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物質の持つ基本的な値の反転

kenojisanの回答

  • kenojisan
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回答No.1

磁性が専門なので、磁石の話しだけ回答します(電荷の誘電分極もほぼ同じだと思いますが、電荷は一応単極が存在しますので) まず、磁石はその基本起源が電子スピンですが、スピンのレベルまで小さくしても、磁化には単極は存在しません。従って、「頭が西むきゃあ、尾は東」で、保存則の問題ではなくて本質的に一方を反転させれば逆方向も反転します。 次に、磁石に強い磁場をかければ、磁極は反転します。磁石というのは、鉄やニッケルなどと同じ「強磁性体orフェリ磁性体」と呼ばれる、無磁場中でも磁化を発生する磁性体の仲間ですが、磁化の向きを保つ力(保磁力)が大きく、且つそこそこ磁化の値も大きい材料を選んで作られたものです。ですから、当然保磁力より大きい磁場をかければその向きに反転します。現在市販の最も保磁力の大きい磁石(SmCo系かな?)でも、その値は1T(テスラー)程度ですから、少し大きな電磁石を使えば反転可能ですよ。

oshiete-na
質問者

補足

お返事ありがとうございます。磁石に強い磁場をかければ、磁極が反転することはわかりました。 更に教えてください。 例えば1T(テスラー)程度の磁石に1cm程度離して電磁石を置いたとき、電磁石の電流を増加させて磁力を大きくさせた場合、何T(テスラー)程度で磁石の磁極の反転が開始するのでしょうか? その際磁石の磁極の反転が始まる何か特別な値があるのでしょうか?(例えば、水が凍るときの温度=零度のようなものです。) その場合、ある値で一気に磁石の磁極の反転が起きるのでしょうか? あるいは、電磁石の磁力に比例して、磁石の磁極の反転の割合が比例して増加するのでしょうか? また、電磁石の磁力を大きくさせた場合、磁石の磁極の反転する割合は、量子力学か固体物理学(?)等の式を使用して計算できるのでしょうか?

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