• 締切済み

寿司はなんで海外で流行しているのか。

もともと日本で親しみの深い寿司がなぜこれほどまでに世界で知られるようになったのかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。なにかきっかけとかあるのでしょうか。

みんなの回答

  • 2beasts
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.3

ちょっと主題にそぐわないかもしれませんが、最近アメリカでは日本食レストランでなくても生の魚を出すレストランが増えています。( 私アメリカ10年以上在住しております) 例えば、フランス料理でもマグロとアボカドをレモンや胡桃油やその他の油で和えたものに山葵を添えて出されますし。これが結構美味しいですよ。これはやはりハワイ料理の影響があるのでしょうね。 こうして和の素材が他国料理に取り入れらているのは嬉しい限りです。

回答No.2

#1の回答が素晴しいので、ちょっと違った視点から検証します。 寿司って美味しいですよね。 酢飯としょうゆが魚の生臭さを押さえ込むので、生魚の食べ方としては受け入れやすいのでしょうね。 ところが海外では生魚を食べる国は殆どありません。 いわば寿司とは食のニッチの空白地帯を埋める存在なんですね。 寿司の代わりになるものが他に無い、いわゆる珍味として受け入れられたという一面もあると思います。 追記 #1の回答にあるヌーヴェル・キュイジーヌについて フランス料理は元々濃厚なソースで味付けをしていましたが、その真の理由は保存状態の悪い素材の匂いを誤魔化すためだったそうです。 「ベルサイユのばら」の頃のフランスの食糧事情は酷かったのでこういう料理が発達したんです。 で、20世紀になって冷蔵冷凍保存が発達し流通も良くなると、味の来いソースで素材の持ち味を殺すよりも、薄味で素材の味を活かそうという動きが出てくるんです。 それが、ヌーヴェル・キュイジーヌで、日本の京懐石の影響を色濃く受け継いでいるそうです

sushilove
質問者

お礼

ご丁寧に回答を加えていただきありがとうございます。ヌーヴェル・キュイジーヌもそのような理由があるとは存じませんでした。参考になります。

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.1

日本食は日本人が海外進出するとともに、外国でも日本料理店が出店し始めました。最初は海外で生活する日本人向けでしたが、だんだんその国の人も食べにくるようになってきました。 しかしそこでもてはやされたのは、寿司ではなく、てんぷら、すき焼き、そして鉄板焼きです。 鉄板焼きは日本人にはあまりなじみが有りませんが、外国では日本料理のジャンルに含まれます。 なぜ寿司が好まれなかったというと、生魚だったからです。そのため折衷案としてカルフォルニアロールが生まれました。これでようやく寿司がsushiとして外国人の口に入るようになったのです。 それと時を同じくして、フランス料理を中心としてヌーヴェル・キュイジーヌというスタイルの料理がでてきました。今までのフランス料理に欠かせなかったバターや動物性のオイルなどを極力排除して、軽く食べやすくそして健康によい食事のスタイルで、このヌーヴェル・キュイジーヌには日本料理が多大な影響を与えたといわれています。 ヌーヴェル・キュイジーヌがある程度の市民権を得た頃、カルフォルニアロールもかなりの知名度を得ていました。これによりヘルシーで流行の料理として日本料理に脚光が当たるようになってきたのです。 さらに、回転寿司が海外に進出して新しい食べ方を提案しました。これが21世紀を迎え、先端的なものを求めていたヨーロッパで大人気になり、流行となっていったのです。 この回転寿司で、sushiは独立した食文化となり、欧米を中心とした世界で人気になったのです。 日本料理はそれなりに市民権を得ていましたので、回転寿司が無ければ、sushiが独立したジャンルとして確立し、世界に知られることは無かったかもしれません。

sushilove
質問者

お礼

素晴らしい回答をありがとうございます。 とても理解しやすいご説明で非常に参考になりました。

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