• ベストアンサー

ズバリ文学とは何?

皆さんの文学の定義を教えて下さい。 私の定義は 「ある特殊な状況の中で生み出される人間の心と行動を文章で表す試み。また、それを読み『人間に対する洞察』を味わうこと」 です。

  • mof
  • お礼率91% (365/399)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

 森鴎外は「イタセクスアリス」の中で「僕はどんな芸術作品でも、自己弁護でないものは無いように思う。それは人生が自己弁護であるからである。」と述べています。また、高橋和己は「黄昏の橋」で「生きている者は、生そのものに本来まつわる自己正当化をいつかは果たしうるだろう。」とも述べています。・・・文学とは、作者の自己正当化を、文章芸術の域で表現したものではないでしょうか。

mof
質問者

お礼

なるほど。 ご回答ありがとうございます。 そうかも知れないですね。 作者というものは、心のどこかでそのような希望がないと文は書けないという気がします。 究極の目的はそこにあるのかも。 ご意見ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • weber7009
  • ベストアンサー率29% (72/245)
回答No.5

文学とは、人間と人間、人間と社会、人間と物との交わりを探求し、その結果表現された文章が人間あるいは社会に何等かの意味を付与するものでしょうか。 平たく言えば、人間とは如何に不思議な存在かを文章に表現したもの。

mof
質問者

お礼

何らかの結論を出すのではなく、「不思議さ」に焦点を当ててみる。 この世の中には説明できない不思議なことがあります。 ですから、そういう心の作用があるのも肯けます。 本を読むと、なぜか安心してしまうことがあります。 不思議に思っているのは自分だけではないと知って、安堵するのですかね…。 ご意見ありがとうございました。

  • heisenberg
  • ベストアンサー率23% (591/2556)
回答No.4

 こんにちは。  「文学」とは、「われわれ人間と、その人間が生きているこの世界を、作者の経験と思考とに依って描く」ものだと考えています。  それ故、この両者、つまり「人間」と「世界」の真実の姿にどれだけ迫ることができるか、が文学の要諦だと思います。  優れた作品ほど、その姿を正確に浮かび上がらせるものです。逆に言えば、より正確に、「人間」や「世界」の姿を描写・提示する作品ほど、より優れた文学作品だと言えると愚考します。

mof
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 優れた文学作品は、たとえ設定が逸脱していたとしても、どこか真実に迫るようなものがあると思います。 そこに文学の価値を見出すことは可能なように思います。 私も本で発見した心の姿というがありますので共感できます。 でも真実とは人によって違うものかも知れません。同じ本を読んで感動した人でも、どこに感動したか問うとまるで異なる理解をしていることがあります。 無名の作家だとしても、自分にとっては大先生かも知れないので、そこが難しいですね。

  • lookfor
  • ベストアンサー率25% (52/205)
回答No.2

文章による、人間とはという探求、人の営みの描写だと思います。

mof
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考になりました。

回答No.1

言葉で芸術的作品を作るために、表現や書き方を研究する学問 だと思います

mof
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 文学ってやっぱり「学問」に入るのでしょうか? 論理的な部分、構造や発展は見られますが、単純な切り口で説明できない点もあり、「学問」として言えるのか、私は疑問に思ってました。 でも、そういう捉え方もあるということですね。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 純文学・大衆文学

    最近気になって仕方がないのですが、純文学と大衆文学の違いとは 何だと思われますか? 学術的な定義はよくわかりませんが、自分自身は ・純文学→人間や生き方を追求。人の内面世界を重視。固め暗め。 ・大衆文学→ストーリー自体の面白さを追求。エンターテイメント性重視。軽め。 という風なイメージを持っています(個人的には大衆文学の方が好みです)。 でも、最近、「純文学はエンターテイメント性は低いのか?」「大衆文学 だって、人間を深く描いているものもあるじゃないか」、という疑問を 持つようになり、「純文学・大衆文学の違いってなんだろう」と思うように なりました。特に、純文学って何?、と。 知人とそのことについて話したところ、「自分は純文学と言われる本は 嫌い」とのこと。理由は、「作者も登場人物も自分(の世界)に酔ってる 感じがする」「内面がドロドロ書いてあって、書いた本人はスッキリ、 読んでる方はどんより。わざわざ暗い気分になるために本を読みたくない」 からだそうです。これは、その場のノリで話した内容なので、極端な言い方 だとは思いますが、私自身が「読後感がスッキリ爽やかな明るい純文学」に 出会ったことが無かったので、少し納得したりも(笑) 線引きや言葉の定義について深く考えることもないかな、とも思うのですが、 何となく気になるので、純文学と大衆文学の違いやそれぞれの魅力について 皆さんの意見をお聞かせ願えればと思います。また、それぞれのお薦めの一冊、 というものがありましたら教えていただけると嬉しいです。範囲が広すぎる とは思いますが、あえて!特に、明るい純文学を知りたいです。 内容の薄い質問の割に、うまくまとめられず長くなってしまい、失礼しました。 お時間のある方、よろしくお願いします。

