には、緊急時にうまく早く対応してもらえる様に「自分はてんかん持ち」・「処方薬名・量(一日*mg)」・「かかっている病院・医師名」等、この発作に対して行っている事全て記載されているカードみたいな物を財布にでも入れて所持する様に心がけたり… 後は、いつ倒れて発作を起こすかも解らないので、駅のホーム際や、信号待ち等の道路際に立たない様にしたり、普段(今・健康時に)思っている事より、もっと気を使って動いた方がいいです。 てんかん持ちは、薬を飲用する事によって、この発作の波を自分自身でコントロール出来る様になった!と、医療上で診断されるまでは「車」の運転は絶対禁止です。 いい大人なら「車」が使えない(自分で)となると、移動手段は電車・バス・徒歩 等になってきますので、このあたりが重要ですね。 もし「てんかん」なら、病院に聞けばもっと詳しく教えてもらえますよ。
お礼
大変貴重なアドバイスを頂きありがとうございます。 貴重な意見を友人と共有することによって 冷静に起こってしまった病気に対して向かい合うことが出来ました。 検査の結果、脳波及びMRI画像に異常は見られず 掛かりつけの精神科医にもMRI画像を見せて確認を取ったところ 薬による副作用及び過度の睡眠不足でてんかんの閾値が下がったことによる 一度限りの発作だったようです。 精神科医は副作用が出る薬の処方を見直し 本人は睡眠不足に気を付ける様に反省してる様です。 今回は本当にありがとうございました。
お礼
貴重なアドバイスをありがとうございます。 検査の結果、脳波の異常、MRI画像の異常はありませんでした。 発作を起こして救急車が来たときにサチュレーションが下がっていて 酸素投与が行われていたそうで、それを踏まえると発作時にチアノーゼも出ていたのでしょう。 友人は掛かりつけの精神科医に検査結果とMRIの画像を持って行ったところ 精神科領域の薬による副作用と寝不足がてんかんの閾値を下げて起こった 痙攣発作ということになったそうです。 精神科では副作用の出る薬の処方を見直し 本人は寝不足を深く反省してる様です。 今回は貴重なアドバイスを頂きありがとうございました。