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立ち退きのことについて
道路拡張などで民家を立ち退きさせるのはよくある話ですが、そこに住んでる人たちへの始めの立ち退き通告は工事着工のだいたい何年くらい前にされるものなんですか? また、古い家・新しい家では立退き料が結構変わると言いますが、結局引越し代などを引くと住民にとっては金銭的にプラスになる場合とマイナスになる場合どちらの方が多いのでしょうか? 専門的な方、解答よろしくお願いいたします。
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>立ち退き通告は工事着工のだいたい何年くらい前にされるものなんですか? 工事の規模や緊急度などによって、計画決定から工事着工までの期間に差があるので、一般的に何年とは言えないと思います。役所の仕事はすべて予算によって動いています。用地取得費も年度ごとに予算化されるので、その年度に執行できる予算には限りがあります。立ち退き戸数が多ければ、単年度ですべての住民に対して補償金を支払うだけの予算が確保できず、用地取得に何年もかかる場合があります。最近は特に役所の財政状況も悪化していて、事業の優先度なども考慮され予算確保が厳しい状況で、結果的に計画決定から工事着工までが長期化する傾向があるようです。 >結局引越し代などを引くと住民にとっては金銭的にプラスになる場合とマイナスになる場合どちらの方が多いのでしょうか? 支払われる補償金の中身は、土地代+移転に必要な費用のすべてで、引越代も含まれています。ただし、実際にかかった費用ではなく一般的な金額で積算されているので、使い方次第でプラスにもマイナスにもなる可能性があるということになります。自己資金をプラスしてそれまでよりも大きな家を建てることもできるし、補償金の使い道は自由です。同じような生活レベルで一般的な移転をすれば、プラスマイナスゼロになるという考え方です。
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- tanuyama
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工事の進捗度にもよりますが、工事の段階で更地になっていなければなりませんので、それが履行できるような契約をします。一番的な住宅の場合、例として土地60坪で木造2階建て建坪100平方メートル程度の家だとしますと、着工前1年から6ヶ月には契約できていないとダメです。従って立ち退き戸数が多いと2年も3年も前に行うこともあります。 新しい家は当然残存価値が高く、古い家は残存価値は少なくなりますので補償金額は変わってきます。移転料(引っ越し代)も家財の容積、引っ越し先への距離によって変わってきます。 住民にとって金銭的にプラスかマイナスかと聞かれれば、ケースバイケースとしか答えようがありません。それぞれの生活があり、それぞれの生活様式がありますので。 総括的に言うと、マイナスでしようね。住み慣れた土地と家を失い、培ってきた隣近所のコミュニティーに失うのですから。