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天ぷらの衣と油

カテゴリーが科学かどうか迷ったのですが、こちらに来ました。 素朴な疑問です。 熱せられた油にほんの少量でも水を落としたら、大変なことになりますよね。 でも不思議なことに水分を大量に含んだ、天ぷらの衣。 小麦粉を水で解いて熱せられた油に入れても何故ハネないのでしょう。 あんなに大量の水分を含んでいるのに、です。 小麦粉は砂糖などとは違って、水には溶けませんで水で溶解(言葉はこれででいいのでしょうか?)されているわけですが、小麦粉が水を包み込んでいるからハネない…でしょうか?

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noname#21649
noname#21649
回答No.1

これは.かたよりと部分的温度が関係しています。 中に水を入れた場合には原則として丸くなります。表面積が最小になります。 温度が低い状態で柔らかいときこむきこをゆっくりいれて.そこの温度が低い部分にためて.急激に過熱・拡販してつくるのが.狸うどんそば用てんかすです(過去に回答しています)。温度が低ければこの入れた直後のようにとびちりません。 丸くならない「てんぷら」の場合には表面積が大きいのでなかなか内部まで熱が伝わりません。 次に.気体は熱の通りが悪く断熱材になります。 熱が水までたどり着かなければ.蒸発しませんから.飛び散りません。この「気体」の部分が.「パン粉などのころも」の部分です。ころもから最初に水蒸気がでても水蒸気が衣のぶぶんにとどまっていればいつまでたっても熱が伝わりません。 てんぷらを揚げるときに「ゆっくりいれる」ことが必要なのは.衣の下の部分に水蒸気がたまって.断熱するようにしているためです。 最後に.水の移動。 水を入れた場合には中は水100%です。一方.ころもがあると.へこんでいる部分には.水蒸気ができて断熱されます。とがっている部分だけ加熱されます(ごぼうとかにんじんの極端に細く切ったものをあげると先端が褐色に変化し短歌が始まっている)。このとがっている部分に.内部から水が移動して.蒸発します。 >素朴な疑問です。 なんてもんではないです。動的熱流でぶしつ移動に伴ってでん熱係数が大きく変化する.かなり高度な問題です。

takarajun
質問者

お礼

お答え、有難うございます。 衣に囲まれた水分がゆっくりと蒸発するから飛び散らない、と考えていいわけですね。 衣が断熱材のような働きをして。

その他の回答 (1)

noname#21649
noname#21649
回答No.2

>衣 と.衣から穏やかに蒸発した水蒸気 >が断熱材のような働きをして。 とするならば.ご指摘の通り。

takarajun
質問者

お礼

再度のお答え、有難うございます。 よく解りました。

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