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善い悪いとは何ですか?
ゴキブリをみる⇒気持ち悪い!⇒排除したい! ゴキブリを見るというのは行為であり、刺激ですから知覚できると思います。 しかし、「気持ち悪い」や「排除したい!」というのは行為ではなく、刺激ではない気がするのです。それだけれども「気持ち悪い」や「排除したい!」と言葉で表現しますが、これはいったい何を言葉で表現しているのでしょうか? 現実の現象ではない気がするのです。人間の作った仮のものなのでしょうか?
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「善い悪い」というのは価値観・判断基準であり「認知」の違いです。 この「認知」の違いによって、おなじ刺激でも反応が変わります。 例えば、【悪い】 ゴキブリを見た(刺激) ↓(知覚) ゴキブリは【悪い】(認知) ↓ 「気持ち悪い」「排除したい」(反応) という図式になると思います。 おなじ「刺激」でも「認知」違いによって、心の中に(もしくは脳の中で)「気持ち悪い」という感情が生まれるということは、「刺激」に対する「反応」なので現実の現象ではないでしょうか。
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- semarikuru
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>これはいったい何を言葉で表現しているのでしょうか? あなたこの質問のように他人にそういう感情について語る際に必要だったんだと思いますよ。 もしこの世に人間が一人だったらそういう抽象的な言葉は生まれなかったと思います。
お礼
>あなたこの質問のように他人にそういう感情について語る際に必要だったんだと思いますよ。 もしこの世に人間が一人だったらそういう抽象的な言葉は生まれなかったと思います。 確かにそれはそうかもしれませんね。自分の感情を言葉で表しているんですね。ありがとうございます。
>「排除したい!」と言葉で表現しますが、これはいったい何を言葉で表現しているのでしょうか? 「嫌悪反応」を言葉で表現しています。 >現実の現象ではない気がするのです。 知覚のレベルで嫌悪を感じているのだから、脳内で起こっている現実の現象と言えるでしょう。 もちろんゴキブリに嫌悪を感じるのは完全に文化的、学習的影響ですが。
お礼
確かに言葉で嫌悪反応を表現していますね。ありがとうございます。
人間が普遍的にもつ心理的な生理的な反応というのは、そんなに多くはないと思います。少なからず、針をさすと痛いとか、そういった肉体の感覚においてはある程度同じところもあると思いますが・・・ ゴキブリが悪いというのは文化的産物です。文明の栄えた国では総じてこれを毛嫌いする傾向がありますが、途上国では、これは素敵な食べ物だったりしますね。 犬は日本では素敵なペットで家族同然ですが、中国ではこれはおいしいお肉です。日本人からは食べるなんて野蛮だと思いますが、中国人からはこんなおいしいものを食べないなんておかしいという印象を持っているでしょう。 人間の作った仮のものということは正解だと思います。日本という文化が作り上げた文化的想像物です。あなた自身が知らず知らずのうちに親・家族から、また日本の社会から少しずつ、そういった印象を持つようにインプットされているのです。 ですから、刺身は最近は外国でも定評を得つつありますが、それでも魚を生で食べるというのはヨーロッパあたりではありえないことです。
補足
>人間が普遍的にもつ心理的な生理的な反応というのは、そんなに多くはないと思います。少なからず、針をさすと痛いとか、そういった肉体の感覚においてはある程度同じところもあると思いますが・・・ 善い悪いというのが生理的な反応なら、その善い悪いという反応に対してもまた、善い悪いという反応しているのでしょうか?
お礼
>例えば、【悪い】 ゴキブリを見た(刺激) ↓(知覚) ゴキブリは【悪い】(認知) ↓ 「気持ち悪い」「排除したい」(反応) 認知とは善悪の判断なのでしょうか? また、知覚とはいったいなんなのかよく分かりません。 >おなじ「刺激」でも「認知」違いによって、心の中に(もしくは脳の中で)「気持ち悪い」という感情が生まれるということは、「刺激」に対する「反応」なので現実の現象ではないでしょうか。 確かに現実の現象であると納得しました、ありがとうございます。