壁に穴をあけずにインターネット接続するには

質問

これから一人暮らしをしようと思って、エイ○ルさんのホームページを見ていたら「インターネット接続」と書いてある物件が少ないです。あっても高い物件です。
問い合わせてみたら、「大家さんと相談して穴をあけてもいいのならインターネットできますよ。その場合には退室時に、穴をあけたぶんの費用を払ってもらいますが」といわれてしまいました。
今現在のうちの家が穴をあける方式でインターネットをしているので、それしか知らないのですが、そのほかの方法で、（噂には電話線とかＣＡＴＶとか？？？）インターネットを接続する方法はありませんか？

回答No.5

nebel

一人暮らしということで、賃貸マンションまたは賃貸アパートを前提にお話しします。

物件の情報でインターネット接続と書かれているものは、専用の回線など設備があるものになります。

インターネットに接続するのに、現在一般的なものだと、以下のようなものがあります。
１．ADSL
２．FTTH（光ケーブル）

１のADSLの場合
電話回線があれば、賃貸物件には特別な工事など必要なく利用可能です。
ただし、収容局から賃貸物件までの距離が長い場合、十分な速度がでないことや、品質の保証ができないことなどから、断られる可能性があります。
また、収容局から賃貸物件までの電話回線が一部でも光収容されていると利用できません。

２のFTTHの場合
こちらは光回線を別途引き込むことが必要になります。
こちらは距離や既存の設備に回線品質が影響されることはありません。
しかし、新たに回線を引き込む必要があるため、建物のオーナーの許可が必要になります。

工事方法としては、NTTのBフレッツの場合、電話回線と同じ配管を通すことが一般的です。
この場合、建物に傷をつけることは基本的にないので、許可を得やすいです。

TEPCOなど電力系の回線業者の場合、NTTと同じ電話回線用の配管は使えません。
そのため、ベランダ等の外から回線を引き込む必要があります。
もしも、その物件にエアコンが付いていて、壁に穴を開けて室外機とホースをつないでいる場合、そこから光ケーブルを引き込むので、別途壁に穴を開ける必要はないでしょう。

建物に回線を固定するために器具などを取り付ける必要があるかは、建物の構造や立地などに依存します。

とりあえず質問者さんの疑問に答えるなら、
・ADSLであると壁に穴をあける必要はない
・FTTHの場合は、回線業者と建物の構造に依存するが、壁に専用の穴を開けない方法は普通にある
ということになります。

FTTHの場合は、実際に申し込むと、回線を引き込めるか、どのように引き込めるかを事前に調査されます。
その時点で仮にキャンセルしたとしても、通常はキャンセル料などはかからないので、そうやって調査段階でどうなるかで判断することになるかとおもいます。

一般的に大家さんは
・費用の負担
・建物への傷
を考慮して、それらがあると許可をくれないことが多いようです。
（まぁこれは納得できますね）

回線業者は実際に申し込まないと調査してくれることは稀ですので、
近所がどうしているかとか、電話回線があるか（あれば電話線の配管を使える可能性があるし、ADSLが使える可能性もある）とかを確認し、入居申し込み時点で、大家さんに相談してみて、問題がなさそうであれば入居するというのがよいかなとおもいます。

お礼

２つの方法があるのですね。
大家さんに確認をとってから入居というのがいいと思いました。
回答ありがとうございました。