左翼的教育とわが国と子供たちの将来

質問

よろしくお願いします。

現在のわが国の歴史教育、
ことに韓国併合や大東亜戦争についての教育はその多くがあたかも日本の侵略戦争であったかのように語られているように思います。
韓国併合が両国政府と国際社会に歓迎され極めて合法的に併合された事実や、現在の韓国政府がこの併合に関し、事実に反し『日帝による強制占領』であったと公言している事実などはまったくといっていいほど教えられていないと思います。
また、日本が過去に東アジア地域に対して、教育やインフラの整備を行ない貧しい地域に文化的生活をもたらしたことや、有色人種の国々に独立の希望をもたらしたことなどもまったくと言っていいほど教えられていないと思います。

靖国神社に合祀されている昭和殉難者の方々についても、戦勝国が事後に作った罪により一方的に裁かれた事実や、それに対してのパール博士の言葉なども教えるべきではないでしょうか。

前置きが長くなってしまいました。

上記で上げましたとおり、わが国の教育は極めて左翼的だと思います。
ここで私が伺いたいのは左翼的な考えをお持ちの方は、
わが国の過去の戦争を侵略戦争だといい、南京大虐殺や従軍慰安婦に関しても事実とは無関係に中国や韓国の言うままに頭を垂れ続けることを望んでおられるように思うのですが、
このような左よりの方々は日本の将来をどのように思い描いていらっしゃるのでしょうか？
このようなことを続けていると、我々の子孫は未来永劫いわれのない罪により中国人や朝鮮人から誹謗中傷による屈辱を受け続けることになると思うのですが、それでよいとお考えなのでしょうか。
詳しい事実を教えずただ罪の意識だけを子供たちに根付かせるような教育に疑問を持っています。

多くの方々のご意見お待ちしております。

回答No.17

crystaltear

自分、左翼的とは思っていないのですけど、やや左・リベラルとの立場として答えさせていただきます。

別に、謝ることを屈辱だと思ってないんじゃないですか？
日本人って、この間の耐震偽造問題でもシンドラー社製エレベーターの事故の時もそうですけど、「まず謝れ」って言いますよね。事実関係の把握の前に。そうすることによって被害者の気持ちを沈静化させて、相手の冷静な判断力を取り戻すための潤滑油として使います（内心はどう思っていても、です）。それが世界で通用すると思っているから、永遠に謝り続けているんじゃないかと思うのですけど。「謝ること」の大前提が違うのだから、噛み合わないのは当たり前ですね。向こうさんは「謝ったら負け」と思ってるんですから。こちらは「実」を優先しているだけです。

けれど、このまま行っても、あと３０年もすれば日本の未来は明るくなるのではないかと思います。というのは、「日本のアニメ文化」で育った世代が、世界の各地で社会の中心に入ってくるからです。

私たちの世代は、どっぷりと戦後左翼教育（＋異常なまでの学力至上主義）の洗礼を受けてきた世代ですけど。
私たちは、「勧善懲悪」なんてものはこの世にありえないことを知っています。
私たちは、「悪にも悪になる理由がある」ということを知っています。
私たちは、物事を主人公側と敵対者側との双方の立場から見ることが大切なのだということを知っています。
私たちは、人間は不完全で間違いを犯す生き物だということを知っています。
それらは歴史教科書なんかではなく、大好きなマンガやアニメから教わったのです。

日本のマンガやアニメが隆盛している中国や韓国が３０年後も同じことを言っているとしたら、その時こそ「日本の文化をわかっていない」と嘆くことでしょうね。そして、そんなお隣さんの幼稚で「遅れた」考え方を「可哀相」だと思うことでしょう（というか、すでに思ってます）。我々が本音と建前を使い分けて謝り続けることよりも、更に大きな屈辱を相手に与えることが可能です。

むしろ、日本はこの３０年を乗り切れるのか、ということの方が心配です。超少子高齢化。誇るべきアニメ文化の低俗・陳腐化。雑多な情報が溢れかえったネット社会の無秩序さ。その偏った考え方を真実だと無邪気に信じ込む浅はかさ。大人を馬鹿にして育った世代が、今、自分たちが大人になって「子どもは嫌いだ」という矛盾……。歴史教育うんぬん以前に、日本の教育そのものが迷走し続けていることの方が心配です。

マンガやアニメに限らず、子どもたちには良質な日本文化を数多く見せて、懐の深い人間になって欲しいと思います。

参考URL：

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/p/23/

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞別に、謝ることを屈辱だと思ってないんじゃないですか？
＞日本人って、この間の耐震偽造問題でもシンドラー社製エレベーターの事故の時もそうですけど、「まず謝れ」って言いますよね。事実関係の把握の前に。そうすることによって被害者の気持ちを沈静化させて、相手の冷静な判断力を取り戻すための潤滑油として使います（内心はどう思っていても、です）。それが世界で通用すると思っているから、永遠に謝り続けているんじゃないかと思うのですけど。「謝ること」の大前提が違うのだから、噛み合わないのは当たり前ですね。向こうさんは「謝ったら負け」と思ってるんですから。こちらは「実」を優先しているだけです。

ご指摘なるほどぉと思って読ませていただきました。
日本人の謙虚さや恭しさは私も尊敬していますし。私自身もそうありたいと思います。
ただ、仰るとおりそれは世界には通用しなかったと言うことですよね。
言葉でも行動でも礼を尽くしてきたわけですが、
謙虚さが逆に仇となり相手に付け入らせてしまったということでしょうか。
日本の高度成長が終わったことにより、『実』が薄れたということですかね。

＞けれど、このまま行っても、あと３０年もすれば日本の未来は明るくなるのではないかと思います。というのは、「日本のアニメ文化」で育った世代が、世界の各地で社会の中心に入ってくるからです。

そうなるとよいですね。
もうこれ以上悲しみを増幅させることは終わりにしたいですね。

ありがとうございました。