  • 文学部好きですが

    文学部は、就職がないと言われて、商学部に進学しました。東京大学文学部にも行きましたが、子供時代に憧れた文学作品365日は、無理でした。私の中の超一流文学センスは、就職がない、お金がもらえず、文学センス三流になりました。文章を書いてみても三流、現実の人間関係三流、ヒアリング三流、届く活字三流、お前は文学部の裏切り者の紋章ベットリです。聞きたくない話がラップ音ノイズが聞こえます。戻りたい、被害届。私の文学センスを美辞麗句叩かれて、三流センスに成り下がった、被害届です。文学部堕天使は、どう生きていったらいいですか?

  • 心に残った文学作品の文章

     今まで読まれた文学作品中で、最も心に残った文章がありましたら教えて下さい。著書と著者名もお願いします。回答に対するお礼のコメントは致しませんが、皆さんで共有していきたいと思います。

  • 文学の名作を探しています

    私は工学部に通う4年生です 最近、先生から「文学の名作を読むことは人間に深みを与える」と聞かされて文学の名作を読もうと思いましたが、 文学の名作と言うのがどの本か分からないのです。 なので、皆さんが思っている文学の名作を教えてください。 この夏に読もうと思っているのです

  • 文学部国文学科って?

    私は理系の人間で、昔から気になっていたのですが... よく大学の文学部に「文学科」とか「国文学科」という 学科があると思います。そのなかに「国文学研究室」 があったりするわけですが、「国文学」という学問の ジャンルは、何を研究するところなのでしょう? 具体的には、卒論タイトルなどを見ると 「『源氏物語』の研究」といったものがあるのですが、 どんなことが書いてあるのでしょうか?新しい知見と か、あるのでしょうか? 文学部でも、文化人類学や心理学はなんとなく想像が つくのですが...

  • うろ覚えの海外文学に関する質問です

    昔、大学の授業で一部読んだ海外文学を探しています。 内容は全く覚えていないのですが、最後の1文(おそらく最後だったと…)だけうっすら記憶しています。 『地獄とは◯◯である』 ◯◯の部分がどうしても思い出せません。ただ、この文章が意味することは覚えていて、『人間の心、人間関係にこそ本当の地獄がある』といったような説明を教授がしていました。 少ない情報ですが、心当たりのある方いらっしゃいますか? ※蛇足かもしれませんが、文章を読んだ際に『ゴドーを待ちながら』を思い出したことも記憶しています。これは全く関係のない情報かもしれません。

  • 美しい海外文学

    描写が美しい海外文学が読みたいです。 どなたかお薦めしていただけませんでしょうか。 シンプルな文章ももちろん好きなのですが、多少くどいと感じるくらい、たっぷりと修飾された文章に弱いです。 最近読んだ中では、戯曲ですがワイルドの『サロメ』がお気に入りです。 年代など問わず、様々な作品に出会えると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

  • 文学 読書について【読書が好きな人】

    私は19歳、学生です。 数年前から親の影響もあって 日本文学(川端康成、三島由紀夫、遠藤周作など)を読み漁ってるんですが… はっきり言ってよく分かりません。 話のあらすじを掴んで、登場人物の気持ちなどを読み取ることはできます。 しかし、その本を読み終わった後、何も思わない訳では無いのですが、はっきりした読後感みたいなものを感じたことがあまりありません。 Amazonのレビューにあるような、 「心に残る~」とか「とても考えさせられた~」とか、そう言う感情を持ちにくいです。 なぜそう言う感情を持てないのか自分で考えてみましたが分かりません。 本が自分にあっていないのか。 自分が薄い人間なのか。 そもそも文が読めていないのか。 色々可能性を考えてみましたが、自分でははっきりしません。 これと同じ用な事を思う人はいませんか?もし居たらどういう事を考えているのか聞きたいです。 また、私は一冊一回ずつしか読んでいません。上記の深い感情、洞察というのは反復して同じ本を読むことで初めて生まれるものなのでしょうか?

  • 海外文学を探しています

    大学生になり、教養のために文学作品を読もうと思うのですが、 文学というと堅苦しいイメージがあり、 なかなか手がつけられません。 読んだ中では 『高慢と偏見』がお気に入りです。 女性作家つながりで読んだ『嵐が丘』は 気がめいって読み進められない状況です。 『三銃士』もけっこう楽しんで読めました。 なにか読みやすくて、おもしろく読める海外文学はありませんか?

  • 中国文学の情というものについて

    中国文学のなかで人間同士の「情」について詳しく書かれたものが あればぜひ教えてください。