文学読書について【読書が好きな人】

このQ&Aのポイント
  • 学生が日本文学に興味を持ちながらも、読後感や深い感情を味わえず悩んでいます。
  • 他の人も同じように思っているのか知りたいです。
  • また、同じ本を繰り返し読むことで深い洞察と感情が生まれるのでしょうか?
回答を見る
  • ベストアンサー

文学 読書について【読書が好きな人】

私は19歳、学生です。 数年前から親の影響もあって 日本文学(川端康成、三島由紀夫、遠藤周作など)を読み漁ってるんですが… はっきり言ってよく分かりません。 話のあらすじを掴んで、登場人物の気持ちなどを読み取ることはできます。 しかし、その本を読み終わった後、何も思わない訳では無いのですが、はっきりした読後感みたいなものを感じたことがあまりありません。 Amazonのレビューにあるような、 「心に残る~」とか「とても考えさせられた~」とか、そう言う感情を持ちにくいです。 なぜそう言う感情を持てないのか自分で考えてみましたが分かりません。 本が自分にあっていないのか。 自分が薄い人間なのか。 そもそも文が読めていないのか。 色々可能性を考えてみましたが、自分でははっきりしません。 これと同じ用な事を思う人はいませんか?もし居たらどういう事を考えているのか聞きたいです。 また、私は一冊一回ずつしか読んでいません。上記の深い感情、洞察というのは反復して同じ本を読むことで初めて生まれるものなのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

oが1つ少ないoozora2000です。(あ、でも0はこちらがooiな!) 私も読書家で、1年に100冊ほど読んでいます。 読書は古今東西の知識人(一応本を書けるくらいの知性がある人々)の知見を得られる絶好の媒体であり、これを利用しない手はないと思います。日頃face to faceで会える人は限られますから、本は「会える人」を二次元、三次元にまで広げることの出来る一番の手段です。 しかし、だからといって、読んだ本を全部自分の血肉として吸収することは出来ませんし、共感できるとも限りません。私は、1か月前に京都へ行ったので、川端康成の「古都」を携えて行き、読んでみましたが、これは言ってみれば「通俗小説」の域を出ないなと感じました。実は大学の時に読んで以来、40年ぶりの再読でした。面白いには面白いと感じましたが・・・。有名なノーベル賞作家でもそうですから、どの小説家の小説だって、大差ないと思います。 本は食べ物と同じで、「ためになる」・「感動する」以前に、先ずある程度「通俗的」で、「面白く」なければ読み進められないと思います。 やはり、行き当たりばったりかもしれませんが、たくさん読んで、どんな本が自分のためになるか、以後選んでいけばよいかの「選球眼」を得ることも必要と思います。 又、読まなくても、自分の普段の関心事、価値観、感性からしてしっくりくる本から取り組んでみたら如何でしょうか? 例えば、あなたは19歳で、川端康成、三島由紀夫、遠藤周作などの昭和ころの日本文学を読み漁っておられるようですが、むしろ、あなたの年頃なら、今の現代作家のものから読み進められたらよいのかもしれません。その方が小説の背景や登場人物の感性があなたに近いのでは? 一方、個人的には、私は60のおじさんなので、現代作家のものより、昭和以前の作家の方を読みたいと思っています。でも、それはあなたの場合、先に取っておくのでもよいのでは? 又、海外作家のものや、小説以外のエッセイや評論、ノンフィクションものも、新書版や文庫もので読んでみられることもお勧めします。まずは、あまりノルマと思わず、興味の湧くものから気軽に読んでみては?

oooosaka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 私は昔の作家さんは有名というだけで無理してそれらの作家さんを読んでいたのかもしれません。 京都で思い出しましたが、 最近は森見登美彦さんの小説を読みました。この作家さんは実在する京都の町を舞台にした小説を書かれています。私は直接京都に行くことはできないので京都の地図を片手に、指でなぞりながら小説を読みました。 まずは、現代の小説から読んでみたいと思います。長文、ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#182738
noname#182738
回答No.5

まだ、お若いですし、人生経験というのもあるかもしれません。 あとは生まれ持ったものもあります。 これは脳の性質みたいなもので 共感しやすい、しにくい、というのがあります。 なので質問者さんがもしかしたら 人に、特にフィクションには共感したり 感情を動かすタイプではないのかもしれません。 川端、三島、遠藤、作品の背景も古いですし 当時の風俗、価値観、そういったものも違うので なかなか感情移入まではしにくいのかもしれません。 たとえば質問者さんと近い時代 もしくは、古くても性別が同じ、同年代とか 今の作品でも同年代を主人公にして書かれた作品についてはどうでしょうか? そういったものでも感情がどうこう、ということがないのであれば もともとの性格もあると思います。 ただ、大人になると結構いろんな辛さ、痛みが身にしみてくると思います そんなときに、今まで読んでなんとも思わなかった作品が しみじみ、来るということもありますから。楽しみにしていてください。 ちなみに高校の教科書で読んだ山月記や高瀬船なんかも大人になるとよくわかりました。 共感しないタイプの人は 感情的な共感や情緒的な作品よりも「話の筋」「結論」を面白い、って感じる人もいますよ。 だから無理にそういった感情を起こさないからおかしい、と思うこともないですし。

