またバブルかよ!
景気回復といわゆる2007年問題を受けて新卒者の採用が増えているそうで、その求人倍率はほぼバブル期と同じになるそうです。そして、また企業は学生の囲い込みのために海外研修の面倒を見たり結婚式まがいの内定式なるものをやったりしています。
就職氷河期世代としては、バブル期、大学に行けば企業が困るほど内定をくれてウハウハだと夢を持たされて、いざ就職しようとすると平成不況で採用ゼロ。就職しようにも「今年は採用ゼロです」と面接すらさせてもらえず、なんとか就職した人も雇ってやったんだという露骨な態度を取られたうえバブル入社組の危機感ゼロの先輩社員に困らされ、同期が少ないせいで負担が多いのに今度来る新入社員は「就職してやった」という態度にでられてしまうのでしょうか。
さらに、採用ゼロなので泣く泣く派遣だの非正規雇用だので生活していて今から正社員になりたいですと思っても「もう若くないからダメ」、そのうえ上からも下からも「その歳で派遣かよ、人生終ってんな」などといわれるのはどうにもこうにも納得できません。
それにしても、どうして就職氷河期世代に救いの手がないのでしょうか。ゆとり教育の若者に比べれば不況にもまれてやる気もあるし、若くはないとはいっても30前後くらいです。大手企業ならまだしも、中小企業なら比較的即戦力である就職氷河期世代を採用してくれてもよさそうなものです。新卒と同じ給料でも手を上げる人がいると思うのですが・・・
お礼
ありがとうございます! たしかに、調べたら「失われた10年」といわれた発端は、このひとの出版からみたいですね!でも、疑問が残るのですが、「失われた10年→就職氷河期にワリを食わされた世代」といいだして、雇用対策として、30前後の職にありつけなかった世代の救済に取り組むきっかけを作ったひともこの人ですか??