北朝鮮に関して。

質問

近年、拉致問題がメディアで多く取り上げられていて思ったのですが
なぜ北朝鮮は他国の民間人を拉致し「時間・未来」という貴重な取り返しのつかない生命の財産を奪っておいて、「6カ国協議に参加してやる」
くらいな偉そうな態度なんでしょうか？

～～しなければ参加しない　など

こんなこといえた立場ではないはずなのですが・・・。

最近、あの国の話題を見るたび、聞くたびにいっそのこと軍を送り込んで金正日をはじめ幹部連を全員捕縛して「北朝鮮政府」を崩してしまい
隣国や日本・アメリカなどが連携して国自体を作り直せば良いのではないかと思うのですが、どうでしょうか？

人を殺してはいけないとか他国の要人だからとかそんなことで
チマチマと話し合いの解決などやってる場合なのでしょうか？

経済制裁などで苦しんでる民のことを思えばいっそのこと崩すべきだと思います。
民の苦しみ＝金正日などの責任ですから罪は重いと思います

皆様のご意見お願いします

回答No.11

buchi-dog

北朝鮮と言う国は、「日本が連合国に降伏した後、ソ連にいた朝鮮人の金日成という者がソ連に選ばれて北朝鮮に乗り込み、占領軍であるソ連軍の傀儡として権力を握り、今日に至る」国です。即ち、金日成は北朝鮮を支配するソ連の推薦を受けてソ連から貰った武器で権力を得ました。北朝鮮の人民の意思ではなく、ソ連の意思で権力を得たわけです。

北朝鮮を「国家」と思うからいけないので、あの「国」は、「金正日とその仲間が朝鮮半島の北部を占領し、国民を奴隷(人質)にして遊び暮らしている」と考えるべきです。金正日は山賊の２代目親分です。北朝鮮の国民は、女衒に誘拐されて遊郭に売り飛ばされた女郎と考えれば良いでしょう。

朝鮮戦争が起きた１９５０年頃に金日成を捕らえて北朝鮮を潰しておけば問題は簡単でした。北朝鮮の国土は今ほど荒れ果てていず、日本の残した社会インフラが使え、北朝鮮には日本の教育を受けた世代が健在でした。恐らく、今では朝鮮半島全体が韓国のような豊かな国になっていたでしょう。

ところが、６０年間金日成と正日が勝手なことをやった結果、

1. 北朝鮮の山は全てハゲ山となり、旱魃か洪水の二者択一。脱北者の手記を読むと「家は山の麓にあった。雨が降って山が崩れ、家は押しつぶされてしまった。その後は住む所も着る物も食べるものもない乞食生活」と言う話が出てきます。

2. 日本が遺した社会インフラは既に耐用年数経過。水道も鉄道も道路も工場も鉱山もボロボロです。

3. 平均寿命が短い北朝鮮では、北朝鮮建国後に生まれた人しか残っていない。彼らは、金日成と正日のお言葉をひたすら暗記するだけの教育しか受けていない。仮に彼らが韓国に来れば、「売春」か「土方」しかできないでしょう。

となりました。いわば、北東アジアの一角に「原始社会」が存在するようなものです。金正日を殺して北朝鮮人を解放したとして、いったいどうやって北朝鮮を再建すれば良いのか？誰にも答が出せない難問です。