oooosaka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 最近の小説は、 綿矢りさ、花村萬月、森博嗣、東野圭吾などを読みました。 これらの小説は自分なりに楽しんで読めましたので、他の回答者さんもおっしゃっているように、 三島、川端などは、時代背景などが合っていなかったと思いました。 私の国語科の高校教師も 「学生時代に読んだ三月記より、成人してから読んだ三月記の方が面白い」と言っていたのを思い出しました。 自分もそんな経験を早くしてみたいです。

  • iton624
  • ベストアンサー率51% (32/62)
回答No.4

中年オヤジですが、今までの回答にも有ります様に、 読む作家が悪いと思います。 才能豊かで文壇での評価は高いとは思いますが、 読み物として面白い作品を残しているとは思えません。 時代を合わせると(正確では無いと思いますが) 川端 → 谷崎潤一郎 「友情」とか 三島 → 五木寛之 「青春の門」とか 遠藤 → 松本清張 「砂の器」とか 既読かもしれませんが、これらであれば読後感は持てるので、 あなたが普通の若者で本はすばらしいと思えるのでは無いでしょうか。 そんなに難しい物では無いと思います。 読書に何を求めるかと言う事も有るかも知れませんが 単純に感動的な作品を読めば感動するはずです。 そういう意味では最近の作家の方が上手いかもしれません。 例えば百田尚樹さん 「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」はお勧めです。 村上春樹さんは避けて最近のベストセラーは秀逸な作品が 多いと思いますので、先ずは現代小説から読まれては 如何でしょうか。

oooosaka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 その3人の作家さんは1人も読んだことがありません。これから読んでみたいとおもいます。百田尚樹さんも読んでみます。 昔の文学は時代背景や感性が今とは異なると言うことで、良作と呼ばれるものが読みこなせないのは悔しいです。 話の筋からはそれますが村上春樹さんはなぜ避けたほうがいいとお考えなのでしょうか、気になりました。

  • carrotcake
  • ベストアンサー率36% (660/1784)
回答No.2

私も若いころは同じように感じていました。 人生経験があって初めて深く理解できるという小説もあります。 今はわからなくても、結婚後にわかったり、中年になった時に理解できたり、両親の老いに直面した後に理解できたり・・・ 昔読んだ時にはわからなかったけど、こういうことだったんだ、と読み直して感じることもあります。 いま、日本文学を読み漁っておくと、後々の楽しさがありますよ。 理解できなくても心の中に蓄積されて、あなたの世界を広げていきます。 それに伴って読解力も上がっていきますよ。 今は読書を楽しんでください。

oooosaka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 自分にとって、 昔の文学を読むことは意味の無い事のように思っていたので、 carrotcakeさんの言葉に少し救われました。 ただ他の回答者さんもおっしゃっているように、まずは私自身が楽しむために 現代の小説から手を着けていきたいと思いました。

  • 19318k
  • ベストアンサー率21% (11/51)
回答No.1

こんにちは 私も読書が大好きです 日本文学もあれば 時代小説や推理小説、 どれを読んでも同じなんでしょうか。 私も、色んなものを読みたいので一冊一回しか読みませんが また、意味が分かりにくいなぁと思うときは、少し前にもどったりしながら 読み直したりします 質問者様は、さーっと読んでしまうのかな?どうでしょうか それとも本当は余り読書が好きではないが、 親の影響だけで、なんとなく読んでいるという感じもしますが・・・ 最近のおすすめは、道尾秀介のカラスの親指 これを読んで どのように感じたか知りたいです 何も感じないとなるとねぇ・・・ 困ります

oooosaka
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 時代小説や推理小説はあまり読んだことがありません。 時代小説は食わず嫌いで、一冊も読んだ事がありません。 推理小説で言えば 森博嗣、東野圭吾を数冊読んだ事があり、これらはどちらも楽しんで読めました。 読書をする時は19318kさんのように、 分からない時は読み直していますし、 小さな紙に簡単なメモを残しながら本を読んでいます。 現代の大衆小説なら楽しんで読めていると思います。ただ、上手く説明出来ないですが、直木賞作家よりも、芥川賞作家を読んでみたいという気持ちが私の中にあります。なので、昔の文学を読み漁っていました。

関連するQ&A

  • 文学入門

    あなたが本を読む頻度を教えてください。 例)年間100冊、週に5冊 あと、日本文学を語る上で、外せない人を教えてください。 (三島由紀夫、中上健次、谷崎潤一郎、大江健三郎、川端康成などは 読みました) 例えば、ダブル村上は読んでおくべきですか???

  • 自殺した文学者

    今自殺した文学者について調べているのですが、教科書やネットを見てもなかなか見つかりません。川端康成、三島由紀夫、太宰治、芥川龍之介、有島武郎、北村透谷、この6名以外に自殺した文学者を知っている方、教えてください。あと5名くらいは調べたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • 読書について

    この歳になって(21歳)三島由紀夫等の純文学の小説を読むようになりました。中でも三島由紀夫だけは全ての人間の心を言葉で表せるただ一人の小説家のような気がして怖いです。語彙も辞書並みかそれ以上で三島の創作語のようなものも沢山見るような気がします。情景描写の巧さや構築性にも感動します。それと同時に悪魔的な感じを受けてしまいます。手品の種明かしをしてしまうと一気に手品の感動が色褪せるのと同じような感覚でしょうか。でも読み出すとなかなか止りません。三島の存命中や今まででも三島と口喧嘩で勝てる見込みのある人がいないような気がして怖いです。どうしたら良いでしょうか。世間知らずですいません。谷崎潤一郎や川端康成とかも好きです。

  • 文学を理解するには?

    最近、三島由紀夫や川端康成などを読んでみたのですが、 一つ一つの文章の形式的な意味はわかっても、 なにが言いたいのかさっぱり分からず、 少しも面白くありません。 現代の作家の作品や、ミステリーなどは問題なく読めるのですが・・・ 単に文体に慣れていないせいなのでしょうか? 対策などありましたら、教えてください。

  • 文学の役割について

    川端康成と三島由紀夫は、「けしからん、小説家としての資格がない」と思いました。 なぜかといえば、小説というのは、「私たち小さな庶民にも、生きる意義だとか、喜びだとか、を感じさせてくれるのが役割じゃないのか???」と考えていたのですが、その役割を担っている人が、自殺するなんて、「そもそも小説を書く資格なんかないんじゃないのかなぁ???」と考えたのですが、どう思いますか。ご意見をお願いします。

  • 川端康成の自死

    川端康成の自死について、自分なりに考えているのですがどうも難しく、真相がなかなかわからずにいます。 三島由紀夫の自死や、川端康成のまわりの女性は、 なんらかの関わりがあったのでしょうか。 みなさんなりの解釈を、教えてください。

  • 日本文学の超一流の文豪をお教えください

     日本語を勉強中の中国人です。今日中国のツイッターである中国の作家は明治維新以降現在までに、日本文学の超一流の文豪として、夏目漱石、谷崎潤一郎、芥川龍之介、川端康成、太宰治、三島由紀夫の名が挙げられています。日本の皆様はいかがお考えでしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 「村上春樹」って?

    「村上春樹」の小説には全く無知です。文学は純文学で夏目漱石・芥川龍之介・川端康成・三島由紀夫あたりで止まっています。 現代作家で特に「村上春樹」の名はよく聞きますが、最初「角川春樹」と勘違いしていました。「村上春樹」の小説の位置づけと申しますか、文学史ではどのような位置にあるのでしょうか?まず、彼は純文学の小説家ですか? 自分で調べろと言われそうですが、そこまでのエネルギーがありませんので、お教え願いませんでしょうか?

  • 本が好きだから文学部へ・・・だめでしょうか

    高2です。 自分は本が好きです。活字読むのとか苦ではありません。 授業中に川端康成や太宰治などの文豪達の生い立ち(?)を知り、 軽く感動に似た物を覚えました。 単純に本が好きだから文学部の日本文学科へ~って、甘いでしょうか? でも古典は軽く苦手です…。 それと、文学部の特徴なども教えて下さい。 今進路で相当なやんでるんです…;;

  • 付き合ってる外国人に読ませたい日本語の文学本。

    経済学専攻の中国人の彼女がいます。 日本語がかなり上手で、たぶん日本語能力は準1級もしくは2級相当程度だと思います。 日本語口語の会話にはかなり習熟していて、日本人の英語よりよほど自由に日本語で会話できます。 昨日、夏目の「こころ」を日本語で少し読んだけれど、あまりよくわからないと言ってました。 短編の日本語の本がいいと思いますが、なにがいいと思いますか? 条件 1:短編で比較的簡単なもの 2:青空文庫などネット上に落ちてるもの この二つさえ満たせばいいです 彼氏としては、幸田文とか読ませたいんですけど、ネットにはないんですね; 梶井基次郎の檸檬なんかは日本語として難しすぎます。 ちなみに蛇足ですが、中国では、夏目漱石とか川端康成、三島由紀夫の翻訳があり、第三の新人は遠藤周作のみかろうじて中文のものがあります。村上春樹が中国で日文では人気なので、よく読まれています。 綿谷りさは出版されてます。楊逸はまだないです。 ほんとうは、こういううふうに中国で翻訳出版されているのがいいんですが、日本人の彼氏がいるから、なんとかなるかなwって思いました。 ということで、なにかいいものありますか?